ハワイではチップの習慣がありますよね。アメリカ合衆国であるハワイは、チップ(心づけ)の習慣があり、ハワイのようにチップの習慣のない日本人には、戸惑うことが多いです。
あなたにとって初めての滞在地である場合、ハワイのチップを「どんな時に渡せばいいのか」「チップの相場はどれくれいが妥当なのか」…、渡し方や金額相場など、色々悩むのは当然です。
ただ、ハワイのチップマナーがよくわからなくて、レストランで食事をしていても「支払いの時にチップをいくら払えばいいのか」などと考えてしまい、ゆっくりと食事の時間も楽しめないなんて、残念なこと!
事前に理解して、心おきなくハワイを楽しみたいですよね。そこで今回は、滞在中に困らないために、ハワイでのチップの相場や渡し方など、7つの場面でのマナーをお伝えします。スマートにハワイでチップを渡せるようなイロハを覚えて、もっと楽しく過ごしてください!
ハワイのチップの渡し方、
7つの場面のマナーと常識
タクシー、ハワイのチップの目安
移動手段の一つであるタクシー。ハワイでのチップ相場は「総額の15~20%」を支払うのが一般的です。乗車すると、料金メーターがどんどん上がっていきますが、慌てないでください。
【 ハワイのチップ:タクシー 】
★ 目的地に到着したら、総額に相場のチップを加えてドライバーに渡せば大丈夫!
・ ハワイではチップはサッと出せるように、1ドル札をポケットに忍ばせておくとスマートです。
基本を抑えて、タクシーでのチップはどうしたらいいか…、と二の足を踏まないようにしておきたいものです。
ホテルのドアマンやポーターには
ホテルでのハワイのチップはどのようになっているのでしょうか。相場は、ホテルのグレードにも寄りますが、「荷物一つにつき、1ドル」と考えれば問題ありません。
【 ハワイのチップ:ホテル 】
・ タクシーから降りて、荷物をフロントまで運んでくれる「ドアマン」
・ チェックイン後、荷物を部屋まで運んでくれる「ポーター」⇒ 荷物一つにつき、1ドルを目安に去り際に渡します。
ホテルのグレードによっては、一人で両方を担当しているところもあります。荷物を運んでもらったら、1ドル札を渡しつつ、お礼も言ってあげてください!
ホテルのハウスキーパーには
ハワイのチップ、ホテルではハウスキーパーへも忘れないでください。
【 ハワイのチップ:ハウスキーパー 】
★ 滞在中は、毎朝「ベッド1台につき、1~2ドル」を脇机などに置くのが一般的。
・ 部屋を散らかしてしまった時には、1ドルくらい上乗せしておくと心が伝わります。
また、かなり昔に「チップを枕の下に置く」というやり方がありましたが、現代ではベッドなどの脇机やテーブルなどに置くのがマナー。シーツを取り替えるときに、枕の下にあるチップを見落としてしまうこともあるので、注意してください。
レストランではグレードによりけり
レストランはファミレスでも、ハワイでは「チップの対象」となっています。驚くべきことですが、ハンバーガーショップでも、テーブルまで持ってきてくれるお店なら、チップの対象になります。
【 ハワイのチップ:レストラン 】
★ 相場ですが「普通のサービスのレストランでは15%」「高級レストランは20~25%」が目安です。
チップを渡すタイミングは、「食事がすんで、会計をする時」です。ハワイでは、会計はテーブルに座ったまま店員を呼び、会計をしたい旨を伝えます。伝票に書かれた合計代金に相場のチップを上乗せしてください。
バーやクラブでの、ハワイのチップ
バーやクラブでも、ハワイではチップが必要です。相場は「飲み物一杯で1ドル」。飲み物を注文する都度払うのが、ハワイでのチップの払い方。
【 ハワイのチップ:バーやクラブ 】
★ 渡し方は、お店に入って先にカウンターで飲み物を受け取ったら、チップをカウンターに置いておきます。
バレーパーキングを賢く使おう
バレーパーキングでのハワイのチップ相場はどうでしょうか。バレーパーキングとは、車の駐車をお任せできるサービスのことをいい、ハワイではホテルやレストランなどの玄関前に待機していて、お客さんの車を預かり、駐車場まで車を運ぶことをいいます。
主に、ホテル、レストラン、カフェや病院、カジノ、ショッピングモールなどで見かけることができて、不便な場所でも係員が車の出し入れを代行してくれる便利なサービスです。
【 ハワイのチップ、バレーパーキング 】
★ 相場は、車を預けるときに引換券を受け取り、車を出したいときに引換券と一緒に2ドルから5ドルです。
ハワイのサロンで綺麗になってみよう
ハワイのサロンに行きたいけれど、チップの相場は高いのでは?と思うかも知れません。
【 ハワイのチップ:サロン 】
★ チップの相場は、「15%~20%」と、レストランと同じ位の相場です。
・ ただし、お店によっては、チップが料金にすでに含まれている場合があるので、伝票を確認するようにしてください。
エステ、マッサージ、ネイルサロン、ヘアサロンなどがありますが、あなたが受けたサービスが良かったと思ったら、それに応じてチップも調整してみてください!
いかがでしたでしょうか。日本には馴染みの薄いチップのマナーについてお伝えしました。ハワイに滞在する前に、チップのノウハウを学んで、楽しいリゾートライフが送りたいものです。
コツは、1ドル札を多めに準備しておき、チップをさりげなく渡すこと。これさえ覚えておくと、迷わずスマートにチップを渡せることは間違いなし!良いサービスだと感じた場合には、少し上乗せすれば相手も喜びます。
また、ハワイでは仕事に誇りとプロ意識を持って、働いています。笑顔と感謝を忘れずにチップを渡すことも、大切なマナーのひとつ。
ハワイでチップの相場や渡し方で悶々としていて、せっかくの旅行が気疲れに終わった…、なんてことのないようにしていきたいものです。たとえ、その時に相場や渡し方を間違えてしまっても、気にしないように堂々として楽しんでください!
まとめ
ハワイでのチップの7つのマナー
・タクシーのチップは総額の15~20%が目安
・ドアマンやポーターには、荷物一つに1ドル
・ハウスキーパーには毎日1~2ドルチップを部屋に置く
・レストランではグレードにより、15%~25%
・バーやクラブでは、チップは飲み物一杯で1ドル
・バレーパーキングでは一回につき、2ドル~5ドル
・ハワイのサロン、チップ相場は15%~20%