結婚が決まったら、「どんな式にしようかな。」「どんなドレスを着ようかな。」とウキウキわくわくしてしまう女性がほとんどです。でも、それだけで大丈夫?
結婚が決まって、実際に結婚式をする日までに、決めなくてはならない沢山のTODOがあるのです。きちんと「いつまでに」「何をする」(TODO)を具体的に考えておく。これ、結婚式準備の必須事項。式直前にバタバタ、わたわた!ではせっかくの結婚式も楽しめません。
コーディネーターに任せていても、自分達で決めるべきことはたくさん!具体的な準備計画を忘れ、大変なことになってしまうカップルが、案外多いことをご存知ですか?
式の直前まで大騒ぎで準備するのではなく、できれば式の直前は、ゆったりと時間のゆとりをもって過ごしたいもの。式前日にどのように過ごすかどうか…。それは、きちんと計画的に挙式の準備を出来たかどうかに掛かって来るのです。
そこで今回は、結婚式までにしなくてはならない、具体的な挙式の準備のTODOを、順を追ってお伝えします。
結婚決めたら挙式準備☆
式までに行う7つのTODO
親への結婚の報告と両家の挨拶
結婚することが決まったら、まずはきちんと親に報告することが全ての始まり。はじめに自分の親に一人で結婚したい人がいると伝える順番が一般的です。その後、お互いの両親に結婚の報告をしに行く、スケジュールを立てていきましょう。
★ 親への結婚報告は、まず自分の親に報告してから
時々、ドラマなどの影響で勘違いしているカップルがいますが、本来はいきなりの結婚報告は失礼なため、突然の結婚報告が原因でこじれるケースも多々あります。
確かにドラマなどでは、ある日彼女が彼を連れて行って「お嬢さんを僕にください」というシーンがありますが、あまりに唐突なのは失礼なのです。
【 結婚報告体験談 】
★ まず、お母さんに結婚相手を紹介したいと伝え、応援してもらった!
「お母さんに、間接的に上手にお父さんに伝えてもらって、難しそうだった結婚がスムーズに進んだ。」と言う体験談がとても多いです。
お互いの両親への報告は、結婚を決めたらなるべく早くしておきましょう。
結婚のイメージを具体的に考える
結婚を決めたら、2人でどんな結婚式をしたいのか話し合って、具体的なイメージを固めます。こんなイメージの結婚式にしたいね、こんな結婚式が理想だねという総論をまずは彼・彼女と一緒に話し合いましょう。
★ まずは、結婚式のイメージを合わせてください。
何をどうするという細かな各論より前に、全体的なスタイルを決めます。レストランなどを借り切るカジュアルウエディングなのか、ホテルなのか…、などの場所とスタイルを決めます。
ここをしっかり話し合っていなかったり、ズレたままにしていると、これから決めなくてはならない様々なことで、いちいちぶれてしまいます。
★ せっかくの結婚準備が、いちいちぶつかり険悪に…、なんて体験談も多いです。
結婚準備を良い思い出とするためにも、最初にしっかりじっくり話し合って、自分たちの結婚式のイメージを作ることが大切です。
挙式の会場と日取りを決定する
★ 挙式や会場のリストアップ
ある程度の方向が定まったら、一番早く具体的に検討すべき行動です。人気のある会場ならば、尚更早め早めに動かないと、「いい日程は、すぐに埋まってしまう!」という体験談も。
2人の希望する結婚式のイメージが固まったなら、それを実現できる結婚式場をリストアップ!
★ そして、どんどん見に行ってみることです。
ブライダルフェアなどを活用すると、実際の結婚式がイメージできます。月に数回行うブライダルフェアでは、披露宴の食事が試食できるプランも多いので、一石二鳥です。
ブライダルフェアがないところでも写真だけでなく、自分達の目で見てしっかりと検討するようにしてください。専門施設やホテルなどでは、結婚式の挙式パックも多く見受けられますので、この時に大まかな予算も具体的に見えてきます。
招待客をリストアップして検討
★ 招待客のリストアップも早めに行う作業です。
・ 結婚式にはどれくらいの人数を呼ぶか?
