入学式を控えているお母さんは服装や靴の準備にばかり意識がいってしまい、ついついバッグまでは忘れていた!ということがありますよね。入学式の準備では、親御さんの頭をしめるのはまずは服装で、その次に服や髪形になり・・・バッグはどちらかというと後回しや普段持っている物を使うという人も少なくありません。
ですが、入学式も一つの立派な式典です。バッグの選び方ひとつでその人の雰囲気を左右する、とても大切なアイテムでもあります。では入学式に持っていくバッグはどのようなものがよいのでしょうか。入学式のフォーマルウェアコーナーにもバッグの特別コーナーは少なく、参考にならないことが多いものです。
そこで今回は、入学式の服装チェックとして、式典にふさわしいバッグの選び方についてお伝えします。
入学式の服装チェック☆
式典にふさわしいバッグの選び方
入学式のバッグはその日に着る服に合わせよう
入学式で一番多い服装の色は、黒や紺・グレーやベージュのフォーマルになります。それに合わせる靴は黒が最も多く、その次にベージュやパステルカラーです。
このコーディーネートにバッグを合わせるとなると、靴と色を合わせるのが一番シンプルで分かりやすいです。しかし、服も黒で靴も黒となるとバッグは明るい色を持ちたいですし、服がベージュ系で靴もベージュ系となるとバッグは濃い色を持ってこないと全体的にぼやけてしまいます。
入学式のバッグの色は靴に合わせるのがシンプルではありますが、服装とのバランスも考えて合わせていきましょう。一度、バッグまで手に取って全体を鏡でチェックしておくことをおすすめします。
バッグのサイズを意識しよう
入学式では学校によってその日に持ち帰るものもまちまちですが、ある程度はバッグの中にしまえるようなサイズのものを用意しておきましょう。どうしても小ぶりなバッグになるようでしたら、別にフォーマルな手提げの準備が必要です。
紙袋やお買い物袋で代用している人もいらっしゃいますが、できればきちんと手提げを用意しましょう。サイズは入学式で配られる資料が入るようにA4のバッグが好ましいです。また、スリッパの持参をお知らせしている場合もありますので、その日に持っていくカメラなどの一式が入る厚みは欲しいところです。
ブランドのバッグはやめておこう
入学式にブランドのバッグを持ってきている人を見かけることがありますが、これはよいのでしょうか。実はフォーマルな場である入学式ではNGです。ブランドの大きなロゴが入っているようなバッグは、フォーマルというよりカジュアルな扱いになります。なるべく控えておきましょう。
また、ブランドのバッグが周囲の人に与える印象は強く、初対面で顔も名前もよくわからないけれども○○のブランドバッグの人!という感覚で捉えられかねません。それはとても切ないものがありますよね。こうしたことも含めて、入学式でのブランドバッグは避けておきたいものです。
バッグを買うまでに至らない時は
入学式があるということは、その前月に卒園・卒業式があったということです。そして、入学式が上のこと下の子とで重なることもあります。おめでたいイベントではあるけれども、自分自身にかける費用は極力抑えたい、そう思う親御さんも少なくありません。
家に入学式で使えそうなバッグがないか探してみたものの、お葬式で使う黒のフォーマルバッグしかない・・・ということもあるでしょう。このお葬式で使う黒のフォーマルバッグですが、入学式で使うことはダメということはありません。
サイズは小ぶりですので、別途手提げの準備はいりますが、十分に使えます。ただ、そのまま使うのはどうしてもお葬式感が出てしまいがちです。そこで活躍するのがコサージュです。コサージュをアクセントに付けることで一気に雰囲気が変わります。
コサージュなら新しくバッグを新調することを考えるとお手頃ですよね。もし、家にあるもので入学式の準備を済まされたい方にはオススメの方法です。
いかがでしたか。入学式で身に着けるバッグは全身でのトータルバランスが重要ということがわかりました。そして、バッグのサイズやブランドのバッグを避けるということも心得ておきたいものです。
入学式での印象はその後の交流にもつながっていきます。少し場違いな装いで行くと、常識がないと思われてしまいますし、人が第一印象として相手に与える影響はとても大きいものです。
子供の今後の学校生活のためにも、マナーをわきまえた入学式にふさわしい服装とバッグで参列したいところ。入学式のためにわざわざバッグを買うことに躊躇する人は、普段仕事で使っているバッグにスカーフを巻くというのもありです。
無理をして入学式のためにバッグを買うのではなく、今持っている物を存分に生かすということも大切なことです。入学式の前日までにトータルコーディネートのチェックをして当日を楽しみに挑みましょう。
まとめ
入学式の服装チェック☆バッグを選ぶ際には
・全体のトータルバランスを考えて色を選ぼう
・その日に持ち帰るものまでも考慮してサイズを選ぼう
・手提げを持っていく場合は紙袋は避けておこう
・ブランドバッグは遠慮しよう
・今持っているバッグにアクセントを付けて使いまわそう