結納のマナー☆服装で気を付けたい5つの注意点

結納のマナー☆服装で気を付けたい5つの注意点
結婚が決まった両家にとって特別な儀式である結納ですが、いざ両家が揃うとなると「服装はどうしよう??」「洋服?着物??」と悩んでしまうことがありますよね。結納は両家の初顔合わせとなる場ですから、場違いな服装では大恥をかいてしまうだけでなく、その家の信用さえも失ってしまうことになりかねません

結納とは「正式な結婚の契約」のことですが、最近では結納をしない派が7~8割もいるとのこと。結納は「結納品」など費用もかかりますし、進め方にも決まりがあり、堅苦しさを感じる人も多いのでしょう。しかし、それでも結納をする人がいる理由としては、日本独特の伝統を守りたいという気持ちと、結納をしたことで正式に「婚約」をしたと実感することができることが大きいのです。

つまり、結納を行うということは、それだけその儀式を重んじているということ。ですから、結納という場にふさわしい服装で臨みたいですよね。

そこで今回は、結納をする際に気を付けるべき服装マナーについてお伝えします。

 

結納のマナー☆
服装で気を付けたい5つの注意点

 

結納での服装はセミフォーマル(準礼装)以上が基本

結納は日本独特の伝統の儀式です。昔はフォーマル(正装)が当たり前でしたが、現在はセミフォーマルでも良いとされています。女性の場合は、結婚すると着られなくなる「振袖」を最後に着て、思い出作りにする方もいます。結納のスタイルも徐々に変わってきており、現在は略式や食事会にするケースもあるため、その際はセミフォーマルが妥当でしょう。

どちらにしても事前に両家での相談が必要です。結納の席での服装をフォーマルにするかセミフォーマルにするのか、しっかりと相談をして服装の格を揃えることが重要です。

 

結納のパターンによって服装を決める

結納には格式・略式・食事会と3つのパターンがあります格式での服装はフォーマルで揃えるのが基本ですが、伝統的な多くのルールで進めなければならない格式での結納は、現在少なくなっています。

次に略式の結納での服装ですが、略式の場合はセミフォーマルが妥当でしょう。そして、最近多くなっている食事会だけの結納ではセミフォーマルとまではいきませんが、カジュアルでも上品な服装にしましょう。

 

結納でのフォーマルとセミフォーマルの服装の種類

ォーマルにする場合は、仲人の男性と父親は紋付袴かモーニングになります。仲人の女性と母親は留袖新郎はブラックスーツ、新婦は振袖を着用します。それに対してセミフォーマルは、仲人の男性と父親はブラックスーツ仲人の女性と母親は訪問着・付け下げ・色無地です。新郎はダークスーツ、新婦は訪問着・ワンピースとなります。

結納での服装の注意点ですが、男性側はスーツの場合、ワイシャツとネクタイは白を身につけましょう。女性側は喪服をイメージさせる黒は避け、華やかなものにして下さい。ただし、華やかでも露出は抑えなければいけませんので、肌はあまり出さずに清楚な装いにし、スカート丈も膝下のものを選んで下さいね

 

カジュアルな食事会での結納の服装

食事会のみでアットホームな雰囲気の結納にしたいのでしたら、服装は少しカジュアル目でも良いとされています。それでも男性はスーツ・またはジャケット着用が基本で、あまりカジュアル過ぎるのは避けて下さい

また、新婦の父親はブラックスーツを着る方が望ましいです。それに比べて女性は華やかめのスーツやワンピース・セットアップで構いません。ちなみに、その他の親族は主役より目立たないように、少し地味目にするよう心掛けてほしいところです。男性であればダークスーツ。女性であれば無地のスーツなどです。

 

結納本番までに服装、身だしなみのチェックを!

フォーマル、セミフォーマルな服装は着用後クリーニングに出す方が多くいらっしゃいますが、忘れがちなのはクリーニングのタグを外すことです。タグの付けっぱなしは恥ずかしいのでしっかりチェックしておきましょう。新品の場合も値札などが付いたまま・・・なんてことがないようにして下さい。結納の前日までには服装を一揃いしておく方が安心です。

男性は靴下も意識し、スーツと同系色にすると良いですね。靴は出来るだけ紐付きを用意し、ピカピカに磨いておきましょう。女性は華やかにしたいからと言って、アクセサリーや香水の付けすぎには注意をして下さい。アクセサリーはパールなどの上品なものを選ぶのが好ましいです。香水の付けすぎはどんな場であってもマナー違反なので注意しましょう。

また、洋装の場合は素足ではなく必ずストッキングを着用して下さい。破れてしまった時のために、予備にもう一足用意しておくと安心です。

 

いかがでしたか。結納での服装やマナーについてお伝えしました。

結納は結婚式の前に行われる、正式な婚約のための大事な儀式です。しっかり知識を持ち、正しいマナーで臨み、良い思い出の1つにしたいですね。結納は地方によってもやり方が変わってきます。独特な習慣がある場合がありますので事前にチェックをして、相手側の習慣に合わせましょう。

最近は格式での結納は非常に少なくなりましたが、略式・食事会でも伝統的なお祝いごとだということを念頭に置き、その結納の方式に合った服装ができるようにしましょう。両家の親が結納は必要ないということでしたら顔合わせのみで構いませんが、新郎側から新婦側へ結納をしないことを提案することは失礼とされていますので注意して下さい。

結納は両家が顔をそろえる最初の場です。相手家族にもぜひ好印象で迎られるよう、服装にも気を配りましょう。

まとめ

結納での服装で気を付けたいこととは

・両家の服装の格を揃える
・格式はフォーマル、略式はセミフォーマルが基本
・女性は華やかな服装でも露出は控えて清楚を心がける
・親族は主役より目立たない服装にする
・前日までに結納での服装を一揃い用意をてチェックをする


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