・ 結婚式には誰を呼ぶか?この2点についても、準備当初から検討し始めます。
もちろん、呼ぶ人数によって会場の大きさや、結婚式の規模が大きく変わるので、会場の日取りを押さえるためにも、早い決定が不可欠です。
★ ゲストのリストアップの決定枠
1. 親族だけなのか。
2. 親族と会社関係、友人たちまで呼ぶのか。
3. 新郎新婦2人の招待客数のバランスが取れているか。
家族だけの小さな結婚式では10人前後ということもありますが、会社関係や友人たちもすべて呼ぶとなると100人近い人数に膨らんでしまうことも。ゲストの数は会場の大きさ、ひいては結婚式の費用にまで関わる重大なポイント。早めに決めておいてください。
ドレスや衣装を試着して決める
結婚式場の予約が終わったら、次はドレスなど当日着る衣装を早めに決めていきます。女性は結婚式場のものだけでなく、色々なブライダルショップのドレスを試着したい!と思うもの。
★ 結婚式のドレスを早めに決める
結婚式のシーズンやいい日取りに重なると、希望のドレスが借りられない可能性もあります。
一世一代の晴れ舞台!なのですから、希望のドレスが借りられないと、悲しい気持ちになってしまうはず。ドレスも迷ってしまいますが、早めに予約するように心がけてください。
結婚式への招待状を作り送付する
結婚式への招待状も、早めに用意しなくてはいけない作業です。
★ 招待状は遅くても、2ヶ月前までには発送完了!
これは新郎新婦2人だけの問題ではなく、ゲストのスケジュール調整のための招待マナーとして、心得ておくべき事項です。遠方から来てくださるゲストの皆様へは、特に配慮が必要です。
一緒にそのタイムスケジュールに沿って、逆算してペーパーアイテムも準備しておくと、その後の準備がスムーズです。ペーパーアイテムが準備できるよう、全体的な披露宴のテーマカラーなども決まっていると、準備が進みやすいです。
★ 招待状を入れた封筒や、返信用のはがきに貼る切手
結婚式などのお祝い事用のものを使うのならば、それも早めに用意すると、スムーズ。ご当地の風景が入った「風景印」という消印を持つ郵便局も!
新郎新婦によっては、招待状や当日のペーパーアイテムにこだわる人も多いです。そんな理想のスタイルに満足できるよう、こだわる場合には、事前によく調べておくと安心です。
結婚指輪をオーダーしておく
★ 結婚式が決まったら、結婚指輪も早めに用意します。
・ 自分にあったサイズ
・ 裏への刻印
・ オーダーやセミオーダーなどなどで出来上がる期間は違ってきます。
いずれにしても、「出来上がりまでに時間がかかった!」なんてことが多いので、注意が必要です。
挙式に間に合わない!となると、一大イベントの「指輪の交換」も出来なくなってしまいます。そんなことになってしまったら大変!です。
★ 挙式に間に合うかどうかまでしっかり確認してから、結婚指輪はオーダーする。
いかがでしょうか。結婚が決まったら、まず2人で決めるべきことや、やるべき具体的な準備をきっちりと整理しておくことが、その後のスムーズな進行に影響します。まず、結婚式や結婚に対するイメージを、「2人で」しっかりと固めておく!これが、結婚の準備の中で一番大切なことなのかもしれません。
2人のイメージや、式に対する考え方がちぐはぐだと、あらゆる場面でスムーズに決まらず、結婚式の準備の中で、都度都度考えがブレたり悩んでしまったりと、ただでさえやることの多い式の準備に、更に時間が掛かってしまいます。
そこだけしっかり決めておいたら、あとは式に間に合うように逆算して準備をしていくだけです。心配ならプランナーさんをつければ忘れ物なく準備もすすめられます。
しっかり準備して、ステキな結婚式を迎えましょう。
まとめ
結婚が決まってから、早めに決める挙式までのTODOリスト
・親への報告は、まず自分の親へ伝えてから日取りを決める
・どんな結婚式をしたいですか?イメージは「2人」で決定
・憧れの会場があるのなら、挙式や日取りを早めにおさえる!
・当日招待するゲストの範囲と、2人のゲストのバランスを
・ウエディングドレスにこだわりがあれば、早めに動き出す
・招待状は式の日取りの2ヶ月前までには、郵送しておく
・想いの外時間が掛かった!との感想の多い「結婚指輪」