結婚式のメッセージは、招待状に返信するハガキの限られたスペースに記入しなければいけないため、その一文にセンスと心遣いがどのくらいできるかが、試されますよね。
結婚式の招待状というのは、おめでたいものですし、フォーマルなものですから、あまり砕けた表現や冗談はNGです。
せっかくの結婚式に贈るメッセージですから、新郎新婦の心がほっこりするような内容にしたいですよね。しかし、文章のセンスがないからといって諦めてはいけません。
結婚式の招待状の返信用ハガキという限られたスペースであっても気の利いたメッセージを書くにはコツがあるのです。
そこで今回は、結婚式のメッセージとして、簡潔で、かつ、相手を温かい気持ちにさせられるような文例を6つ解説とともにお伝えします。
結婚式のメッセージでほっこり☆
温かい気持ちになる心遣い
スマイルマークは有効!
結婚式のメッセージは記入できてもせいぜい2文程度まで。ハガキの余白にびっちりメッセージを書くのは読みにくいですし、見た目のバランスが悪くなることは避ける必要があります。
しかし、短めの文章だとそっけない印象になりがちですよね。
【 短めの文章をそっけなくしない工夫 】
★ そこで、おすすめなのがスマイルマークです。
・ 「末永くお幸せに」という一文だけだとそっけない印象ですが、この文末にスマイルマークを付けると全く印象が変わり、相手に好印象を抱いてもらうことができます。
「幸せのおすそ分け」
結婚する本人同士は幸せの絶頂だと思う人が多いかもしれませんが、結婚式の招待状を手配する時期は結婚式の準備などで忙しくなり、ついケンカになってしまうことが多くあります。
【 準備で忙しい新郎新婦へ 】
★ そこで、結婚式のメッセージとして「幸せのおすそ分けを貰いに結婚式楽しみにしてます」と書くと、ほっこりします。
「幸せのおすそ分け」という表現をされると、羨ましがられているようでいい気分になることができるのです。
「うらやましいカップル」
新郎、新婦どちらかの友人の場合、結婚式のメッセージには「○○ちゃん…」という風に、自分が直接交友がある方だけを宛名に書いてしまいがちです。しかし、結婚式は二人のイベントですから、二人を同じくらい祝福できれば、上級者!
【 二人を同じくらい祝福するために 】
★ そこで、おすすめの表現が「うらやましいカップル」という表現です。
・ 「結婚おめでとう!うらやましいカップルだね♪」という表現をするだけで、新郎新婦を両方褒めることになりますし、このメッセージを見れば、二人とも喜びます。
「新居に招待して」
人に自宅に来られるのを嫌がる人は少なくありません。しかし、結婚して新居に引っ越しした直後は意外とそうでもないものです。新しい家に新しい家具、自分たちで選んでそろえたインテリアは、どうせなら人に披露したいものなのです。
【 結婚後、新居に引っ越す新郎新婦へ 】
★ そこで、新居に引っ越したばかりという新郎新婦には、結婚式のメッセージで「新居に招待してくれるのを楽しみにしてます」と書くのがおすすめです。
厳密に約束を交わすわけではありませんから、細かいことは気にせず書くことができます。
「笑顔の絶えない家庭」
結婚式のメッセージでありがちな言い回しが「幸せな家庭を築いてください」という表現です。もちろんこの表現は間違いではありませんし、言われたら相手は喜びます。
しかし、さらに具体的な表現を使うと、読んだ相手が想像しやすく思わず心がほっこりします。
【 具体的な表現でメッセージを 】
★ 例えば「笑顔の絶えない家庭を築いてください」という文章は、読んだ相手が夫婦と、もしかしたら子供がいる家庭を自然に想像することができ、微笑ましい気持ちになれるのです。
「花嫁姿が楽しみ」
【 新婦の友人が伝えたい、祝福メッセージ 】
★ 新婦の友人として、結婚式に招待された場合には「○○ちゃんの花嫁姿が楽しみです♪」という文章はは鉄板です。
・ 結婚式のメッセージとして受け取って、喜ばない女性はほとんどいません。
新婦は結婚式当日のためにウエディングドレスやカラードレス選び、ヘアスタイルなどあらゆる準備をしてきます。この準備は自己満足でもありますが、結婚式に来てくれる人に見てもらいたいという気持ちももちろんあるのです!
★ そのため「楽しみにしてる」という言葉をかけられるだけで、準備の忙しさによる疲労も払拭されるのです。
いかがでしたでしょうか。結婚式のメッセージの文例は、マナー本で調べてみると堅苦しい内容のものが多くあります。しかし、会社の上司の結婚式など、よほどかしこまる場面でない限り、相手が思わず微笑んでしまうくらいのユーモラスな表現はむしろすべきです。
新郎新婦は、結婚式で使ったグッズや記念品はすべて記念に保管しておくという人が多くいます。結婚式のメッセージを書く返信用はがきもその1つ。
ファイリングをして、後から見返して思い出に浸るという人もいますから、月並みな文章を書くよりも、相手が思わずほっこりするような内容を書いて保管してもらえれば、自分でも嬉しいですよね。
今回解説した結婚式のメッセージは、一般的に新郎新婦がもらってうれしい文例です。
自分と新郎新婦にしかわからない内輪ネタを交えてメッセージを書くのももちろんいいですし、もっと砕けた表現の方がちょうどいいという場合もありますから、日頃の相手との距離感も加味しながら、自分の言葉でメッセージを書きましょう!
まとめ
相手を気遣う結婚式のメッセージとは
・短めのメッセージの時はスマイルマークで感情を表現
・「幸せのおすそ分け」という言い回しで相手を上げる
・「うらやましいカップル」で新郎新婦を両方褒める
・「新居に招待して」は引っ越し直後は意外と嬉しい
・「笑顔の絶えない家庭」など具体的な表現はわかりやすい
・「花嫁姿が楽しみ」は新婦が喜ぶ魔法の言葉