家族葬は参列して良いの?通常葬儀との違いが分かる7つのポイント


古来の日本の風習として「葬儀」と言うものは、故人が生前過ごした自宅で近所の住民が当番をしながら参列者の面倒を見たものです。

故人が生前に関わった多くの方々が弔問に来てくださいますので、「あー故人はこんなにもたくさんの人に愛されていたんだな」という思いと共に、多くの人に囲まれて故人は旅立つことが出来たのです。

ですが、最近ではそのような地域ぐるみの盛大な葬儀もなかなか見られなくなってきました。時代の流れ共に葬儀も簡略化されてきて、近年増加しているのが「家族葬」です。

では、今回は「家族葬」にスポットをあててお話ししていこうと思います。根本的な疑問ですが、家族葬は家族以外も参列しても良いのでしょうか?また、通常の葬儀とはどんなことが違うのでしょうか?

今回は、「家族葬は参列して良いの?通常葬儀との違いが分かる7つのポイント」と題して、お話を進めていきましょう。

 

家族葬は参列して良いの?
通常葬儀との違いが分かる7つのポイント

 

どこまで参列していいの?

家族葬と通常葬儀の大きな違いは、参列出来る人の数だと思います。家族葬とは、故人の家族だけで行う葬式のことです。皆さん大体何人くらいのイメージをしていますか?

沢山の方に同じような質問をするのですが大抵皆さん「親族でしょ?20人~30人くらいかしら?」とおっしゃります。いえいえ、それでは通常葬儀になってしまいます。

家族葬でいう家族の定義は、皆さんが思っているよりもとずっと狭いのです。家族葬は、5人~10人で執り行う葬儀の事を言うのです。

例えば、もし私の母が亡くなったとします。その状況で家族葬を行った場合、母の姉(つまり私にとっては叔母)は、葬儀に参列出来ないことになるのです。

結構身近な親戚ですが、家族葬となると、世帯としての家族のみとなりますので参列出来ないのです。ここで起きる問題点については、後程ご紹介しますね。

 

通常葬儀と家族葬の費用の違い

家族葬になさる方の理由の一つに、「葬儀にかかる費用」が挙げられます。家族葬は、家族のみで行いますので費用は大体い50万~70万円ほどで済むと言われています。

ですが、通常葬儀になると100万円を超すことなどざらにあります。なぜなら、参列者に対してへのお金もかかってくるからです。具体的には、仕出し弁当・マイクロバスにかかるお金香典返しなど実に細かなお金がかかるのです。

ですから、通常葬儀にした場合は「葬儀が終わってみたら、予算オーバーだった」なんてことが多々あります。ですから、あくまでも「予算面だけ」で考えると家族葬の方良いと思います。

 

香典について

香典については、通常葬儀であればありがたく頂きましょう。ですが、家族葬の場合はもちろん香典は発生しません。けれど、ご近所の方や生前の故人と親しかった方から「せめて香典だけでも・・・」と言われることもあるでしょう。

ここが、家族葬の難しいところですよね~。一旦家族葬と決めてしまった以上は、香典を頂かない方向で最後まで通すという方もたくさんいらっしゃいます。

けれど「せっかくのお気持ちだから、どうしたら良いのかわからない」という相談も多く見られます。香典は、貰いっぱなしにしないのがルールです。このような、香典返しの手間を考えて「家族葬」になさる方もいらっしゃいます。

 

家族葬は通常葬儀よりも個人と過ごす時間がとれる

通常葬儀の場合、正直最愛の方を亡くされた悲しみに浸っている時間はありません。特に家族の方は、葬儀社との打ち合わせや仕出しの手配、参列者への対応など忙しくなってしまうと思います。

それに比べて家族葬は、故人との最後の時間を大切にしたい、家族一緒に過ごしたいという方には、すごく良い葬儀形態となっています。

他の人に気を遣うことなく、ゆったりとした時間を過ごせますので、家族みんなで故人を囲んで思い出話に浸るのも素敵な時間ですよね!

 

家族葬は、親戚にきちんと説明しなければいけない

1つ目の項目でもお話ししましたが、家族葬が通常葬儀と大きく違う点は、やはり参列者が限られるという点です。

最後の時間を家族水いらずで過ごせるというメリットはあるものの、親族の中には葬儀に参列出来ないことに対して不満を抱く親族の方もいるでしょう。

家族葬をする場合は、「葬儀に行きたいのに、参列させてくれないんだ!」揉め事が起こることもあります。ですから、きちんと家族葬にするご家族の方の思いを伝えて、親族の方に納得してもらうべきだと思います。

実際にこのようなトラブルは多発していますので、そのようなトラブルが起こるのだったら通常葬儀という形を取っておいた方が、あとあと楽なのかもしれないとも思います。さぁ、皆さんはどう思われますか?

 

家族葬は、故人の思いを反映しやすい

「自分の葬儀で大人しい音楽は嫌だわ。青春時代に大好だったアイドルの歌をかけてほしい」「大好きなバラの花で会場を埋めてほしい」など、故人が生前に私たちに告げた希望を叶えやすいのは、家族葬です。

特に、地方に行けばいくほど葬儀に対する取り決めは色々とあるようなので、通常葬儀だとなかなか故人の思いが反映されにくい場合があります。だけど、家族葬なら家族全員で故人の最後の願いを叶えてあげることができます。

私だったらどうしようかなぁ?とちょっと考えてみましたが、まるでお正月に家族が集まったようなアットホームな雰囲気の中で、大好きなひまわりと良い香りのする空間で安らかに過ごしたいなぁって思いました。明るく最期を迎えるって、何だか素敵ですよね。

 

家族の体力的な負担が少ない

通常葬儀を執り行うとはっきり言って、終わるころには疲れ切っていると思います。沢山の参列客の方のお相手や、食事の準備、香典のチェックなど本当にやることがたくさんあるのです。

ですから、大切な方との最後の時間をゆっくりと過ごすという事など出来ずに、心身ともにクタクタになってしまっていることが多いです。

ただでさえ、大切な方がお亡くなりになられて精神的に辛い状況なのに、身体的にもボロボロになってしまっては大変です。

通常の葬儀を行わないといけないという決まりはどこにもありません。近年、家族形態の変化によって家族葬は増えていますし、皆さんの状況にあった葬儀形態を選ぶべきです。

 

いかがでしたでしょうか。

以上、家族葬は参列して良いの?通常葬儀との違いが分かる7つのポイントをご紹介致しました。もし突然大切な人が目の前からいなくなってしまったら・・・なかなか葬儀のことについて冷静に考えることは出来ないかもしれません。

最近では、「終活」「エンディングノート」という言葉が話題になっていますが、自分の最期の時のことを考える時間って大切なのかもしれませんね。自分自身を見つめなおす時間にもなりますし、残された家族のためにもなるのです。

どの葬儀形態にするかを考える前に、きちんと家族葬、通常葬儀のメリット・デメリット・違いをきちんと理解しておくことがとても大事だと思います。

最後まで、この記事を読んで頂きありがとうございました。この記事をきっかけに、皆さんが少しでもご自分やご家族の最期の素晴らしい時間についてお考えになってはいかがでしょうか?

 

まとめ

家族葬は参列して良いの?通常葬儀との違いが分かる7つのポイント

・どこまで参列していいの?
・通常葬儀と家族葬の費用の違い
・香典について
・家族葬は通常葬儀よりも個人と過ごす時間がとれる
・家族葬は、親戚にきちんと説明しなければいけない
・家族葬は、故人の思いを反映しやすい
・家族の体力的な負担が少ない


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