手土産の渡し方☆相手別、おすすめの品と気遣いのコツ


手土産の渡し方には、ちょっとした気遣いが際立ちます。相手への日頃の感謝の気持ちを表すものですから、心を込めて選ぶのはもちろん、心を込めてお渡ししたいものですね。

高級アイテムを選んだとしても、手土産の渡し方ひとつで全然印象が変わってきますし、ちょっとした気遣いが、相手に好印象を与えるようになるのもひとつのメリット。

「○○株式会社の秘書さんは、いつも気が利いたオシャレなお菓子を持ってきてくれる」「○○さんは、いつも好みに合ったものを選んでくださるわ」など、手土産の渡し方一つで会社や個人の印象が左右されるわけですから、とても大切ですよね。

そこで今回は、手土産の渡し方に関する基礎知識を、お渡しする相手別に、おすすめの品々をお伝えします。実際の声を参考にしていますので、ぜひ、役立ててみてください。

 

手土産の渡し方☆
相手別、おすすめの品と気遣いのコツ

 

お友達のお宅におよばれなら、スイーツ

女友達・ママ友・先輩など、比較的親しいお友達のお宅にお邪魔をする時には、一緒に食べられるスイーツがオススメ!

【 手土産の渡し方☆お友達宅なら 】

★ 恐らくお邪魔したお宅で、お茶やコーヒーなどを出して下さるので、手土産は一緒に食べることができるようなスイーツ。

・ 人数分+予備で2つほど準備すると安心。お宅にお邪魔する前に「洋菓子と和菓子だったら、どちらが好き?」と好みを聞いておくのも、素敵な気遣いです。

自宅にお邪魔して、挨拶が済んだら、さりげなくお渡しするようにしてください。

 

取引先へは、個包装のお菓子

お世話になっている取引先に、手土産を持参する際には、スタッフのみなさんで分けられるように「個包装のお菓子」にすると気が利いてて便利。ただ、何でも良いというわけではありません。

【 手土産の渡し方☆取引先へ 】

★ 個包装になっている・常温で保存可能・賞味期限が比較的長いモノを選ぶようにしてください。

・ 取引先の社長に直接お渡ししても良いのですが、秘書さんがいる場合には、最初にお渡ししておくのも、スマートな渡し方。

手土産の渡し方のコツとしては、きちんと紙袋や風呂敷などから、出してお渡しすることが大切です。

 

親しい方へは、日ごろからリサーチ

恩師・以前の職場の上司・仕事柄深いお付き合いがある人など、昔からよくお世話になっている親しい方には、相手の好きなものを手土産にすると喜ばれます。

【 手土産の渡し方☆親しい方へ 】

★ 会話の中で「ここの大福が美味しいんだ」「僕はシュークリームには目が無くてね」などなど…。

・ 会話の中から相手が好きなものを記憶して、手土産としてお持ちすれば、喜んでくれることは間違いありません。

自分の好きな食べ物を覚えてくれているのは、嬉しいはず。渡す時に「○○さんが好きな、あのお店のたい焼きを買ってまいりました」と一言添えて、渡すと相手の驚き、喜ぶ顔も見ることができるかもしれません。

 

初めて恋人の実家にお邪魔する時

初めて恋人の実家にご挨拶に伺う時こそ、緊張してしまうもの…。手土産の選び方のコツとしては、購入前にしっかりと事前リサーチをして、相手のご両親の好みに合うものを準備するようにしてください。

【 手土産の渡し方☆恋人からリサーチ 】

★ スイーツ好きなのか、お酒の方が好きなのか、和菓子か洋菓子かなど、基本的な好みを恋人にリサーチをしてもらうと、やはり安心。

・ 「この子、きちんと私達の好みまで考慮してくれたのね」ということが相手のご両親に伝われば、きっと良い印象を抱いてくれるはず!

手土産の渡し方としては「お付き合いさせていただいています」という挨拶の後に、手土産を渡すのがベストタイミングです。

 

取引先へは、季節感のある手土産

取引先へ手土産をお持ちする場合は、季節感があるものを選ぶようにしてください。

【 手土産の渡し方☆季節感のある手土産 】

★ そして手土産の渡し方は…

・ 「ほんの気持ちですが、暑い日が続いておりますので凍らせて食べるフルーツシャーベットをお持ちいたしました」

・ 「社員の皆様が甘いものがお好きだとお聞きしたので、六本木で人気のワッフルです」

…などとお伝えしながら、渡してみてください。

ちょっとした一文ではありますが、取引先の好みや会社のスタッフのことも良く考えた上で、選んでいるというアピールにもなります。

 

義両親には健康を気遣ったアイテム

いつもお世話になっている義両親のもとを訪ねる時には、健康に気遣ったアイテムを手土産として準備してはいかがでしょうか。

【 手土産の渡し方☆健康アイテム 】

★ 例えば、無添加素材で作られたスイーツや調味料、肌に優しい肌着や洋服など、義両親の体調や好みをきちんと考慮した上で選ぶのがポイント。

・ 手土産の渡し方としては「お義父さん、お義母さん、これ身体に良いし、美味しいのでぜひ召し上がってください」と添えて…。

相手の健康状態を気にしているということを、伝えてあげると◎。息子、娘から心配されて嫌な気分になる人はいません。

 

いかがでしょうか。今回は、相手別の手土産の渡し方と、おすすめの品をお伝えしました。手土産を選ぶ時に、まずは、お渡しする人の顔を思い浮かべて選ぶだけで、ずい分チョイスが変わるはず。

さらには、相手の好みは何なのかなどリサーチした上で選ぶことができれば、贈る方も受け取る方も気持ちよく過ごせます。たかが手土産ひとつ、されど手土産。

最後にグルメな人への手土産は、結構迷いどころではないでしょうか。グルメな方へは、こだわりのあるアイテムがおすすめ。例えば、あまり量が確保できない貴重なハチミツ、無添加のジャムなど、こだわりポイントがある手土産を選ぶと喜ぶはず!

手土産の渡し方としては「ご存知でしたらごめんなさい。こちらのパンがすごく人気のようなので…」と、相手がすでに食べたことがあるかもしれないと思いながら、言葉を選んで発言すると、相手も気持ちよく受け取ってくれるのではないでしょうか。

どんなに素敵な品でも、手土産の渡し方一つで相手への印象も変わってきますので、渡し方のマナーをしっかりと確認して、喜んでもらいましょう!

まとめ

相手別、手土産におすすめの品々

・お友達の家には一緒に食べられるスイーツ
・懇意な取引先へは、個包装のお菓子
・相手の好きなものを覚えておく
・恋人の実家なら、基本の嗜好をリサーチ
・取引先へは、季節感のある手土産
・義両親には健康を気遣ったもの
・グルメな人にはこだわりの品


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