結婚式で感動を呼ぶ☆心を伝える7つの演出アイデア

結婚式を感動的にしたいなら、演出の力が必要です。式場を盛り上げるサプライズ演出や、面白い演出もそのひとつです。けれども新婦の手紙の朗読など涙を誘うシーンは、結婚式を感動的に盛り上げる、無くてはならない場面ではないでしょうか。

家族との絆が感じられる結婚式の感動や、相手への愛情を感じられる演出は、参加したゲストの心を打ち結婚式を感動で包みます。「出席して良かった!」「私も真似してみたい!」とゲストが思える、アットホームな演出アイデアも欲しいところです。

では、どうしたら結婚式で感動を呼ぶ、素敵な演出ができるでしょうか?そこで本記事では、結婚式で感動する演出のアイデアをご提案します。演出のポイントを理解して準備を整えれば、結婚式を感動で盛り上げ、ゲストの心に響くものとなるでしょう。

では帰りにはゲストに、良い結婚式だったと感じてもらえる、心を伝える演出を7つご提案します。

 

結婚式で感動を呼ぶ☆
心を伝える7つの演出アイデア

 

新しい人生の始まり「ベールダウン」

結婚式が始まる前に行うベールダウンの儀式は、母から娘へ、娘から母へ気持ちを贈るセレモニーです。ベールは邪悪なものから花嫁を守ってくれるアイテム。ベールを降ろすことは、独身に幕を下ろすという意味があり、この世に娘を誕生させたお母様ご自身の手で、独身最後の支度をしてもらい花嫁を誕生させてもらうのです。

【ベールダウンの方法】

・結婚式が始まる前に行う儀式
・お母様が花嫁のベールを降ろす

「今まで育ててくれてありがとう」「いってらっしゃい」と言う、親子の感謝にあふれた会話が、結婚式で感動を呼ぶセレモニーとなります。

 

心を込めて書いたメッセージで、結婚式で感動を呼ぶ

直筆で書いたメッセージは貰うと嬉しいものです。大変な作業ですが、思い出を交えてひとりひとりに直筆でメッセージを書いて、感謝の気持ちを伝えてはいかがでしょうか。きっと結婚式で感動を呼ぶ、感謝の演出となるでしょう。そのささやかさが、また結婚式では感動的です。

個々に手渡ししたいところですが、結婚式当日はなかなか時間を作るのが難しいので、席札の後ろや、折り目の内側にメッセージを書いておきます。ゲストが席に着いた時に見ることができ、心が伝わりやすいですよ。

【メッセージで結婚式を感動で包む演出】

・直筆でひとりひとりに、メッセージを書く
・テーブルや席札の後ろなど、ゲストの目が付く場所に添える

 

母から食べさせてもらう「ラストバイト」

ケーキ入刀の後の「ファーストバイト」は、新郎新婦がお互いにケーキを食べさせる演出で、定番です。一方、「ラストバイト」は、それぞれのお母様から新郎新婦へケーキを食べさせてもらう演出です。生まれて初めて食事をさせてくれたお母様の手で食べさせてもらうことで、「これからは自分で食べて行きなさい」という親の愛情を伝える意味があります。

また「今まで美味しい食事を作ってくれてありがとう」という感謝の気持ちも伝えることができますね。従来の演出と違うというギャップで、さらに結婚式を感動的に盛り上げるでしょう。

【ラストバイトは結婚式の感動的な演出】

・感謝の気持ちをメインにした「ラストバイト」で、両親に感謝を伝える
・「ラストバイト」は自立への決意表明

 

幻想的な光が感動を呼ぶ「キャンドルリレー」

キャンドルリレーは、結婚式でお色直しをして入場後に行う演出です。キャンドルの灯火には幸せの天使が宿ると言われており、その神聖な灯火を会場いっぱいに繋げていく一体感と感動が広がるセレモニーです。

新郎新婦からゲストへ、ゲストからゲストへとリレーしていき、最後に灯火を吹き消すことで、新郎新婦の幸せを願い、また、ゲストの願いが叶うようにと心を込めてキャンドルに幸せを閉じ込めるのです。

