結婚式の欠席理由はどこまで?伝えてもOK7つの場面

結婚式の欠席理由はどこまで?伝えてもOK7つの場面

結婚式の欠席の理由には、新郎新婦に伝えるべきものと、正直に伝えるべきでないものがあることをご存知ですか?本当にやむを得ない事情だからといって、全てを正直に伝えることが正しいと思っているという人は、多いのではないでしょうか。

しかし、いくら親しい間柄といっても、結婚式を欠席する理由が、自分の身内の不幸な事情であった場合や、自分の病気だという事情だと、本来祝福すべき新郎新婦に心配をかけ、気を使わせてしまいます。

そのため、招待をしてくれる側に気を使わせるような理由は、伝えるべきではないのです。

そこで、結婚式の欠席理由として、本当のことを正直に伝えてOKである場面として代表的なものを7つご説明します。これに該当しない理由の場合には、伝えるべきか熟考してから、連絡をしてください。

 

結婚式の欠席理由はどこまで?
伝えてもOK7つの場面

 

仕事関連の理由

結婚式の欠席理由として、本当のことを伝えてもまったく問題ないのが、仕事の理由です。

【 結婚式の欠席の理由:仕事関連 】

★ 例えば、招待をされた時期に海外に赴任をしていたり、どうしても外せない商談出張の予定が入っている場合には、新郎新婦に伝えても問題ありません。

この場合、物理的に出席することが難しいという事情を理解してもらうことが重要ですから、具体的かつ簡潔に伝える方法が適切です。

 

結婚式の欠席理由が妊娠の場合

おめでたいことであれば、結婚式の欠席理由として、伝えても差し支えありません。その代表例が、妊娠、出産です。

【 結婚式の欠席の理由:妊娠 】

★ 妊娠をしていて、出産日が近い、もしくは、安定期ではないという理由の場合、新郎新婦としても、欠席をされることで気分を害しません。

お互いにおめでたいことが続くということで、ハッピーな気分にさえなることができます。この理由の場合には、妊娠○ヶ月でという具体的な状況も説明しておくことをおすすめします。

 

妊娠中の体調不良

妊娠中の妊婦さんの体調は人それぞれ異なります。普通の生活ができる妊婦さんもいれば、つわりや貧血など、立っていることすら難しい妊婦さんもいるのです。

【 結婚式の欠席の理由:妊娠による体調不良 】

★ このような状況の場合には、むしろ、無理をして結婚式に出席することが相手の迷惑にもなりますから、結婚式を欠席する理由として、相手に伝えるべきです。

ただし、多少相手に心配をかけてしまうかもしれませんから、体調の辛さを具体的に説明することは避ける方が賢明です。

 

出産予定日と重なる

結婚式の欠席理由として、出産予定日が結婚式当日の日程と近いという事は、新郎新婦に伝えても問題ありません。出産予定日はあくまでも予定日です。

【 結婚式の欠席の理由:出産予定日 】

★ 出産予定日の前後2週間程度であれば、ずれることも多々ありますから、結婚式当日が臨月だとか、前後2週間以内である場合には、その旨を説明して欠席しても問題はありません

この場合、お互いにおめでたいことなので「あとで写真見せてね」と言い合うこともできます。

 

自分が出産直後

実家が近くになく、結婚式当日に誰にも子供を預けられないという事情を抱えている女性は多いのではないでしょうか。特に、まだ母乳離れをしていない乳幼児を持つ人は、数時間の間でも自宅から出ることができないものです。

【 結婚式の欠席の理由:出産直後 】

★ 赤ちゃんがいるのに旦那さんが仕事で自宅にいない、など、どうしようもない事情を抱えている時は、正直に結婚式欠席の理由を新郎新婦に伝えてください。

 

親戚の法事による欠席

基本的に、結婚式の欠席理由として、不幸な事情を新郎新婦に伝えるのはマナー違反です。しかし、法事であれば、仏事ではあるものの、直近で誰かが亡くなったわけではないので、伝えも支障はありません。

【 結婚式の欠席の理由:法事 】

★ 親戚の法事で、かつ、自分が喪主だったり、自分に近しい故人の法事の場合には、そちらを優先すべき場合もあります。

・ このような場合には、法事に出席しなくてはいけない事情を新郎新婦に説明してください。

 

他の結婚式の先約

結婚式ラッシュとなる、春や秋には、他の結婚式の予定とバッティングしてしまったという経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。

ちょうど、招待された結婚式当日に、先約の結婚式があった場合には、その旨を新郎新婦に正直に伝える方が、後々のお付き合いに影響が少ないものです。

【 結婚式の欠席の理由:結婚式の先約 】

★ 他の結婚式を優先したと失礼に当たるのではと思われるかもしれませんが、後で他の結婚式に出席していたことがバレるよりも、正直に言っておいた方が無難です。

ただし、共通の友人の結婚式が先約であった場合には、角が立つことがありますから「先に返事をしてしまった他の結婚式が~」という形でやんわりと説明する配慮も必要です。

 

いかがでしたでしょうか。結婚式の欠席理由には、細心の注意を払う必要があります。

なぜなら、結婚式というものは、新郎新婦にとっては人生の一大イベントであり、その準備から当日の期間で、少しでも気分を害することがあると、一生引きずる可能性があるためです。

いくら親しい間柄の友人だからといっても「親しき仲にも礼儀あり」で、マナーを守るのは重要です。自分たちの結婚式に招待をするという時点で、新郎新婦には「きっと来てくれるだろう」という思いがあります。

そんな期待を断るのですから、結婚式の欠席理由には、確かな説得力やむを得ないという事情を理解してもらう必要があるのです。

今回解説した7つの結婚式の欠席理由として伝えてもOKな場面に共通していることは、相手に気を使わせない事情であるということです。この考え方を基本に、結婚式を欠席しなくてはいけない時には、その事情を正直に伝えるべきかどうかを判断してください!

 

まとめ

あなたのマナーは大丈夫?結婚式の欠席理由のOKラインとは

・どうしてもずらせない仕事の予定
・妊娠をしていて出産日や近い
・妊娠中で体調が安定しない
・結婚式の日取りが自分の出産予定日と同じ月
・出産直後で子供を預けられない事情にある
・親戚の法事の予定が先に入っていた
・他の結婚式の予定に先に出席の返事を出していた


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