結婚式の親族紹介マナー☆恥ずかしくない構成とポイント

結婚式の親族紹介を知っていますか?結婚が決まると式場の予約や新婦のウエディングドレスの選択だったり、ゲストへの招待状の郵送等々…、多くの準備をしなければいけなません。新郎新婦は慌しい日々を送るはずです。

この様な準備については、式場に何度も足を運んでプランナーさんとの打ち合わせをしながら行なうので、手配を忘れたりすることは少ないですが、意外と当日になってから慌ててしまうことが、両家の「結婚式の親族紹介」だったりします。

結婚式の親族紹介で顔合わせをする時には、どの様に進めれば良いのか、「失礼のない様に進行をしなければいけない…。」などと焦ってしまうケースもしばしばあります。

それもそのはず。結婚式の親族紹介で初めてが顔を合わせる事例も、多いのです。そこで今回は、結婚式の親族紹介で恥ずかしくない進行をするための、基本的な知識とマナーをお伝えします。

 

結婚式の親族紹介マナー☆
恥ずかしくない構成とポイント

 

結婚式の親族紹介とは

【 結婚式での親族紹介とは 】

★ 出席された新郎新婦ご両家の親族を、お一人ずつ簡単に紹介していくことです。

・ 結婚は新郎新婦お二人の新しい出発であり、またそれぞれの家同士が結び繋がることでもあります。結婚式当日に、初めて顔を合わせるという親族も結構多いはず。

「これから共に、仲良くしていきましょう。」という気持ちを、お互いに伝えることができる場にもなるのです。そのため、きっちりと挨拶を行うように心掛けて下さい。

昔からの風習ですが、結婚式の親族紹介はとても大切なプログラムです。

 

結婚式の親族紹介のタイミング

結婚式で親族紹介を行なうことは知っていても、実際にいつどのように行われるか分からない方が実は非常に多いのです。

【 結婚式の親族紹介のタイミング 】

★ 一般的には結婚式が始まる前や、挙式と披露宴の間の時間に行なわれることが多いです。

・ 場所は基本的に両家どちらかの控え室で行われます。

また予め式場に伝えておくと、真ん中に間仕切りがある広い控え室に両家別の入口から通されて、両家が集まったタイミングで間仕切りを外してから、結婚式の親族紹介が始まることもあります。

基本的に結婚式の親族紹介の予定時刻を進行予定表(リーフレット)で案内し、結婚式の招待状に同封しておくと非常に親切です。

 

誰が司会進行するかを決めておく

結婚式の親族紹介を行なう時には、まずは誰が仕切って進行するかを予め決めておく必要があります。

【 結婚式の親族紹介の進行役 】

★ 一般的には、媒酌人(仲人)がいる場合は、まず媒酌人が挨拶を行ない、そのまま結婚式の親族紹介の司会進行を行ないます。

・ 媒酌人がいない場合には、両家の父親がそれぞれの自分の親族を紹介していくことが多いです。

また、新郎の父が媒酌人を紹介して、そのまま新郎の父が司会進行を続けて結婚式の親族紹介を行なう場合もあります。親族によっては新郎新婦自身がそれぞれ紹介することもあります。

【 気を付けないといけないこと 】

★ 自分の親族には敬称は付けませんので、注意して進めて下さい。

 

結婚式の親族紹介の方法を決めておく

椅子に座って結婚式の親族紹介する場合、立って結婚式の親族紹介する場合など、いくつかのパターンがありますが、共通して言えることがあります。

【 スムーズに結婚式の親族紹介のために① 】

★ 親族には、順番に予め並んでもらいます

・ まず結婚式の親族紹介する時に、名前を呼んだ人がどこにいるのかわからない状態ではスムーズに結婚式の親族紹介が出来ません。

その場での順番指示は時間ロスになるので、挙式前にお互いの親族が別々の部屋にいる時に、順番に並んでもらうことを伝えておくとスムーズです。

また親族紹介の内容については、新郎新婦との続柄と名前だけの簡単な紹介だけにしておくか、自己紹介や簡単な挨拶をしてもらったりするのかを予め決めておくことも非常に大切です。

【 スムーズな結婚式の親族紹介のために② 】

★ できるだけ短い挨拶にしてもらうように、初めからお願いしておくことをお勧めします。

・ 親族の人数が大変多かったり、挨拶を長めにされる可能性がある方がいらっしゃる場合には、披露宴の時間的なスケジュールの影響に支障が出る場合もあります。

両家親族のひとりひとりを考慮しながら、予めお願いすることで、スムーズな結婚式の親族紹介が出来ます。

 

親族を紹介する順番に気を付ける

結婚式の親族紹介は、新郎新婦との関係が深い方から順番に紹介していきます。具体的には以下の通りです。

【 結婚式の親族紹介の順番 】

① 新郎側の父親→新郎側の母親→新郎側の親族からより新郎と関係が深い方から順番に進行

② 新婦側の父親→新婦側の母親→新婦側の親族からより新婦と関係が深い方から順番に進行

もし、媒酌人がいる場合には前述したように、まずは最初に媒酌人が挨拶します。それから司会進行者が紹介する時に、結婚して姓が変わってしまって名前や続柄を完全に覚えてないこともあったりします。

そんな時に万が一、名前や続柄を間違えてしまうと大変失礼になってしまいますので、そのようにならないためにも、予めメモをするようにしておくと安心です。

【 急遽欠席をした親族がいた場合 】

★ その方の順番になった時に、欠席の旨を必ず伝えます

・ その際に、一言お詫びの言葉を添える事をお勧めします。

親族紹介が一通り終わったら、最後に代表者である新郎の父が挨拶をして締めくくるのが、一般的です。

また紹介の時間が余すのであれば、皆様から簡単な一言ずつの挨拶をしてもらったり、親族が少ない場合には新郎新婦との過去の楽しい思い出を話すことで、より緊張感が解けて和やかな場になり、良い記念や記憶に残る結婚式になります。

 

いかがでしたでしょうか。結婚式での親族紹介マナーについて、ご案内をさせて頂きました。結婚式は新郎新婦の親族が初めてひとつの場所に集まる、最大のイベントであり、「家」と「家」が繋がる特別な日でもあります。

結婚式の親族紹介をする司会者は、両親や媒酌人が主であり、プロの司会者では決してありません。失敗をしてしまったり、重責を背負って緊張し過ぎて結婚式の親族紹介が、なかなか上手くできないこともきっとあります。

でも、予めちょっとしたことを知っておけば、防げる失敗は必ずあります。前準備をしっかりとしておくとよりリラックスして、結婚式の親族紹介に望めます。親族はこれから末長くずっと付き合っていく方達ですので、恥ずかしくない程度の最低限のマナーは知っておくことが大切です。

結婚は新郎新婦のそれぞれの父親にとっては淋しいような…、でもホッとするような…、つい最近まであんなに小さかったと思っていた息子や娘もいつの間にかすっかり大人になり、ついに結婚かぁ…と複雑な気持ちであるはず

本記事を参考にして、無事に結婚式の親族紹介を進行して下さい。

 

まとめ

結婚式の親族紹介で恥ずかしくない最低限のマナー

・結婚式では両家の親族を紹介する、「親族紹介」がある
・結婚式が始まる前や、挙式と披露宴の間に行われる事が多い
・媒酌人や新郎の父親など、誰が司会進行するかを決めておく
・親族の人数などを考慮して、紹介の方法を予め決めておく
・新郎の親族から紹介し、新郎新婦と関係が深い順から進める


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