ご祝儀袋のマナー☆基本的な書き方から入れ方まで

ご祝儀袋のマナー☆基本的な書き方から入れ方まで
ご祝儀袋の書き方なんて、ただ自分の名前を書くだけ……と思われがちですが、実際書くことになると、意外と記入する部分が多いように感じますよね。ご祝儀袋を買ってきたは良いが、書き方や包み方はどうすればいいの?と迷うことも多いものです。

お祝い金を贈るようなお祝い事は、結婚祝い、出産祝い、入学祝いなどなど、たくさん存在します。しかし、その全てが同じご祝儀袋を用いて、同じ書き方で良いのかというと、そうとは限らないのです。どのような袋でもいいと思ってご祝儀袋を購入したが、いざ書き方を調べたらこのお祝い事には使えないものだった……なんて事態になりかねません。

お祝い金を贈る場合「大事なのは金額で、ご祝儀袋や書き方は関係ない」なんて言う人もいますが、やっぱりマナーがあるならそれに従いたいという人が多いはず。そこで今回は、ご祝儀袋の書き方や入れ方、用意するべき袋のデザインなどについてお伝えします



 

ご祝儀袋のマナー☆
基本的な書き方から入れ方まで

 

用途によってご祝儀袋のデザインを使い分けよう


ご祝儀袋は、大まかに分けて水引の結んだ先が下を向いた「蝶結び」のものと、上を向いた「結び切り」のデザインに分けられます。この二つを、お祝い事によって使い分ける必要があることはよく知られていますよね。

入学祝いや出産祝いなど、何度あっても喜ばしいものは何度でも結べるという意味の「蝶結び」、結婚祝いや快気祝いなどの一度きりであるべきお祝いは、一度しか結べない「結び切り」を用います。これを間違えるとかなり失礼なので、急遽ご祝儀袋を用意することになったという場合も、ここだけは守るようにしましょう。

 

金額によって袋の装飾を変える場合もある


快気祝いや新築祝いなどはそう高額になることも少ないため、シンプルなご祝儀袋を用いることが多いですが、結婚祝いや出産祝いなどは、大きな水引飾りが付いたものや、かわいらしい洋風のデザインのご祝儀袋を使うことも多いです。

結婚祝いの場合は、包む金額によって飾りの豪華さを変えるのがマナーです。高額なご祝儀をシンプルな袋に入れてもあまり問題はありませんが、マナー違反に該当するのはその逆のケースで、豪華な袋なのに中身が少ないのは相手に失礼とされています。今ではご祝儀袋の包装紙に「○○円~○○円向け」とガイドが書かれているので、それを参考にしましょう。

また、出産祝いはベビー用品のようなかわいらしいデザイン、入学祝いはお子様に直接渡す場合はファンシーなデザインのものが喜ばれる傾向にあります。

 

表袋の書き方


ご祝儀袋には表袋、中袋がありますが、まずはご祝儀袋の表袋の書き方からです。

まず、筆記用具ですが、これは毛筆や筆ペンがベストですが、どうしても上手に書けない場合は黒のフェルトペンでも構いません。ボールペンや万年筆などを使用するのは避けましょう

表書きは、水引の上部には結婚祝いの場合は「寿」、それ以外は「御入学祝」「御出産祝」と書きましょう。水引の下部には、あなたの名前を楷書で丁寧に書きます。個人の文字の上手さには差がありますが、下手な人でもゆっくり丁寧に書けば、相手に心が伝わるものです。

 

中袋の書き方


結婚祝いのご祝儀袋など、中袋もあるものの場合は、中袋の表面、中央部分に「金○萬円」と旧字体で書きましょう(一、二、三も壱、弐、参と書く)。裏面には、左側にあなたの住所と名前を書きます。最近のご祝儀袋は、書き方の説明書が添付されているものも多いので、それに従って書くと良いでしょう。

中袋の無いご祝儀袋もありますが、本来なら中袋は必要なものなので、白い無地の封筒や半紙、和紙などにお金を包んでご祝儀袋に入れた方がより丁寧です。

 

お金の入れ方


表袋、中袋に必要なことを書いてからお金を入れます。お金は新札を用意し、そして向きを揃えてお札の顔がある方を表にして中袋に入れましょう入れる向きは、顔がある方が上に来るようにします。

また、中袋の糊付けは、本来しなくても良いものですが、人に託さなければいけないなど、どうしても糊付けしたい場合はしても失礼には当たりません。そして、中袋を表袋で包んで準備は完了です。

ご祝儀袋の書き方だけマスターしても、入れ方がなっていないとちぐはぐで「この人マナーを知ってるの?知らないの?」と思われることになります。全てを包み終わるまで、気を抜かないようにしましょう。

 

 

いかがでしたか。ご祝儀袋の書き方や入れ方について、一般的なマナーをご説明しました。ご祝儀袋の書き方だけではなく、お祝い事には少し面倒な手順もありますが、せっかくのおめでたいことですから、完璧なものをお渡ししたいですよね。

ご祝儀袋を用意するのは面倒ではないけれど、書き方以前に字を書くのがへたくそで……という人でも、正しいご祝儀袋の書き方を踏まえて、ゆっくり心を込めて書けば、受け取る側に嫌な気持ちはさせないはずです。逆に考えると、丁寧さとマナーの順守を前面に出すことで、文字の下手さがカバーされるというメリットもあるのです。

ご祝儀袋のデザインは、今や様々なものが展開されていて、文具店や雑貨店には、見ているだけで楽しくなるものがたくさんあります。また、包装紙にご祝儀袋の書き方をガイドしている親切なものもあるので、手を伸ばしやすいですよね。

何か喜ばしいことがあったら、あなたの「おめでとう」の気持ちを、ご祝儀袋に託して相手に伝えてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

ご祝儀袋の基本的な書き方から入れ方までとは

・用途によってご祝儀袋のデザインを使い分けよう
・金額によって袋の装飾を変える場合もある
・表袋には、楷書で「寿」「御○○祝」と自分の名前を書こう
・中袋には、金額と自分の住所、名前を書こう
・お金の入れ方は、新札を用い、向きを揃えて入れよう