結婚祝い金額の目安とは?気になる相場を立場別に比較

結婚祝い金額の目安とは?気になる相場を立場別に比較

結婚祝い金額をいくら包むかは、お呼ばれした時に真っ先に考えることです。親戚や親しい友人、会社の同僚が結婚するのは、何ともおめでたいことです。お祝いの気持ちが大事と言いながら、やはり大人のマナーとして、相応の結婚祝い金額を包むべきもの…。

しかしながら特に20代・30代頃は、招待される結婚式の数が多すぎる反面、まだまだお給与もさほど多い年頃ではないため、「毎月金欠…。」なんて声も少なくありません。多すぎることなく、過不足ない結婚祝い金額を包みたいものです。

では実際、結婚祝いの金額は、どのくらい包めば良いのでしょうか?

結婚祝い金額を決める際に難しい点は、兄弟姉妹、いとこ、友達、叔父叔母など、立場によって、また新郎新婦との関係性によって、変わってくる点です。そこで今回は、大人になるとなかなか人には聞けない、結婚祝い金額の立場別の相場をお伝えします。

人に聞きにくい、迷ってしまう…。そんな時は本記事で確認してから決めてください。

 

結婚祝い金額の目安とは?
気になる相場を立場別に比較

 

未成年の場合

学生で招待された場合、お祝いはどうすればいいの?」という質問を受けることがあります。確かに未成年でも兄弟やいとこ、親戚など、結婚式に招待されることはよくあることです。

18,9歳など、ある程度の年齢になると、両親が結婚祝い金額包んでいる姿を見て、「自分はどうすれば良いだろう…。」と、判断に迷う場面はあります。両親は大丈夫と言っても、一般的なマナーとして、一度確認したいと考える人もいます。

【 未成年の場合の結婚祝い金額 】

☆ しかしながら、そもそも未成年は、お祝いを送る必要はありません

特にアルバイトなどでも未成年で働いているケースでは、抵抗があるようですが、未成年は結婚祝い金額を包まないのが一般的な認識です。その代わり、成人したら両親とは別に用意します。未成年の場合は、両親が子どもの分までまとめて出す、と言う考え方が一般的です。

 

叔父叔母・伯父伯母の場合の金額相場

自身が新郎新婦の「伯父伯母・叔父叔母」に当たる場合は、結婚披露宴に夫婦で出席するかどうか、また子連れで参加するかどうかで結婚祝い金額が変わってきます。

【 叔父叔母・伯父伯母の結婚祝い金額相場 】

☆ 夫婦のどちらかが出席する場合 … 30,000~50,000円が望ましい。

☆ 夫婦で結婚披露宴に出席する場合 … 50,000~100,000円が相場。

叔父叔母・伯父伯母の立場になると、年齢差関係性から結婚祝い金額も結構大きくなります。それに加えて、同居する未成年の子供も招待されている場合は、10,000円をプラスして包みます。

【 披露宴に参加しない場合の結婚祝い金額相場 】

☆ 結婚披露宴に出席しない場合でも、関係性が近いので30,000円ほどの結婚祝い金額を送ります。

 

友人の場合の結婚祝い金額相場

新郎新婦の友人として結婚披露宴に出席する場合は、基本の結婚祝い金額相場があります。

【 友人の結婚祝い金額相場 】

☆ 友人が招待された場合の結婚祝い金額相場は、30,000円を基本に考えます。

・ しかしながら、新社会人になったばかりや25才以下の場合は、20,000~25,000円のケースも増えてきました。

20代・30代のアンケートでは「毎月、結婚式に出席しなければいけない!」なんて悲鳴も聞こえます。確かに当然お金も出ていくわけですから、「ご祝儀ビンボー」などの言葉も出てくるほどです。

☆ そこで友達同士で、あらかじめご祝儀の値段を決めておくのもオススメです。そうすれば、お互いに恨みっこなしですし、結婚祝いの金額で迷うこともありません。

 

会社の上司の結婚祝いはやや高め

新郎や新婦の会社の上司として結婚式に出席する場合、結婚祝い金額は結構高くなります。

なぜなら、会社の上司としての立場ですと主賓として招待されるため、引き出物も他の人よりも高値の品が準備されている可能性が高いからです。また、やはり会社の上司としてのプライドもあります。

