弔事での礼儀とは。訃報を受けたら尋ねたい7つの事項

弔事での礼儀とは。訃報を受けたら尋ねたい7つの事項

弔事は非常にマナーが重視される場面であり、場所であります。日本で弔事と言えば仏式で行われることがほとんどですが、そのマナーをきっちりと理解し、把握をしてますか?弔事の礼儀には、どれも意味があります

礼儀を重んじるためには、まず目的や理由とともに理解すると、体に入ってきます。弔辞の作法を学ぶ内に、誰しもが「香典の書き方」であったり、「焼香の仕方」や「服装」など、いろいろと弔事のマナーに関する疑問が出てくるはず。

今回は、訃報を受けたらまずは尋ねることを意識して、弔事での基礎マナーとその意味合いを解説します。普段、いつも日頃からある弔事ではないですが、突然起こることでもあります。

しっかりと理解しながら把握して、大人として恥ずかしくない作法を身に付けて下さい。



 

弔事での礼儀とは。
訃報を受けたら尋ねたい7つの事項

 

訃報を受けた時にご遺族に尋ねること


訃報を頂いたら、まずは落ち着いて下さい。電話口で取り乱したり、その理由を色々と尋ねたり…といった非常識なことは、できるだけお伺いしないように控えます。遺族の方も非常に取り込んでいる時ですので、相手の気持ちを思いやる気遣いは欠かせません。

【 弔事マナー:訃報を受けた時 】

■ お悔やみの言葉を伝えて、簡潔に通夜、葬儀・告別式の日時喪主、宗旨を確認します。

また、故人と親しい間柄なら遺族を助けて、他に伝えてほしい人などいないかなども尋ねてあげ、可能であれば引き受けるのも良いことです。

 

お悔やみの挨拶


弔事でのお悔やみの言葉は故人を悼み、遺族を慰め、労わるものであります。弔事で挨拶をする時は、病状や死因を聞くことは大変失礼にあたります。通夜、葬儀・告別式などでは「忌み言葉」を使わないようにすることも、最低限の礼儀です。

【 一般的なお悔やみの言葉 】

「このたびはご愁傷様でございます。謹んでお悔やみを申し上げます。」

「このたびは本当に残念でなりません。心からお悔やみを申し上げます。」

【 急死の場合のお悔やみの言葉 】

突然のことで信じられない思いです。心からお悔やみを申し上げます。」

思いがけないことで、言葉が見つかりません。謹んでお悔やみ申し上げます。」

【 長く患っていた場合のお悔やみの言葉 】

先日、お見舞いに伺いました時にはお元気そうにしていらっしゃったのに、残念でなりません。

ご家族の皆様には、さぞお力落としのことでございましよう。

心からお悔やみ申しあげます。」

「ご家族の方々の看病のかいなく、とても残念です。

ご家族の皆様、どうぞお力落としのございませんように。」

「忌み言葉」とは、不幸が続くことを連想させる言葉のことです。例として「重ね重ね、たびたび、またまた、重々、かえすがえす、次々」など言葉を重ねるのは「同じようなことを繰り返す」という意味になり、使ってはいけません

 

近親者はすぐに駆けつける


訃報の知らせを聞いた際には、近親者と自他ともに認める親友などはすぐに駆けつけます。覚悟していた場合でも、肉親の死のショックは非常に大きいものでありますし、遺族は葬儀の準備もあり、人手が必要です。

【 弔事で親近者が駆けつけた場合 】

■ お悔やみを述べたら、「そのつもりで来ましたので、何なりとお申しつけください」と手伝いを申し出ます。

女性の場合には、黒いエプロンなども持参します。

 

遠方の親族の不幸の場合


遠方の場合は、出来るだけ急いで駆け付けるようにします。

【 弔事で遠方から駆けつける場合 】

■ 必ず遺族に、到着日時をお知らせをして下さい。

・ また、遠方のために普段からお付き合いのない親族の訃報を受けた場合は、両親や親戚などに相談してから判断をします。

場合によっては弔事に出席したり、または弔電を届けたり、お悔やみの手紙を添えた香典などを郵送したりします。

 

