結婚式の乾杯の挨拶、一生心に残る感動的な9つの例文

結婚式に招待されるのはとっても嬉しい事ですよね。でも頂いた招待状に付箋が入っていて「当日は乾杯の挨拶をお願いします」と書いてあったら?!乾杯の挨拶という大役は責任重大!いったいどんな挨拶をすればいいのでしょう。

結婚式での乾杯の挨拶は、これから楽しい宴が始まる重要な役割、出来れば失敗せず、心に残せる挨拶をしたいものです。自分で考えられるのが一番ですが、なかなか思いつかないと緊張が更に増してしまうものです。

そんな結婚式での乾杯の挨拶で絶対失敗しない、一生心に残る感動的な挨拶のヒントになる例文を9つお教えしましょう。

 

結婚式の乾杯の挨拶、
一生心に残る感動的な9つの例文

 

その1:みんなで一緒にハッピーになる挨拶

「実は私も今年結婚式を行う予定でいますので、新郎新婦の結婚式が本当に自分のことのように思えています。本当におめでとうございます!!」

自分のエピソードを少し盛り込んで、自分自身が本当に嬉しいんだということを伝えます。気持ちがこもった乾杯の挨拶は、相手にちゃんと気持ちが伝わるものです。

 

その2:エピソードを盛り込んだ乾杯の挨拶

「学生の頃からずっと2人でいつも一緒にいた新婦が、今は高砂の前に新郎と並んで座っていて、私の横にいないことが何だかとても不思議な感じです」

ずっと仲良くしていた友達の結婚を祝福するけれど少し寂しい気持ちが溢れて思わず涙が・・・。素直な気持ちをそのまま言葉にするだけでも、親友からの心の言葉は感動的です。

 

その3:厳しく指導してくれてた上司の言葉

「新郎は、日々仕事をすることで磨かれていく、本当に骨のある男です。叱咤することも多かったのですが、どんなに難しい仕事でも途中で投げ出さずにやりとげ、その度に成長して来ました。」

いつも厳しい言葉ばかりの上司から、初めて自分を褒めてくれた言葉を聞くと、さすがに嬉しい気持ちになりますね。毅然とした態度で新郎の仕事の様子や成長ぶりを話せば、結婚式のゲストも感動します。

 

その4:新婦を知る親友だからこそ言える言葉

「新婦は、昔からよくお母さんの手伝いって家事を主婦のようでした。小さな弟達の面倒をよくみていたのを覚えています。そんな芯の強い新婦ですから、きっと新郎との新しい家庭もきちんと支えて行けると思います。」

小さな頃に母親を亡くし、小さな主婦として頑張ってきた新婦のことをよくわかっている親友だからこそ言える言葉。おめでたい席では言えない沢山の苦労が背景にあるからこそ、親友の乾杯の挨拶の重みが伝わります。

 

その5:心からの「おめでとう」という言葉

しばらく沈黙があった後、「・・・おめでとう。」と一言。

飾り気のまったくない、ただ一言の「おめでとう」というストレートな言葉に、自分のおめでとうという気持ちを詰め込みましょう。

乾杯の挨拶は、上手に出来ればいいというものではありません。気持ちが伝わるように、伝える手法を考えることも大切なことなのです。

 

その6:感動してもらえる道筋を作って話す

「新郎は昔は本当にヤンチャで、悪いことをしては学校に両親が呼び出されていました。でも優等生だった新婦に出会い、認めてもらうために必死で努力し、希望の大学を卒業してあこがれの職業につけた今、やっと結婚することが出来ました。」

結婚式の乾杯のスピーチで、新郎のイメージがマイナスになるようなことを言うなんて!と思うかもしれませんが、人が気づき成長するプロセスに人は感動するものなのです。

これは新郎新婦をよく知る人だからこそ出来る方法ですが、感動的なスピーチになるはずです。

 

その7:おめでとうの逆から、お祝いの言葉

「・・・実は、この結婚には反対でした。というのも、新婦は本当に優しくておもいやりがあって。これからもずっと親友でいたいと思っていたのに、遠く海外に引っ越してしまうことになるなんて。でも離れていてもずっと親友でいて下さい。」

まさかの「結婚には反対でした」という言葉に、会場は思わず静まり返るかもしれません。でも、その言葉を大きく上回る離れがたいという思いの詰まったスピーチは、最初が「反対でした」というマイナスから始まる分、感動が高まります。

 

その8:素直にいいたい「忘れてしまいました」

「乾杯の挨拶をさせて頂くのですが、実は・・・緊張してしまい、何を話そうと思ったのか忘れてしまいました。ですから、心のままにご挨拶させて頂きたいと思います。」

実際、結婚式の乾杯の挨拶で、メモを読まずに自分の言葉で話をしたいと思っていたのに緊張してあんなに練習した内容がぽっかり忘れて出てこない、ということがあります。そんな時、しどろもどろになっては大変。自分が忘れてしまうことも想定して、このような挨拶も考えておきましょう。

 

その9:お祝いの言葉はことわざを使って伝える

「ことわざに『一日の繰り返しが習慣を創る。習慣が生活を創る。そして生活が人生を創る。』というものがあります。これは、単調と思えるかもしれませんが、日々を重ねることが素晴らしい人生を作ることにつながるというものです。」

日本には昔から伝わる素晴らしいことわざが沢山あります。そのことわざを使って乾杯の挨拶をするのもオススメです。自分が気に入っているもの、それのどこが好きなのかということも言い添えれば、自分らしい挨拶になります。

 

いかがでしたでしょうか。結婚式の乾杯の挨拶には、色々なお祝いを伝える方法がありますよね。

結婚式は、あなたの乾杯の挨拶だけで、いい結婚式になるかどうかが決まるわけではありません。でも、いい結婚式になるには、ひとつひとつのピースがそれぞれ素晴らしいものである積み重ねなのです。結婚式での乾杯の挨拶はその大切な大切な1ピースとなります。

自分らしい言葉で、思いを込めるのと同時に、一生心に残してもらえるような言葉を考えましょう。

 

まとめ

結婚式の乾杯の挨拶、一生心に残る感動的な9つの例文

その1:自分がなぜ嬉しい気持ちなのかを率直に伝える
その2:素直な気持ちを言葉にしてお祝いしましょう
その3:いつも厳しいからこそ引き立つお祝いの言葉
その4:新婦をよく知る親友だからこそ言える気持ち
その5:本当に本当に心の底からの「おめでとう」
その6:感動とは、作ってきた筋道の先にあるもの
その7:結婚に反対という言葉からおめでとうの言葉へ
その8:緊張で言葉を忘れてしまうことも想定内として
その9:日本の素晴らしいことわざをお祝いの言葉に


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