結婚式の乾杯の挨拶で盛り上げるための7つの方法

結婚式の乾杯の挨拶で盛り上げるための7つの方法
いつもはテーブルに座り、親族や友人の結婚式を微笑ましく眺めているだけで良かったかもしれません。しかし、「結婚式の乾杯の挨拶をお願いしたいのだけど」と依頼がくるかもしれません。しかも突然です。 結婚式には新郎新婦の親戚、友人など規模によって違いはあれども、少なくとも50人〜100人程集まっています。

そんな大勢の前で「乾杯」を発声するとは、なんという大役なのでしょうか。何か間違ったらどうしよう、それ以前に「乾杯」と言ったのに盛り上がらなかったらどうしようと思うかもしれません。 確かにその気持ちはよくわかります。そこで、今回は結婚式の乾杯の挨拶で盛り上げるための7つの方法をご紹介します。

 

結婚式の乾杯の挨拶で
盛り上げるための7つの方法

 

乾杯の挨拶の長さは1分程度

乾杯はその名の通り、通常来賓者全員にグラスを持っていただき、起立したままで行われます。来賓者には当然、新郎新婦の親戚や、会社の上司等ご年配の方々も参加しています。起立してグラスを持った状態で長々とご挨拶をしてしまうと、皆疲れてしまいます。また、乾杯の発声を合図に飲食が開始されるものですから、「おあずけをくらっている犬」同然の状態です。 挨拶は1分程度、長くても2〜3分以内が限度でしょう。 これは一番重要なミッションです。

 

結婚式で礼を失さないこと

結婚式の乾杯の挨拶というのは通常、新郎の会社の一番偉い人、もしくは親族で最も長にあたる人が務めることが多いです。最近では小さな子どもたち数人によるたどたどしい乾杯や、会社の友人代表がモノマネをしながら乾杯を行うなど風変わりなものも見られます。子どもたちはともかく、モノマネなどウケを狙って行うのは結婚式ではあまりお勧めしません。前述したように、会社の偉い人や親戚の長老など風習や格式を重んじる方が同席していた場合、場は盛り上がるどころか、一気に盛り下がる可能性もあります。 モノマネなどウケを狙った乾杯を行いたい場合は2次会など、もう少しフランクな場で行うのが良いでしょう。

 

とにかく元気に、声を張る

乾杯の挨拶の場にはマイクが用意されているとは言え、モゴモゴ話していては聞き取りにくいことこの上ないです。背中が丸まっていては格好よく見えません。堂々と胸を張って元気にはっきりと挨拶を行いましょう。まずは姿勢が声は自然と出てきます。 声が大きくて堂々としていれば、多少の間違いなど周りは気になりませんし、自分で笑い飛ばすことも出来ます。

 

主役(新郎・新婦)を引き立てよう

結婚式の主役である新郎新婦を引き立てるのがまず重要です。 最初の言葉で、「○○くん、○○さん、ご結婚おめでとうございます」とまずは祝辞を述べます。その後、引き立てる言葉を入れるのが良いでしょう。 例えば、「大学時代○○で本当に頑張っていた○○くんが結婚する日が来るなんて、本当に嬉しい限りです」など、新郎もしくは新婦の頑張っていたこと、特技、優しさなどのエピソードを添えて祝辞とするのが良いでしょう。 注意ポイントは簡潔にすること、長過ぎないことです。

 

「へえ〜」と言われるエピソードを入れる

ここが一番難しいテーマだと思います。その1から引き続き注意していますが、「乾杯」発声までの時間はわずかです。この中に来賓の方々をぎゅっとつかむ簡単な話を入れる必要があります。タイミング的には乾杯発声の直前です。

古典的な話を持ち出しますと、「結婚には大事な玉が3つあると言われています。それは・・・」と続く誰もが想像できるお話。これを全く誰もが想像しなかったオチに落とすと「おぉー」「なるほど」と感嘆の声が上がることでしょう。途中までは想像通り、オチに意外性を与えると会場も温まります。オチを新郎新婦ならではのものにすることが出来たら上級者です。 単純にウケを狙っただけの話や、長い説明がないと理解しにくい話はやめましょう。どうしても笑いを入れたい場合は、自虐ネタが無難でしょう。

 

会場を巻き込んだ「乾杯」唱和

最後に「乾杯」の発声になりますが、このとき会場を一体化させるような「乾杯」が出来ると素晴らしいです。 元々の趣旨としても、この結婚を祝う全員で乾杯をしたいはずです。来賓みんなのタイミングを合わせることが重要です。話の流れのまま「乾杯」と言わないように注意しましょう。 「では行きますよ。私が乾杯と言ったら皆さんもご唱和お願いします」などと、乾杯の発声の前にワンステップ挟むことで、来場者も手順を理解し、タイミングを図ることが出来ます。 そこでようやく会場一体となった「乾杯」ができます。

 

BGMを使った演出

「乾杯」の発声の直後に音楽が流れることが多いです。選曲は新郎新婦が行うものなので、そこは立ち入れない領分ではあるかと思いますが、流すタイミングについては新郎新婦やホテル側と相談できるのではないでしょうか。 通常、イントロからインパクトのある曲、もしくは頭からサビが入る曲が選曲されやすいのですが、そうではない曲の場合、スピーチの途中や乾杯の直前から音楽がスタートし、ちょうど「乾杯」のタイミングで盛り上がる演出をしてみるのもさりげなく盛り上げる方法の一つです。

 

乾杯の挨拶も少しは気楽になりましたでしょうか? ここまで7つの方法をご紹介してきましたが、あくまでベーシックなものばかりです。基本を押さえるだけで、奇をてらった演出やネタを仕込まなくても十分魅せることは可能です。 結婚式も千差万別です。会場や自分に合った方法にアレンジしていただき、オリジナルとして応用してもらうのが一番です。

 

まとめ

結婚式の乾杯の挨拶で盛り上げるための7つの方法

・乾杯の挨拶の長さは1分程度
・結婚式で礼を失さないこと
・とにかく元気に、声を張る
・主役(新郎・新婦)を引き立てよう
・「へえ〜」と言われるエピソードを入れる
・会場を巻き込んだ「乾杯」唱和
・BGMを使った演出


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