お悔やみの言葉をメールで。事前に押さえる心得とは

お悔やみの言葉をメールで。事前に押さえる心得とは
お悔やみの言葉をメールで送るのはありかなしか、悩むことってありますよね。親しい友人や同僚、親戚であればなおさら、すぐにでも気遣って連絡を取りたいという気持ちなりますから、そんな時にメールはとても便利なツールです。

しかし、お悔やみの言葉は、昔から本来直接出向いて伝えたり、お悔やみ状や弔電で贈るものとされていました。そのため、お悔やみの言葉をメールで贈るのは失礼に当たります。

ところが、直接相手の家に行けない、葬儀にも行けないという場合には、いったんメールで連絡を取るのは有効な手段とも思えますよね。

そこで今回は、お悔やみの言葉をメールで伝える時に注意すべきことや、マナーを実践する上で重要となる心得を、7つのポイントに分けて解説します。



 

お悔やみの言葉をメールで。
事前に押さえる心得とは

 

お悔やみの言葉を、メールで送る目的


親しい間柄の人の親族に不幸があった場合、その相手が友人や同僚だと心配になるもの。こんな時にお悔やみの言葉をメールで送りつつ、相手の様子を伺うという方法をとるとスマートです。

【 お悔やみの言葉をメールで送る心得 】

■ しかし、あくまでもメールでの連絡は正式なものではないという認識は持っておくべき。

・ 親しい間柄の人の親戚に不幸があったならなおさら、葬儀に足を運んだり、お悔やみ状や弔電を送ってください。

お悔やみの言葉をメールだけで、伝え終わった気にならないようにすべきなのです。

 

言葉遣いに注意


親しい間柄の人にお悔やみの言葉をメールで送る時に、気を付けなくてはいけないのが言葉遣いです。親友や幼馴染など、どれだけ親しい間柄の相手であっても、くだけた言葉遣いをすべきではありません。

【 お悔やみの言葉をメールで送る、言葉遣い 】

■ 普段敬語を使っていない相手に、かしこまったメールを送るのは変な気持ちになるかもしれません。

・ けれども、ダジャレや面白い話題を入れたり、関係ない世間話をするのはご法度です。

普段どんなに元気で明るい友人であっても、近しい人を亡くして、気を落としているという状況を十分心に留めておく必要があります。

 

冒頭に書くべきこと


お悔やみ言葉、メールでまず冒頭に書くべきことは、故人の死を驚き、悲しむ言葉。これは、「故人が亡くなるという事を全く予期していなかった」という驚きと悲しいという思いを重ねることで、より一層、死を残念に思っているという事を伝えるためです。

【 お悔やみの言葉をメールで送る、冒頭 】

■ 「最近容体が急変していたようなので心配はしていましたが」などという死を予期していたような事を書いては絶対にいけません

・ このようなことを書くと、自分が死を招いたような印象を相手に与えてしまいます。

「先日お会いした時はお元気そうでしたので大変驚き、とても残念に思っています」などの書き方が適切です。

 

葬儀に行けない場合のお詫び


お悔やみの言葉をメールで送るケースの一つに、葬儀に参列できないためという場合があります。このような場合には、お悔やみの言葉をメールで送るときに、葬儀に参列できない件についてお詫びの言葉を入れておきます。

【 葬儀に行けない時 】

■ 理由についてはくどくどと書く必要はありませんので「仕事の予定がどうしても外せず」などと簡潔に書いておきます。

・ 葬儀は出欠をとるものではありませんが、訃報の連絡を喪主や親戚から直接受けた場合には、欠席することへのお詫びをするのがマナーです。

 

相手への気遣いの言葉


お悔やみの言葉をメールで送る利点としては、なるべく早く相手に連絡が取れるということがあります。ですから、近しい人の死という辛い現実を受けて落胆している相手の身体やメンタルについて気遣う言葉があった方が良いです。

【 メールだからこそ、伝えたい言葉 】

■ 「〇〇ちゃんもどうぞ無理せずに自愛してくださいね」など、メールの後半部分に入れておくと、相手に思いやりの気持ちが伝わります。

 

顔文字や絵文字


友人や同僚など親しい人とメールをする時には、絵文字や顔文字を使う人が多いですよね。顔文字や絵文字は自分の感情を相手に伝えるのに、視覚的でとてもわかりやすい表現です。しかし、お悔やみの言葉をメールで送るときに、顔文字や絵文字を入れるのはやめておくべきです。

【 顔文字・絵文字は控える 】

■ 中には顔文字や絵文字があった方が、励まされると思う人もいるかもしれませんが、不謹慎だと捉える人もたくさんいます。

・ 特に自分より目上の人や立場が上の人には、絶対に使わないようにすべきです。

 

使ってはいけない言葉


結婚式で「別れ」と連想させる言葉を使ってはいけないように、不幸の時にも使ってはいけない言葉があります。

【 使ってはいけない言葉 】

■ それが、悼み言葉と再び不幸が起こることを想起させる表現です。

・ 例えば「またまた」や「重ね重ね」は、繰り返しの意味があるため、死が再び繰り返されるという意味があります。

また「再び」や「重ねて」、「続いて」などの言葉も同様に不幸なことがさらに起こるという意味があるため、お悔やみの言葉をメールで伝える時には使ってはいけません。

 

いかがでしたでしょうか、お悔やみの言葉をメールで送ること自体が、失礼ではないのかと悩む人は多いのですが、それ自体は失礼なことではありません。お悔やみの言葉をメールで送る時のスタンスを、わきまえておけば問題ないのです。

日々の暮らしの中で落ち込むことはたくさんあります。受験に失敗したり、失恋したり、就職活動がうまくいかない時などに、親しい友人を励ますメールを送ったことがある人はたくさんいますよね。

しかし、お悔やみの言葉をメールで送る時には、普段の励ましのメールとは一線を引いて、マナーを守ったり、相手を気遣う気持ちをより一層持たなくてはいけません。

今回解説したような心構えを持って、お悔やみの言葉をメールで送れば、きっと相手に自分の気持ちや思いやりが伝わります。

まとめ

お悔やみのメールを送る心得

・メールはあくまでも正式なものではないと認識する
・親しい相手であってもくだけた言葉遣いをしない
・故人の死を驚き悲しむ言葉は冒頭に必ず入れる
・葬儀に行けない場合はお詫びの言葉を入れておく
・喪主や遺族の身体を気遣う言葉を入れる思いやりを持つ
・顔文字や絵文字は不謹慎と捉えられるため使わない
・悼み言葉と再び不幸が起こることを想起させる表現は使わない