虐待に繋がらない!二歳児のしつけ9つのポイント

虐待に繋がらない!二歳児のしつけ9つのポイント
お子さんをお持ちの方なら、二歳児といえば「魔の二歳」という言葉を連想するでしょう。二歳というのは、出来ることしたいことの域がぐんと広がり自我いうものが芽生える頃です。

その一方で、してはいけないことやってはいけないことの分別がつかず、かつ親の言うことに従わない時期でもあります。何でもかんでも「いや!」という二歳児さんに困っていませんか?イライラしていませんか?思わず手が出そうになってしまうその気持ち、よく分かります。

虐待に繋がらない、二歳児さんのしつけのポイントを一緒に考えてみましょう。



 

虐待に繋がらない!二歳児のしつけ9つのポイント

 

まずは、お母さんの気持ちから


あれもイヤ、これもイヤ、わがままばかり、しっかりしつけなければ!と思っていませんか?まずはそこから一旦考えを離しましょう。自我が芽生えたばかり、その上自分の気持ちを全て伝えることも出来ない二歳児に完璧な「しつけ」は難しいと思います。

お母さんが「~しなくちゃ!」という余裕の無い気持ちでお子さんに接すると、お子さんは不安な気持ちになってしまいます。何をされても「二歳なんてこんなもんよね。」と余裕を持って構えられるくらいの気持ちになりましょう。

 

否定しない


二歳児と言えど一人の人間です。母親は確かに、育てるにあたって子どもを指導する立場でもあるかもしれませんが、それ以前に子どもの全てを受け入れる存在でなくてはなりません。一言目から否定をしないであげて下さい。

お母さんも、たとえば誰かに「子育てがしんどくて…」と言ったときに第一声が「そんなことあるわけないじゃん」だったら…腹が立ちませんか?それと同じです。

たとえば「鉛筆でお絵かきしてしていい?」には「危ないからダメ!」ではなく「いいよ、お絵かきしようね。でもクレヨンの方が楽しいよ!」と返してみましょう。たとえばソファでぴょんぴょんしている子には「やめなさい!」ではなく「楽しそうだね!でも危ないからちょっと休憩しようか!」などと返してみましょう。

 

まず受け入れる


では否定しないとはどういうことか。それはまず、お子さんの言い分を一旦受け入れることです。「○○したい!」を「そうだね、○○したいね。」と繰り返すだけでも十分です。この一回のやり取りだけでも、お子さんもお母さんも少しだけクールダウン出来るはずです。

一度肯定してあげた後に、でも××も楽しそうじゃない?などお母さんが今させたいことに誘導してみましょう。すぐにそちらに気が向くとは限りませんが、即座に否定して泣かれてしまうよりは疲れないはずです。

 

お誘い口調で


「手を洗いなさい!」「片付けなさい!」と怒ってばかりいませんか?そしてその命令に対して子どもが従ってくれないと、カーッとなっていませんか?
この命令口調を一旦封印してみましょう。

命令をしている地点でお母さんはお子さんを下の立場と見なしています。そして、その下の立場の者が言うことを聞いてくれないからムカッとくるわけです。ちょと癪かもしれませんが、立場を下ろして、「手を洗おうぜ!」「片付けしようぜ!」と言ってみて下さい。

これは私がインターネットで見かけ実践したアイディアの一つです。この口調は子ども番組のあるキャラクターの口調を真似ています。普段使わないしゃべり方をすると、非日常のようで楽しくなって、これで「イヤ!」が返ってきても不思議とムッとしません。

また、言われた子どもも高圧的な言い方でないせいか、反抗心が小さくなるようです。

 

先回りする


例えば、出かける時間になったからコートを着せようとすると「自分でする!」→「できない!」と癇癪、間に合わなくなる。お財布を引っ張り出されてカード類を散らかされ、ポイントカードが行方不明に。イライラしますよね…。

ただこの時期の、自分でやりたいという気持ちやいたずらは、子どもの脳が成長している証です。「やりたい!」という気持ちは尊重してあげ、いたずらは仕方ないなとあきらめましょう。しかしそれだけでは生活は成り立ちませんよね。

ですのでお母さんは、出来る限り予測して先回りをしましょう。「自分でコートを着たい、靴をはきたい」と言うかもしれない、と予測して、出かける時間の設定を早めておく。触られて困るものは、絶対に触らせない。手の届かない場所や鍵のかかる場所にしまうようにする。