友人・知人の弔問時期


友人・知人の場合は、故人や遺族との関係の度合いで弔事の対応が異なります。また、弔事では言動は控えめにして、服装は地味な平服とし、アクセサリー類は結婚指輪以外ははずし、女性は化粧も薄化粧にするのがマナーです。

【 故人と親しい関係の場合の弔事 】

■ 通夜に出席するなら葬儀・告別式にも出席します。

・ 香典は最初の弔問である通夜の席に持参し、葬儀・告別式の時には記帳だけで構いません

もしも、仕事の都合で葬儀・告別式に出席できない時には、通夜の席で遺族にお詫びをしておくようにして下さい。

【 故人とさほど親しくない場合の弔事 】

■ 弔問するのであれば、玄関先でお悔やみを述べる程度にとどめます。

・ あらためて通夜か告別式のどちらかに出席します。友人や会社関係者の親族、祖父母が他界された場合などは、告別式に出席するのがマナーです。

しかし、仕事などの都合で告別式に出席できない時は、通夜だけでも出席し、お悔やみを伝えた方が、遺族にも気持ちが伝わるものです。

 

故人との対面を勧められた場合


その前にまず、遺体との対面は遺族に勧められた場合のみ行うものです。遺族から勧められる前に、自分から故人との対面を求めるのは失礼になります。

【 故人との対面を進められた場合 】

■ 対面する時は、故人の顔あたりから、やや下がった位置に座って、故人に一礼します。

・ 遺族が顔を覆った白い布を取ってから、一礼してからお顔を拝見し、仏式の場合は合掌します。

「良いお顔をしていらっしゃいます。」「おだやかでまるで眠っておられるようですね。」などの労わりの言葉をかけるのも良いかもしれません。

■ 対面後は、故人と遺族に一礼をして下がります。

また、対面が辛いときには「今の私には…」「悲しさが増しますので…」と言って断っても大丈夫です。

 

やむをえない事情で通夜や葬儀に参列できない場合


本人が入院中や長期出張などで、どうしても動きが取れない場合もあります。

【 参列できない場合 】

■ 代理人を立てるか、葬儀の前日までに弔電を打つようにします。

・ また、初七日までにお悔やみの言葉を添えて香典を送るか、あらためて後日弔問に伺うのがマナーです。

 

弔事とは一般的にお悔やみごとのことです。弔事は人生でもっとも大切な儀式、と言っても過言ではありません。また万が一、慶事と弔事が重なった場合や仕事と重なった場合でも、弔事への参列は、何事よりも優先しなければならないものなのです。

弔事は慶事のように予定を立てることは出来ません。例えばですが、お焼香をする時などは前の人が、どういう進め方をするのだろうとじっと見てたり、思ったりしていませんか。

今では取り仕切っている葬儀屋さんによって、仏式でもいろいろあるために、事前に教えてくれたりして安心しますが…。弔事は故人を弔う気持ちが大切です。突然の訃報の際に、良くないマナーにならない様に気を付けて下さい。

弔事を含め冠婚葬祭日常生活ではあまり必要性はありませんが、いざというときには恥をかかないようにしたいものです。

 

まとめ

弔事でのマナー。訃報を受けたらまず尋ねたい7つの事項

・訃報の連絡時には、通夜、葬儀・告別式の日時と喪主、宗旨を確認
・お悔やみの挨拶では、その理由などは伺わず、忌み言葉にも注意
・近親者はすぐに駆けつけ、手伝いを申し出る。
・遠方の親族の不幸の場合、必ず遺族に、到着日時をお知らせ
・友人・知人は、故人や遺族との関係で弔事の対応が異なる
・故人との対面を勧められた場合は、その順序を守って
・参列出来ない時は、代理人を立てるか、葬儀の前日までに弔電を