結婚式をプロデュースする。なんとも嬉しい楽しい気分です。できれば少しでも多く自分たちの結婚式を手作りしたいですね。
プロに頼めばそれはそつなくできることでしょう。しかし、ちょっと不格好であっても自分たちらしさが現れていたらそれはそれでいい結婚式になるのではないでしょうか。例えばひとつだけでも。ブーケを手作りするとか、ウェディングケーキを作るとか、出席していただいた人にクッキーを焼いて手渡ししたり、最後にひとりひとりにお礼状をかいて渡したりなど。
比較的に当日に負担のかからない招待状の宛名書きをして発送してみるのはいかがですか?
結婚式の招待状、宛名書きで注意する7つのこと
方法その1:宛名は結婚式の顔
どんな様子の招待状かで結婚式がどんな感じになるのか多少想像できてしまいます。
特に宛名、自分の名前の書いてあるものには目が行くものです。丁寧にできれば毛筆で書きましょう。筆ペンでも良いので頑張って上手く書きましょう。それが無理であればできれば達筆なご家族に頼むのがよく、ボールペン、サインペンで書くことは本当は避けたいところです。平成の世ではありますが冠婚葬祭についてはまだまだ古典的なところが多いです。特に年配の人に感じよく思ってもらえるよう気をつかわなくてはいけません。自分の招待する面々の方々を思い出しどの程度まで許されるかを考えましょう。
方法その2:丁寧にかすれないように書く
墨がかすれたり、色が薄くなってしまうのは縁起が悪いので新しいものに書き直しましょう。あまり細い字も頼りなく幸先のよくない感じがするので書き直しです。ちょっと間違えたりして修正ペンで消すのもやってはいけません。新たに書き直すことが何回かあるでしょうから多めに封筒は用意しておいたほうがよいでしょう。名前は住所よりも大きな字でなるべく中央にくる様に書くと良いです。
方法その3:家族にひとつの招待状を出す
御夫婦お二人に出席を依頼するときは、面識のない奥様を招待する場合はご主人のフルネームとその横に名前の代わりに令夫人と書きます。奥様の苗字は省き、夫の名前の始まりと令夫人の「令」の字の高さは同じ高さからはじまり、最後の文字は夫の「様」と令夫人の「人」の高さを揃えます。
面識のある奥様を招待する場合は名前を書きます。
子供にはちゃん、くん の敬称をつけます。4人以上のときは奥様のあとにご家族様と書きます。
方法その4:宛名は縦書きか横書きか
中に入れる招待状の文面・差し出し人の名前が縦書きか横書きかで封筒の宛名も同じに揃えましょう。外が縦書き、中の招待状が横書きだとちぐはぐな感じがして整っていない感じを与えてしまいます。
縦書きの場合で気をつけなければいけないのは、郵便番号の枠が無い場合は、中に紙を入れるためのふたが左側に来るのが正しいです。
方法その5:住所の書き方
郵便番号は、郵便番号を書く欄があれば、縦でも横でもそれを利用します。
ない場合は123-4567 と住所の上に書きます。郵便番号の記号「〒」は書きません。封書の表面がごちゃごちゃしてしまうので、 市から始まっている住所の場合は県名を省略しても良いです。マンション名も省略せずきちんと書くとよいでしょう。
方法その6:法人に出す場合
会社名と肩書きも記入しましょう。その時に会社名は省略することなく正式名称を書きます。(株)でなく株式会社と書きます。
肩書きは特に注意するところで、代表取締役なのか、取締役社長なのか、などきちんと確認してから発送すべきです。昇進など急な肩書きの変更している場合があり得るので気をつけます。ちょっと違うだけでも随分気を損ねることになってしまいます。
方法その7:とにかく正確に書く
住所も名前も会社名も肩書きもとにかく間違えないで丁寧に書くこと、それに尽きるでしょう。そのためにはあらかじめ連絡をとって正しい宛名を聞いておく下調べも大事です。招待状はサプライズではなく、間違った招待状を受けるのはとても残念な気持ちになります。贈る側にしてみれば何十通の中の一通でも相手は自分あての大事な一通です。一世一代の慶び事であるのですから、心を落ち着けて正しく真心をこめて書きましょう。
あまりにも数が多いのである場合やきちんとしたものを出した方が間違いないと思ったらここは節約することなくプロにお任せしたほうが最終的にはちゃんと頼んでよかったと思うこともあるでしょう。手作り感を許してもらえる方々の出席ならば是非、時間をかけて想いを込めて宛名書きに挑んでください。
まとめ
結婚式の招待状、宛名書きで注意する7つのこと
方法その1:宛名は結婚式の顔
方法その2:丁寧にかすれないように書く
方法その3:家族にひとつの招待状を出す
方法その4:宛名は縦書きか横書きか
方法その5:住所の書き方
方法その6:法人に出す場合
方法その7:とにかく正確に書く