【キャンドルリレーで結婚式に感動の演出】

・お色直しの入場後に行う
・ゲスト自身が参加する演出で、会場に一体感が生まれる
・少しずつ灯が広がる、幻想的な演出で結婚式を感動的に演出

 

二人のストーリーで紡ぐ「パラパラ漫画ムービー」

最近では芸人の鉄拳によるパラパラ漫画CMをきっかけに、結婚式でも「パラパラ漫画ムービー」が、結婚式で感動を呼ぶ余興として、注目されています。

【パラパラ漫画ムービーで結婚式を感動的に】

・新郎新婦二人のなれ初めから結婚式に至るまでのストーリーを、漫画に描いてムービー仕立てで紹介する演出
・写真には残っていない大切なシーンを漫画で描くことができる

写真には残っていない二人のストーリーがゲストに紹介できるので、結婚式で感動的な二人の馴れ初めがダイレクトに響きます。また、DVDに残すことで何年たっても振り返りたくなる、メモリアルとなります。

 

会場中が感動の涙「お手紙朗読」

結婚式での演出の中でも定番中の定番ですが、新婦からご両親へあてた手紙は、参加したゲストの約9割が「感動した」と答える演出です。感動するとはわかっているけど、無いと何か物足りないと思う演出でもありますね。

・感謝の気持ちを伝えることができるお手紙朗読は、新婦からご両親に宛てた手紙だけではありません。

新郎から新婦へ、新婦父から嫁ぐ娘へ、新婦母から大切に育ててきた娘へ、など形はさまざまです。

普段、面と向かってはなかなか伝えられない思いを伝えることができる、会場中を感動に導く演出は、新郎新婦や親御さんだけではなく、ゲストの皆さんにとっても心に残るシーンになります。

 

懐かしいあの頃にタイムスリップ「メモリプレイ」

メモリプレイは、懐かしい頃の大切な思い出をプロの役者が演じることで、昔にタイムスリップしたかのような結婚式の感動的な演出です。世界に一つだけのオリジナルのストーリーが再現されます。

【結婚式を感動で盛り上げるメモリプレイ】

①新郎新婦の思い出イメージに近い役者さんが結婚式当日に登場
②会場内のスクリーンに映し出された映像が流れる
③スクリーンに合わせて役者さんが演技をする
④大切な思い出のシーンに戻ったかのような感動の演出となる

また、編集されたDVDを残すことができるので、何度でも感動を味わうことができるのです。

 

いかがでしたでしょうか。結婚式で感動的に盛り上げる演出の多くは、普段なかなか伝えることができない感謝の気持ちや思いを伝える目的のものが多く、意図したものではないケースがほとんどです。

結婚式で感動的な演出を効果的に盛り上げるには、音楽の力や司会者さんの上手なコメントが大切です。涙を誘うような音楽や、絶妙のタイミングで入れるコメントは、感動する気持ちをより盛り上げてくれるのです。

打ち合わせの際には「ここは結婚式の感動シーンにしたい」などと、当日をイメージしながら気持ちを伝え、しっかりとした準備をしておけば、当日は安心して楽しむことができます。

ゲストへのおもてなしの気持ちを大切にして工夫を凝らせば、「結婚式に出席して良かった」と思ってもらえるはずです。誠実に心を伝えることができるオリジナリティで、結婚式を感動的なものにしてください。

 

まとめ

結婚式で誠実な心を伝えて感動で包む演出たち

・「ベールダウン」は母親と花嫁の感動的な儀式
・「ゲストへあてたメッセージ」は直筆でひとりひとりに
・夫婦でケーキを食べあうファーストバイトではなく「ラストバイト」
・「キャンドルリレー」は会場に一体感が生まれる、幻想的な演出
・「パラパラ漫画ムービー」で感動的な二人の馴れ初めを紹介
・定番の「お手紙朗読」は、花嫁から両親にだけではない
・プロの役者による「メモリプレイ」は感動的なドラマのよう


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