披露宴の服装は、その時々の立場やスタイルによって、それぞれ違います。それは二次会でも同じことが言えますね。ほとんどの人々が披露宴の服装のまま二次会へ突入しますが、ほんのちょっとのアイテムで、場の雰囲気に柔軟に対応できたら、格好良いのではないでしょうか。
披露宴の服装は、一般的に華やかなものが好まれます。おおくのケースで挙式から披露宴にそのまま流れますから、着物などのフォーマルなスタイルで出席しているケースも多いでしょう。一方二次会は、披露宴の服装と違い礼装でなくてもかまいません。ただしカジュアルながらも、お祝いの席にふさわしい装いを心がける必要があります。
披露宴からそのまま二次会に参加する場合でも、せっかくのイベントですので、装いに変化をつけたいものです。そうはいっても着替える時間や場所がないこともありますよね。そこで本記事では、披露宴の服装のまま二次会へ流れる時でも、それとなく簡単にイメチェンができる裏技をお伝えします。
披露宴の服装を二次会でイメチェン?
簡単7つの変身術
羽織もので変化をつけよう
披露宴の服装のまま二次会に参加する場合、おすすめなのはやはりドレスです。シルクなどの光沢のあるものをチョイスしておけば、羽織もので二次会仕様に変更することが可能です。昼間の披露宴の服装は、肩がでるような露出の高いドレスを避けることは必須です。控えめなストールやボレロで肌を隠します。
・披露宴で羽織っていたものを二次会で脱いで肌を少し露出するだけでも、十分変化をつけることができます。
さらに華やかさを演出するために、ラメの入ったボレロやストールを羽織ってもよいでしょう。また毛皮は殺生をイメージするため披露宴の服装としてはNGとされていますが、この素材を組み合わせるとカジュアルダウンできるので二次会ではOKです。
ファーのボレロを組み合わせることでカジュアルダウンすることができます。ただしゴージャスすぎず、上品に見えるものを選ぶようにしましょう。
アクセサリーで表情を変えよう
二次会では披露宴の服装としては不向きな、大ぶりのアクセサリーや、きらびやかなジュエリーも着用可能です。
そこで・・・
・披露宴では、パールのネックレスやピアスで抑えておく。
・二次会では、大ぶりのアクセサリーや華やかなジュエリーにチェンジする。という方法もあります。
初めの項目のチェンジアイデアをプラスして、披露宴の服装はストールやボレロで肌の露出を抑え、二次会ではそれらを脱いで華やかなアクセサリーで変化をつけると、一層華やぎます。披露宴の服装がパンツスーツだったなら、二次会ではジャケットを脱ぎ、アクセサリーで変化をつけるだけで、違った印象を演出することができます。
・大粒のゴージャスなものやロングタイプなど、存在感のあるアクセサリーがおすすめです。
ネックレスやピアスだけではなく、ベルトをチェンジしても雰囲気は変わってきます。ラインストーンやチェーンなどのベルトに変えたり、スカーフをベルト代わりにするなど華やかさをプラスして印象を変えてみましょう。
アクセサリーは手軽に持ち運びができるので、雰囲気を変えるには最適です。
足元から雰囲気を変えてみよう
披露宴の服装は、一般的にベージュ系のナチュラルなストッキングと、ヒール5㎝以上のパンプスが基本です。
・披露宴の服装のまま二次会へ流れる時には、足元のおしゃれも楽しんでみましょう。
披露宴ではNGとされている黒タイツやカラータイツ、網タイツなどにチェンジすると、イメージも意外と変わります。カジュアルなサンダル、かかとの見えるミュールなども披露宴では控えるべきですが、二次会では問題ありません。
ただし二次会の場所によってはふさわしくない場合もありますので、事前に確認することが大切です。またいくらカジュアルな二次会と言っても素足は厳禁です。基本のマナーを抑えて、おしゃれを楽しみましょう。
ヘアスタイルの変化でイメチェンしよう
挙式や披露宴では、きちんと感のあるアップスタイルがベストです。
そこで・・・
・二次会ではカジュアル感をアップして、ダウンスタイルやハーフアップスタイルも一案です。
ただしルーズ感やラフ感を出しすぎないようにすることが大切でしょう。お辞儀をした時に落ちてきそうな髪はピンやカチューシャで止めるなど工夫をしてマナーを守ったヘアスタイルにしましょう。
