初めてのグアム!旅先でスマートにチップを渡す5つのコツ


グアムやサイパン、ハワイは人気の旅行先ですが、チップを支払うという文化に戸惑った日本人はとても多いですよね。特に日本との時差も小さく、適度に近代化されたシティービーチという雰囲気のグアムは、初めての海外旅行先にはもってこいですが、「チップの払い方が分からない」という不安を抱えたままでは、折角の旅行も楽しめないことでしょう。

そこで今回は、初めてのグアム!旅先でスマートにチップを渡す5つのコツをお伝えします。グアムでのチップの相場や渡し方のマナー、渡すタイミング等5つのポイントに絞りました。この記事を読んで、是非ともグアムではチップの心配をすることなく、初めての海外旅行を思いっきり満喫しましょう。

 

初めてのグアム!
旅先でスマートにチップを渡す5つのコツ

 

グアムのチップ相場

グアムのチップ相場も、チップ文化のある諸国と同様に、受けたサービスによって適正額が異なります食事の場合、予めサービス料金込みで提供されるレストランもありますが、レシートにサービスチャージ(SC)の表記が無い場合は、食事代金の10~15%を支払うのが一般的です。ランチに20ドルかかったなら、チップは2~3ドルということですね。

タクシーを利用する際も、大体10~15%と考えておけばよいですが、大きな荷物をトランクに入れてもらう等のサービスを受けた場合は、荷物1個につき1ドル追加で渡しましょう。市内観光の貸切りハイヤーの場合、5~10ドルの支払いが相場です。

このような相場は、観光ガイドにも記載されていることが多いので、その場で慌てないためにも、グアムで利用する可能性があるサービスとチップの相場を予め調べておき、スムーズに渡せるとかっこよいですね。

 

チップの渡し方

海外ドラマを見ていると、チップ文化のある国の方はさりげなく渡すのが上手ですよね。一方、私たち日本人にはチップ文化がありませんので、不恰好になるのは至極当然のことです。とはいえ、初めてのグアム旅行でチップをスマートに渡すことができたらかっこ良いですよね。

まず、基本的なマナーとして、チップはお札を使います。間違ってもコインで渡してはいけません。コインはマナー違反です。そして、サービスを提供してくれた人へのお礼として、「折りたたんだ状態」で手渡しします。貰う側は慣れていますので、仰々しく渡さなくても、さっと受け取ってもらえます。「Thank you」と伝えるのを忘れないようにしましょう

直接渡すことができない場合は、それとわかるようにして置いておきますベッドメイキングをしてくれるホテルスタッフへは、枕元に1~2ドル置いておくと良いでしょう。

 

チップを渡すタイミング

お店やタクシーなどサービスが完了するまでトータルの金額が分からないという場合は、お店を出る時、タクシーを降りる時にチップ分を追加して渡します。一方、荷物やルームサービスを運んでもらうといった、その場で完結するサービスを受けた場合は、サービスしてくれた当人へその場で手渡しします

食事の時、テーブル会計が可能であればテーブルにチップを含めた合計額を置いて席を立ちますCan I pay on the table ?と聞いてみましょう。

 

クレジットカードを使った支払方法

日本では、カードを店員がスキャンし、表示額と請求額を確認したらサインをして終了ですよね。グアムでも基本同じですが、チップ分のサービス料金が含まれている場合があるため日本よりもしっかりとレシートを確認しましょう。そして、問題なければサインします。

レシートに%service chrgや %gratuityと書かれていたら、その%分のサービス料=チップがすでに会計に合算されていることを示します。グアムでは特にチップに慣れていない観光客も多いため、チップをすでに含めた金額を請求し「支払忘れ」が生じないようにという対応ですね。

レシートにサービス料の記載がない場合は、カードで支払う旨を伝えたのち、レシートに記載分の金額の必要%分のチップを現金で伝票に挟み、店員に渡します

全てをカードで支払いたい場合は、伝票にTipという項目を作り、そこに必要額(可能であれば支払額の合計に端数がでないようにして)を書き込んで店員に渡します。すると、チップ分を合算した金額の引き落とし処理がなされるという仕組みです。

 

チップであることをわかるようにして手渡そう

グアムでは観光客が多いためかチップの支払いをしない観光客というのも一定数いるようです。ですから、「これはチップです」とわかるように手渡すと、「この日本人はちゃんとチップをはらってくれるのだ」と好印象も持ってもらえますね。

他にも、ベッドメイキングをしてくれるスタッフへは、日本らしいイラストや、海外で人気のあるキャラクター物のぽち袋に「TIP」と表記して枕元へ入れておけば、そのちょっとした気遣いと遊び心を喜んでもらえるかもしれません。折角海外に来たのですから、現地の方に「あの日本人観光客は素敵だった」と思ってもらいたいですよね。

 

いかがでしたか。気負いしてしまいがちなチップの支払いも、労働に対する正当な感謝のしるしとして渡すと考えれば、そのタイミングも計れてきそうですよね。通常非課税前の額から算出するチップの計算も、グアムには消費税が無いので計算がとても簡単ですし、多くのお店では予めチップ込の金額を請求してくれています

「あのお店でコーヒー1杯だけ飲みたいのだけどチップがわからないから入店できない」、と嘆く前に、折角なので入店してみましょう。そして現地の味、現地の空気、現地の人々に触れて、日本とは違う様々なものを感じてみるのも海外旅行の醍醐味です。さあ、初めてのグアム旅行、是非チップ文化に気後れせず、楽しんでくださいね。

まとめ

初めてのグアムでスマートにチップを渡すには

・チップの相場は受けるサービスに準ずる。事前にチェックを
・チップはお札で。コインは不可
・その場で発生したサービスにはその場で渡す
・クレジットカード支払いでは別途チップを用意するかチップ分を合算して決済
・チップと明言して渡すと好印象をもたれやすい


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