【 会社上司としての結婚祝い金額相場 】

☆ 一般的な認識としては、50,000円ほど包むケースが多いです。

けれども結婚披露宴に出席しない場合なら、会社からのお祝い金のみで十分です。反対にあまりお祝いしすぎると、受け取った新郎や新婦もお返しが大変です。

 

会社の同僚は、友人と同じ相場

会社の上司として結婚披露宴に出席する場合は、結構な金額を包む必要があります。けれども、会社の同僚として毎日机を並べて働いているという場合は、それほど高い金額の結婚祝い金額を、準備する必要はありません

【 会社同僚の結婚祝い金額相場 】

☆ 会社の同僚の場合は、友人と同じ金額の30,000円程度で十分です。

また、結婚披露宴に出席しない場合は、3,000~5,000円ほどの結婚祝いのプレゼントを渡してあげれば、現金で渡す必要はありません。仲間内でお金を出し合って、1つのプレゼントを贈る同僚も多いです。

 

子連れ出席の場合、どうすればいいの?

子連れで結婚披露宴に出席の場合は、個人や夫婦で送る結婚祝いの金額にいくらかプラスするようにして下さい。

【 子連れで出席する場合のマナー 】

☆ お子さんが赤ちゃんや幼児の場合 … 結婚祝い金額相場プラス5,000円程度

☆ お子さんが小学生~大学生の場合 … プラス10,000~20,000円程度

を包むようにします。

特にお子さんが小さい場合は、オムツ替えや授乳スペースの手配や食事の気遣いなど、新郎・新婦は色々な気遣いが不可欠です。それに対する感謝の気持ちも込めて、少し多めに結婚祝いを包んでおくのが礼儀です。

 

披露宴に出席しない場合の結婚祝い

結婚披露宴に出席しない場合でも、近しい人が結婚するときには結婚祝いを贈ります。結婚披露宴に招待されていて、直前になってやむを得ない事情でキャンセルしてしまった場合などは、特に配慮が必要です。

【 披露宴に出席しない結婚祝い金額相場 】

☆ 突然の欠席の場合 … 披露宴出席時に準備していたご祝儀をそのまま渡します。

☆ 披露宴には招待されなかった場合 … 現金ではなく贈り物を準備するケースが多いです。金額は、新郎新婦との関係性によって変わってきます。

少し前ならば招待されなかった場合には、3,000円~5,000円程度のささやかな贈り物が多かったものですが、最近では親族のみのシンプル婚を選び、友人知人のお披露目がない新郎新婦も増えてきました。

そんな「シンプル婚」を選択した新郎新婦へは、ある程度の結婚祝いの贈り物をする人々も多くなっています。

 

気になる新郎新婦との関係性によって違う、結婚祝い金額相場は、いかがでしたでしょうか。今回は簡単な関係性による結婚祝い金額相場をお伝えしましたが、上司と部下、友人などの関係性においては、それぞれの関係の密接度は様ざまです。本記事を基準に、「お祝いしたい!」の気持ちを多少添えても、問題ありません。

新郎新婦との血縁関係が近ければ近いほど、結婚祝いのお金もたくさん包む必要があります。兄弟間の場合には友人の項目でお伝えしたように、お互いに結婚祝い金額を話し合って、負担のないように決める兄弟姉妹もいるようです。

もちろん、自分が結婚式をすでに挙げていて、ご招待した人々であれば、その時の金額を基準にして結婚祝い金額を決めるのが一般的です。そのため、多くの新郎新婦が結婚祝い金額を控えているはず。

結婚祝い金額が原因で人間関係が変化する人々もなかにはいます。本記事を参考にして、失礼のないよう、お祝いの気持ちを表現してください!

 

まとめ

結婚式に招待されて最も気になる、立場別のお祝儀金額の相場

・未成年の場合は、結婚祝いは必要なし。親に一緒に包んでもらいます
・叔父叔母は夫婦どちらかなら3万円~5万円。両方出席で5万円~10万円
・友人の場合、25歳以下は2万円~2万5千円。それ以上では3万円が相場
・会社の上司の結婚祝い相場は、5万円。出席しなければ会社のお祝いで
・会社の同僚の相場は3万円。出席しない場合には3千円~5千円のギフト
・子連れ出席なら、幼児まではプラス5千円。それ以上では1万円~2万円
・披露宴を突然欠席するなら、お祝儀はそのまま渡す。それ以外は贈り物を


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