美容院でヘアセットを頼んだケースなど、自分ではヘアチェンジしにくい場合もあるでしょう。そんな時はヘアアクセサリーが役立ちます。カラフルな花やキラキラしたラインストーンなどを使った大降りなヘッドアクセサリーや、ラメなどを使用したターバンなどもイメージがガラッと変わるアイテムです。
ここでの注意事項は、ヘッドアクセサリーに花を使う場合、花嫁の色である白や喪を連想させる黒は避けること。もちろん、新婦より目立たないようにすることも重要です。
少しカジュアルなバッグで華やかさを演出しよう
派手な色や光り感のある素材のバッグ、ビーズやスパンコールなどの光る素材で、華やかさプラスしてみます。華やかな素材の大降りなクラッチバッグは、実は腕を華奢に見せてくれる優れ物でもあります。
メイク道具や着替えなどを持つならサブバッグも用意しておきましょう。二次会ではクロークがない場合もあります。そのためサブバッグもおしゃれに決めたいものですね。
サブバッグとして好ましくないのは、ショップの紙袋やブランドの大きなロゴの入ったもの、その他リュックなどカジュアルすぎるバックも挙げられます。また大きすぎるバッグを持ち込むのもNGです。
ジャケットをカーディガンに変えてカジュアルダウンしよう
スカートスタイルが苦手で、披露宴の服装がパンツスーツと言う女性も多くなりました。そんな時、二次会までそのまま参加するならば・・・。
・かっちりしたイメージのあるジャケットを、カーディガンにチェンジして柔らかい印象にしましょう。
黒やグレーのスーツを選んだ場合は赤やオレンジなど明るい色を選べば、華やかさを演出することができます。さらにビーズやスパンコールなどがあしらってあるものや、ラメなど光る素材のものでも華やかさがアップします。
カーディガンならかさばらないですし、冷房などで肌寒い時にも重宝するのでひとつ持っておくだけでイメージチェンジや防寒対策など幅広く使うことができます。
メイクで華やかさを演出しよう
披露宴では見逃せない演出もあるので、なかなかメイク直しに席を外すことができないため、化粧崩れ対策が必要です。
披露宴の服装に合わせて、華やかなドレスに負けない、ラメや色味のある化粧が多い傾向がありますが、二次会に参加する前に、さらに華やかなメイクにチェンジしちゃいましょう。特に目元は重要です。
・二次会ではつけまつげをつけたり、普段使わないカラーのアイシャドーでイメージを変えてみましょう。
また二次会の会場は披露宴会場より照明が暗いことも多いので、ハイライトを使用して立体感のあるメイクに仕上げましょう。また胸元が開いているドレスを披露宴の服装にチョイスする女性も多いですよね。
・二次会では、デコルテにもラメの入ったボディーパウダーをつけるのもおすすめ。
ヘアスタイルやドレスの色などに合わせた色味で、普段より華やかなメイクで新郎新婦をお祝いしましょう。
いかがでしょうか。二次会は披露宴の服装と違い、友人関係が中心になるため、カジュアルダウンしたスタイルで参加することが多くなります。披露宴の服装のまま二次会に参加すると、どうしてもフォーマル感が強いため、お伝えしたこれらの方法で手軽にカジュアルダウンしてみてはいかがでしょうか。
大人の女性として最低限のルールを守らなければなりません。そのため挙式や披露宴の服装となると、フォーマルなものを選ぶ必要がありますね。その点二次会では会場に華を添え、その場を楽しみ祝福することが重要です。
アクセサリーやヘアアレンジ、ストールなどで華やかに決めて、おしゃれをより楽しむのも格好良いですね。一方で、堅苦しいフォーマルな披露宴の服装を、カジュアルテイストにチェンジするのも、ありでしょう。
しかし披露宴も二次会も新郎新婦が主役です。主役の二人より目立ってはいけませんが、特に女性は会場を華やかにする役割もありますので、花嫁を引き立てつつも、華やかな服装を選ぶようにしましょう。
まとめ
披露宴から二次会へ流れる前に、イメチェンできる7つの裏技
・ストールやボレロを脱いで、肌を露出して華やかさアップ!
・披露宴では付けにくい、大ぶりなアクセサリーで印象強く
・靴やストッキングの色や柄を、思い切り変えてみる
・アップスタイルのヘアを、ダウンにしてカジュアルに
・バックをカジュアルダウン!サブバックもおしゃれに決める
・パンツスーツ派なら、ジャケットをカーディガンに変える
・メイクをさらに華やかにしてチェンジ!デコルテもメイク!