頭を使いますが、やられた後にイライラするよりは疲れないですよ。

 

叱る基準を決めておく


では親は叱ってはいけないのか?そんなことは決してありません。ここで全てのことを好き勝手やらせると、何やってもいいんだ!と覚えてしまう可能性もあります。基本的に、危険を伴う行為については毅然とした態度で叱りましょう。

例えば道路に向かって飛び出した場合。例えばお友達に手を挙げた場合。こういうときはしっかりと目を見て、叱って下さい。言ってる言葉の意味は理解出来なくても、お母さんが怒ってることは伝わります。

一度や二度では「あ、これはダメなことなんだな」と理解出来ないかもしれませんが、根気よく基準に従って叱って下さい。

 

人目は気にしない


では外で叱るとなったときに…やはり気になるのは周りの目ですよね。叱る基準となったことをやった場合は、外でもしっかり叱りましょう。中には「そんなに怒らなくても」だの「かわいそうに」だの言ってくるおせっかいな人もいるかもしれません。

しかし、その人は、わが子に何の責任も無い他人です。そういうことを恐れて外で叱ることをしなければ、家の中と家の外で叱られる基準がバラバラになり、子どもは混乱してしまいますよね。叱るということも愛情の一つです。毅然とした態度で、叱るべき基準は一貫して下さい。

 

癇癪の対応


いわゆるイヤイヤ期で一番手を焼くのが、癇癪を起こされたときかと思われます。子どもとしては何か要求があってそれが叶わなくて怒っているのが、何が嫌でギャー!となっているのかお母さんには分からないでヘトヘトになっていることでしょう。

まだ上手にしゃべることが出来ない二歳児さんから、原因を聞きだすのは難しいですよね。が、実はお子さんも泣いているうちに原因が分からなくなっているんです。ですので原因を探して解決するよりも、何とか気持ちを逸らす方に持っていくことをお勧めします。

私の友人は原因が分からないときは、くすぐるなり抱っこして振り回すなり、とにかく笑わせていました。またある友人は、「○○ちゃんのお腹に泣き虫が入っちゃったのね~食べて退治しちゃう!」とお腹を突っついて食べる真似をし、気を逸らしていました。

どんなことが効果があるかはお子さんによって違うと思いますが、何で?何で?とならないで、気分転換出来る方法を試してみて下さい。

 

手を挙げないために


しかしどれだけの努力をしても、やはり思い通りにならないというのが魔の二歳です。疲れ切って手を挙げたい衝動に駆られることもあるでしょう。私も何度かありました。でも、そこで深呼吸です。

一度手を挙げてしまうと、我慢のハードルがぐんと下がってしまいます。お子さんの気分を逸らす方法を、と上で述べましたが、お母さんの気分を逸らす方法も同時に大切です。

私はどうしようもなくなったときは、子どもを閉じ込めるのではなく自分が寝室に閉じこもって大泣きしてみたりしました。

大人になって、大泣きすることってあまりありませんよね。お子さんを見てみて下さい。大泣きして疲れて眠った後って、とてもすっきりしていませんか?涙にはストレス反応として分泌されるホルモンが含まれています。

つまり泣くことってストレス発散になるんです。これは一例ですが、何でもいいんです、ストレスを発散させる、気分を変えられる方法を考えてみて下さい。

 

いかがでしたか。

二歳児は思い通りにならないもの、そう理解していても毎日毎日イヤイヤやられてはたまりませんよね。でも、少しの我慢です。過ぎ去ってみれば「そんなこともあったなあ」で済んでしまうほど短い期間です。そのうち口も達者になって、違う意味でムカッとすることが増えます。

言いたいことが伝えられずに泣いてる時期が、かわいかったな~と思えるようにすぐなりますので、どうぞ思いつめずに上手に付き合ってあげて下さいね。

 

まとめ

虐待に繋がらない!二歳児のしつけ9つのポイント

・余裕を持ちましょう
・一人の人間として、頭ごなしに否定しない
・まずは受け入れてあげる
・~しようぜ!で誘う
・予測して先回りする
・叱るべきところは叱る
・毅然とした態度で叱りましょう
・癇癪の対処法を見つけましょう
・手を挙げないために気分転換する方法を見つけましょう