乾杯の挨拶が結婚式を左右する!ビシッと決めるスピーチ法

乾杯の挨拶が結婚式を左右する!ビシッと決めるスピーチ法
乾杯の挨拶は、結婚式のひとつのハイライトでもありますよね。この挨拶が決まらないと、その後の進行にもなんとなく嫌な感じの影響を及ぼしてしまいます…なんて言ったら、指名された方はますます緊張してしまうでしょうか。

しかし乾杯の挨拶は、結婚式においておおよその構成が決まっているものです。また面白おかしくエピソードを伝える必要もなく、むしろ短い言葉で祝福の気持ちを表すことができれば良いのですから、準備さえしておけば何ら恐れることはありません。

そこで今回は、乾杯の挨拶を結婚式でビシッと、素敵に決めるための方法をお伝えいたします。礼のタイミングやスピーチに盛り込んではいけない言葉などにも触れますので、ぜひ参考になさってください。

これだけは守りたい「乾杯の挨拶」のルール

まずは乾杯の挨拶を、結婚式ではどのように進めたら良いかを把握する必要があります。「これだけは守りたい」というルールを下記にまとめました。

①「挨拶の基本構成」を捉えること

乾杯の挨拶は、結婚式において以下のような構成になっています。

1.簡単な自己紹介

2.年長者や他のゲストを差し置き、自分が乾杯の音頭を取ることについての「僭越の意」を示す

3.新郎新婦や両家へのお祝いの言葉

4.はなむけの言葉

5.乾杯の音頭

※詳しくは後で例文を示します。

② 乾杯の挨拶は簡潔に短くすること

乾杯の挨拶の際には、新郎新婦や両家の親族、そしてゲスト全員がグラスを手にする状況となります。挨拶の目安は1~2分、字数では300字前後ほどにし、簡潔に短くすることを心がけます。

③ 乾杯のタイミングをわかりやすくすること

乾杯の音頭はいきなり「乾杯!」とするのではなく「それではご唱和ください」などの前置きをしてから発声するようにします。この時に全員にグラスが行き渡っているかどうか、さっと確認することも大切です。

 

乾杯の挨拶の例文

ここでは前の項でお伝えした基本構成を踏まえた、乾杯の挨拶を結婚式で行うための例文をお伝えします。司会者からの紹介を受けてからスタートする構成となっています。

1.簡単な自己紹介

「ただ今ご紹介に預かりました、新郎の職場の上司にあたります、〇〇と申します」

2.僭越の意

「甚だ僭越ではございますが、ご指名いただきましたので乾杯の音頭を取らせていただきます」

3.お祝いの言葉

「〇〇くん、〇〇さん、本日はおめでとうございます。ご両家並びにご親族の皆様にも合わせてお祝いを申し上げます。このような盛大な宴にお招きいただき誠にありがとうございます」

4.はなむけの言葉

「〇〇くんと〇〇さんは晴れてご夫婦となられました。これからは二人で手を取り合い、温かな家庭を築いてください」

5.乾杯の音頭

「それでは皆様、ご唱和をお願いいたします。新郎新婦の末永いお幸せをお祈りいたしまして、乾杯!」

 

乾杯の挨拶の際の「礼」のタイミング

乾杯の挨拶は結婚式においては以上のようになりますが、スピーチだけではなく態度や姿勢もとても大切です。特に礼をするタイミングは慣れないことでやや難しい点もありますが、ぜひ覚えてくださいね。

・司会者が紹介を始めた時点→着席したまま軽く一礼

・紹介が終わったところ→立ち上がり、その場で軽く一礼

※この後ゆっくりとマイクの前まで移動し、スタッフがマイクの高さの調整を終えるまで待つ

・挨拶を始める直前→マイクの前で新郎新婦に一礼し、会場全体に対しても一礼

・乾杯の音頭の後→会場が拍手に包まれている時に一礼

・自分の席に戻る→着席する前に軽く一礼

なお、背筋を伸ばした良い姿勢で、ひとつひとつの動作を丁寧に行うと落ち着いた印象を与えます。

 

挨拶に盛り込んではならない話題や言葉

乾杯の挨拶は結婚式でのことですので、やはり「おめでたくないこと」は口にしてはなりません。以下にまとめてみました。

・新郎新婦をけなすような発言はしないこと

・新郎新婦の過去の交際相手や失敗などについて触れないこと

・政治や宗教などの話、職場の紹介や個人の自慢話などはしないこと

・忌み言葉を使わないこと→「別れる」「終わる」「死ぬ」「切れる」など

・重ね言葉を使わないこと→「ますます」「たびたび」「重ね重ね」など

原稿が出来たら、必ず読み上げて話題や言葉のチェックをするようにしましょう。

 

以上、乾杯の挨拶についてお伝えしました。

結婚式において乾杯の挨拶を指名されるということは、新郎新婦に信頼されているという嬉しいことでもあるので、ぜひ「自分には荷が重い」とは思わず、快く引き受けましょう。ここでお伝えしたことを踏まえて挨拶文を考えてチェックをし、挨拶の際の姿勢等にも気を配ってください。可能であれば予行練習を行っておくと、安心して当日を迎えることができるでしょう。

なお、挨拶の際にはなるべくまっすぐ前を見て、明るくハキハキと心持ち口角を上げ、落ち着いて話すようにします。うつむいておらず口角が上がっていれば、自然と声が明るく通るようになります。早口やボソボソしたこもった声はあまり良い印象を与えません。

これらを守れば乾杯の挨拶が、きっと結婚式に花を添えることになるはずです。


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