就活は電話マナーから始まっている!避けたい7つのタブー

 就活は電話マナーから始まっている!避けたい7つのタブー

就活で電話をする機会は必ず訪れます。書類選考や1次選考などの採用活動の序盤では、採用試験を受けている人数が多いため、選考の合否をメールで連絡してくるケースもありますが、2次面接や最終面接など選考が進むに連れて、合否の連絡は電話でかかってくるのです。

履歴書の書き方や面接の仕方については様々な著書が発売されていますし、大学の就活支援課や就職サイトのセミナーなどで情報を得ることができます。しかし、就活の電話のマナーは意外と誰も教えてくれないのです。

企業側は、この就活の電話マナーもしっかりとチェックしていますから、失礼のないように対応しなくてはいけません。そこで本記事では、思わずやってしまいがちな就活の電話マナーのタブーを7つの項目に分けてお伝えします。

 

就活は電話マナーから始まっている!
避けたい7つのタブー

 

以前にかかってきた企業からの電話を登録していない

就活で電話は、ある日突然かかってきます。企業の電話番号は、代表番号とは別に各部署の電話番号がありますので、事前に電話帳登録をすることはできませんね。

★ けれども、1度かかってきた電話番号は電話帳登録しておくのがマナーです。

以前にもかかってきたことがあるのに「どちら様ですか」などと聞いてしまうのはもってのほかですし、どこからかかってきたのかわかっていない時の、微妙な反応を企業の担当者は見逃しません

電話帳登録していないのは、企業に対する思いが弱いと判断されたり、だらしないと思われてしまいます。複数の会社に応募している人々が多いはずですから、しっかりと社名を明記して、電話を頂いた採用担当者様のお名前も添え登録をしておきます。

 

「もしもし」と言って電話に出てしまう

知らない電話番号から携帯電話に電話がかかってきたら、怪しんで自分の名前をなのらずに電話に出る人は少なくありません。しかし、自分が就活中であることを心得ておく必要があります。

★ 就活中に電話にでるときは、必ず自分の名前を名乗るのがマナーです。

「もしもし?」「はい」などと言って、電話にでるのは絶対にNGです。「はい、○○です」としっかりとした口調で話しましょう。

 

電車の中や歩いている時は、無理して電話に出ない

普段、電車やバスの中で電話にでてしまう事がある人は、注意が必要です。

★ 公共交通機関の中では、携帯電話での通話は基本的に禁止されています。

企業側としては、公共交通機関で移動中の人と会話をすることは、外の雑音も多く拾うため、非常に話しにくいだけではなく、ルールを守らない人間だと思われしまいます。

本来は就活中でなくてもいけないことなのですが、そろそろ駅に着くから、とか、空いているから車内の端の方に行って、出てしまうという人も多いのは確かです。

【公共交通機関で移動時に、着信が来た場合の対策】

★ 移動中には留守電にして、後で折り返しの電話をするようにしましょう。

 

電話をかけていきなり本題に入らない

就活では電話がかかってくることが多いですが、自分から電話をかける機会も出てきます。前述したような留守電の場合の、折り返し電話もそれに当たります。

★ ここでやってしまいがちなタブー行為が、いきなり本題に入ることです。

特に、家族や友達としか電話をしたことがない学生がよくやってしまう間違いです。

【自分から電話を掛ける時の、第一声】

★ 相手が企業の場合には「お忙しいところ申し訳ございません」「今、お時間よろしいでしょうか」などの相手を気遣う枕詞を入れるようにしましょう。

 

朝一番の電話が好印象というのは間違い

★ 就活で電話をかけるときには電話をかける時間帯を見極めることが重要です。

朝一番や午前中の早い時間帯がいいと思う人が多いかもしれませんが、これは配慮に欠けると判断する企業が少なくありません

企業では、朝は朝礼やメールの処理など慌ただしく業務をこなしていることが多いのです。そんな忙しい時間に電話をしたら、気配りができない人間だと思われてしまうでしょう。

★ 同様に終業時間間近の夕方以降や、ランチタイムのお昼時も避けたほうがいい時間帯です。

 

重要な事を何度も聞いてしまうのはダメ

就活の電話では主に選考の結果や、次回の面接の日程、持ち物、場所などの重要な情報のやりとりをします。企業から選考が通過したと言われると、つい舞い上がってしまう気持ちも分かります。

★ けれども、次回の選考要項などの重要な情報を、聞き流してしまうのはタブーです。

すぐに気持ちを切り替えて、筆記用具を取り出して、必ずメモを取りましょう。電話の最後に同じことを繰り返し聞いたり、後日電話をかけて聞き直すなんてことをしたら、だらしない印象を持たれます

 

どんな時でも電話に出なくてはいけないというのはウソ

就活で電話が企業からかかってきて、電話にでられなかったらマイナスポイントをつけられそうだという噂を聞いたことがある人は、案外多いです。電話に出られずに数日間折り返しをしないとか、何度も電話に出られないことが続くと、さすがにマイナス評価になるかもしれませんが、無理して電話に出る必要はありません。

【就活の電話で折り返した方が、好評かな事例】

★ 騒音が激しい道路での着信。
★ メモが取れないような道端での着信。

このようなお互いに会話が難しい場所で電話に出てしまうほうが、電話を掛け直さなければいけなくなったり、意思疎通が思うようにできずに、相手に迷惑をかけてしまう可能性があります。

★ 企業からの電話は無理して出ずに、静かなカフェやベンチなどに座って筆記用具を用意した状態で出るようにしてください。

 

いかがでしたでしょうか。就活では電話のマナーも選考に含んでいる企業がたくさんあります。電話での受け答えに関して厳密にチェックをするまでいかずとも、少なくとも、印象が良い、悪いは感じ取られてしまうものなのです。

印象が良い場合には、次回の選考での面接や選考試験での結果を好意的に見てくれますが、就活の電話での応対が悪い学生は、マナーがない人かもしれないとか、礼儀がなってない人かもしれないという色眼鏡で見られる、ハンディを背負うことになってしまうのです。

また就活の電話では、応対の最低限のマナーを身につけておくと、いざ社会に出た時にも十分役立ちます。研修で電話応対のカリキュラムがない企業もありますので、就活中から、電話応対のマナーをしっかりと勉強しておくことをおすすめします。

 

まとめ

これだけは抑えておきたい!失敗しない就活の電話マナーとは

・採用試験中の企業の電話番号は電話帳に登録をしておこう
・電話がかかってきたら「もしもし」と出るのは絶対にNG
・通話をすることが難しい環境では留守電にして折り返そう
・電話をかける時はビジネス用の枕詞を必ず入れよう
・朝一番とランチタイム、夕方以降は電話を避けよう
・重要事項は復唱して忘れずにとメモをとろう
・電話は駅や道路ではせずに静かな場所を選ぼう


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