当事者同士で結婚することが決まったら、人生はバラ色ですね。しかしそこから忘れていた現実が動き出します。結婚式に到るまでの様々な決め事、やらなければいけないことなどが一杯あることに気が付きます。結婚式ではいつも会わない親戚との対面があることも多いでしょう。
お互いの家にとって恥ずかしくないように恥をかかないようにつつがなく式が進行しますように、祈るばかりです。さあ、まずは事前の下準備を整えて親族紹介に挑みましょう。
結婚式の親族紹介で事前に
確認しておきたい9つの事
その1:お互いの親戚の家系図を書いておく
家系図にすることが一番分かりやすいでしょう。年齢、もしくは何年に生まれたかをかいておくと良いでしょう。
住んでいるところを親族間で分かり合うような通称でも良いので書き込みます。同じく本家といえばここの家族をさすなど呼び名を書いておくと分かりやすいです。
その2:職業について
どのような職業か、例えば兄弟で同じ会社を経営しているとか、お兄さんはお父さんの会社を受け継いだとか、先祖代々の同じ職業をやっているとか、奥さんも手伝っているとか、そういったことを家系図を見ながら、お互いに確認しておきます。
結婚してからだんだんに分かってくることもあるでしょうが、とりあえずここはメモしておくと良いでしょう。
その3:親戚間の親密度について
この家とこの家は仲が良いとか、逆に仲が悪いとか、あったりするものです。前に派手なけんかをしたけれど今は小康状態、など、特にこの二人は組み合わせないほうがいいということがあるようならばしっかり把握しましょう。
その4:信仰している宗教について
家族が一つの宗教に入っている場合や、一人だけ違う宗教に入っている場合もあります。檀家はどこかとか分かるようならば聞いておくと良いでしょう。
勧誘されそうな宗教に入っている親戚があるかもしれません。その人には用心するなど親戚の仲でも暗黙の了解で気をつけていることがあるかもしれません。
その5:各家庭の経済事情について
親族内でも各家庭で案外経済事情は違うものです。ここのうちは毎年海外旅行に行くとか、ここは子供の養育費で大変だとか、借金をかかえているとか、いろいろあるでしょう。今が聞くにはいいチャンスです。
結婚してから、「実は・・・」ということも無きにしもあらずですがさらっと確認しましょう。
その6:健康状態について
この人は持病もちだと言うようなことがわかっているのなら聞いておきましょう。足が悪いとか、腰痛もちだとか、大病をした後だとか、通院中だとか分かる範囲で確認しましょう。結婚式のときに注意する大事なポイントになります。
その7:親戚の間での力関係について
親戚の仲では、勢力関係があったりするものです。なにか大事があった場合、まずはこの家に話をもっていかなければならないとか、お正月はいつもこの家を訪問しなければならないとか決まりごとがあるかもしれません。親族紹介する順番も年齢順でないことがあるかもしれないのでちゃんと確認しましょう。
その8:既婚か未婚か、、離婚状況など
恋人募集中かどうか、この人は女癖が悪いとか、裏の情報があるかもしれません。
年配の方でも死別か離婚かはこの際知っておくとマメ知識が役に立つときがくるかも知れません。ちょっと突っ込んで聞いておきましょう。恋愛沙汰が昔あったなどは小噺として小耳に挟んでおのには良いタイミングとなるでしょう。
その9:未成年の子供の学校について
未成年の子供たちの学校や部活、進路が分かっている場合、目指す大学が鮮明の場合なども聞いておきましょう。
また同学年の子供などはつながりが濃かったりもするものです。親元を離れ、中高一貫校の寮生活をしているかもしれません。知っておくと気の利いたことを話せるでしょうから知っていることはどんどん聞きましょう。
親族紹介はほとんどなにも考えずにただ「父の兄の○×です」といってさらっと紹介するのみでも良いのですが、ちゃんと下調べをしておけば、ああ、この人が・・・の人なんだ、と自分でもわかって顔を覚えるのも早かったり、機転の利いた挨拶が出来たり、失礼のない受け答えが出来たりするものです。
いつ聞くか、今しかない、とこの際、いろいろお互いの親戚の突っ込んだ話も聞いておくのには大変良いタイミングでしょう。これから長い付き合いとなる親族の付き合いは初めの印象が肝心ですね。情報を知った上でさらりとやり過ごすのが懸命だったりします。お互いの親族から良い印象を持ってもらえるといいですね。
まとめ
結婚式の親族紹介で事前に確認しておきたい9つの事
その1:お互いの親戚の家系図を書いておく
その2:職業について
その3:親戚間の親密度について
その4:信仰している宗教について
その5:各家庭の経済事情について
その6:健康状態について
その7:親戚の間での力関係について
その8:既婚か未婚か、、離婚状況など
その9:未成年の子供の学校について