いろいろな世代の出席者が集まる結婚式では、楽しい余興をすることで、会場中を1つにまとめることができます。余興と言っても、定番の余興ネタから、新郎新婦向けの余興、会社の同僚向けのものなど様々な種類があります。
できることなら、誰でも参加できる余興をして、会場中を笑いの渦で盛り上げたいですね!ここでは、どこかで見たことのあるような、よく知られている定番の余興や、斬新な余興など、7つのネタをご紹介します。
なるべく、練習時間が短かくて済むような、簡単な余興を選びましたので、どんなことをしたら盛り上がるんだろう、と悩んでいる人は、是非参考にしてくださいね。
愛し合う二人は以心伝心!「ジェスチャーゲーム!」
愛し合う二人はきっと、お互いのことを理解し、お互いが「何を考えているのか」ということをある程度は想像できるはずです。つまり”、以心伝心”の間柄になっているはずですね。
新郎がジェスチャーで伝える何かを、新婦が理解し答えるというシンプルなゲームを、結婚式の余興でやってみましょう。もちろん、あまりにも以心伝心が出来ないようなら罰ゲームを考えても面白いですね。
まず、新郎に問題を見せ、ジェスチャーのみで新婦に伝えます。この時に、会場の方には伝えている答えを書いたボードを見せておきます。
新婦が、新郎のジェスチャーを見て答えますが、「正解!惜しい!あと何分!」などと言って、会場を盛り上げます。特徴のある動物や、お笑い芸人のモノマネを問題に盛り込むと面白いです。
新婦の温もりを感じてほしい。「新婦の温もりはどれだ!」
目隠しした新郎の手を、新婦やその他の人がギュっと握り、新郎に、新婦の温もりを当ててもらう、定番中の定番の余興です。
交際期間が長いカップルは、お互いの温もりをいつしか忘れてしまっているのではないでしょうか?いつしか忘れてしまったあのドキドキしたときめきの気持ちを、結婚式の余興の場で思い出してほしいものですね。
このお余興のポイントは、手をギュっと握るときの、握り方で会場が盛り上がるかどうかが決まります。両手でぎゅうっと握ったり、なでるように触ったり、工夫してみてください。
シンプルな余興なので、握り方で会場の笑いを誘うようにして下さい。子供もおばあちゃんも、誰でも参加できる余興です。新郎新婦の父親が参加しても面白いかもしれませんね。
新婦の吐息あてクイズ!
新婦の温もりあてクイズの、今度は吐息版です。目隠しした新郎に、新婦&ダミーの方々の吐息をあてます。それを新郎に判断させて新婦の吐息を当てるシンプルで簡単な余興です。
まず、新郎をステージに呼んで目隠しをしてもらいます。新婦とその他の吐息役の人が、順番に新郎に吐息をあてる。
「フ~っ」とあてたり、「ハァ~っ」っとあてかたは自由です。全員が終わった後、新郎の目隠しをはずし、何番目が新婦の吐息かを問題としてだします。当然ながら、酔っ払った新郎友人など、お酒臭い方にも参加してもらいましょう。
新郎新婦の家族や親戚、上司などに参加してもらうと、全員で参加できるので盛り上がります。お酒臭い人の次に、新婦の番となりますと、分かりづらいかもしれませんので、一番最初は新婦に行ってもらったほうが無難です。
新婦のアロマ(香り)あてクイズ!
新婦の温もりあてクイズの、今度はアロマ(香り)版です。事前に、新婦友人でも、誰でも構わないのですが、何枚かハンカチを貸していただきます。
目隠しした新郎に、新婦のハンカチとお借りした何枚か香りを嗅がせて、新郎に新婦のものを当てさせるという定番の余興です。
新婦友人だけではなく、新郎新婦の家族や親戚に参加してもらうと、会場中に注目されます。新婦の持ち物で、香りがするものであれば、ハンカチに限らずなんでもよいです。
あまり香りの強いものは、刺激が強すぎて他の香りが分からなくなるのでやめましょう。司会者は、「当たった!はずれた!」盛り上げることを忘れずに。
事前に、変なにおいのするものを1つだけ混ぜておくと、香りをかいだ新郎のリアクションが受けて、会場が盛り上がるでしょう。ただし、香水などの香りを特に身につけない新婦であれば、違う余興のほうが失敗がなくてよいかもしれません。
新郎の新婦に対する理解度をチェック「理解度チェック!天国と地獄」
新婦に関する質問を新郎に出題し、正解したらご褒美、不正解なら罰を与えるという、新郎にとってはドキドキの余興です。
お互いの事をよく知って、結婚へと至った新郎新婦のお二人ですから、新郎は新婦のすべてをよく理解しているはずです。新郎の、大好きな新婦に対する理解度を、余興で確認しましょう。
この余興のポイントは、ご褒美と罰の使い分けに、メリハリをもたせることです。質問内容は、答えやすいものから、徐々に難しい問題にしていくのがポイントです。
会場の方には、前もって答えを書いたボードを見せておくとよいでしょう。正解の場合は、ご褒美(天国)として、新婦からのキスやクラッカーで盛り上げます。
反対に、不正解の場合は、罰(地獄)として、ハリセンで叩いたり、新郎友人(男)からのキスを受けるなど、時には優しく、時には厳しくして、真逆の反応にすると会場中が笑います。
ただし、くれぐれもやりすぎにはご用心。周囲がひかないような、ご褒美と罰を考えましょう。
子供のころの遊びを余興で!「照れたら負けよっ。にやめっこ」
皆さん、子供のころ「にらめっこ」って遊びしませんでした?そう、「笑ったら負けよ、あっぷっぷっ」という遊びはお馴染みですね。
面白い顔をしたりして相手を笑わせたあの遊びを、結婚式でもやってみましょう。相手の良いところを褒めまくって、照れ笑いを誘う「にらめっこ」ならぬ「にやめっこ」です。
向かい合った新郎新婦が、交互に、お互いの良い部分を褒めあい、照れ笑いした方が負けのシンプルで微笑ましい余興です。
笑いには「照れ笑い」というものもありますよね・・・。きっと幸せ絶頂の新郎新婦には、相手を照れ笑いさせるような素敵な言葉をたくさんお話してくれるでしょう。
笑ったら罰ゲームを用意しても面白そうですね。「笑いそう!笑った!」と、会場中が盛り上げって、きっと誰もがハッピー気分になるでしょう。
新郎が宣言!「YES WE CAN(私たちはできる)」
新郎を「オバマ大統領」役、新婦を「オバマ大統領夫人」役という勝手な設定にし、結婚式会場で大統領の就任式ならぬ、新郎就任式をやってみましょう。
事前に準備した聖書を基に、一家の大黒柱宣言を行って、あの名ゼリフ「YES WE CAN」を参加者全員で叫んで盛り上がりましょう。
まず、聖書に見える書籍を用意し、宣誓文を読上げる最高裁判所長官の役の人と参加者全員にステージにあがっていただきます。
聖書らしきものを基に、新郎にあんな事や、こんな事を宣言させます。新郎は本物っぽく右手をちょっと挙げた状態で、「YES WE CAN」と言います。
この余興をすれば、会場全体が活気にあふれて、盛り上がります。オバマ大統領の変装グッズも売ってありますので、新郎になりきってもらっても面白いですね!
結婚式の余興には、楽しいもの、面白いもの、そして感動で泣けるものなどたくさんありますね。工夫次第によっては会場中の誰もがハッピーになれることをお分かりいただけましたか?
余興は、これをしなければならない!という決まり事はありません。人とは違った演出をしたい、と思う人も少なくありませんが、定番のものでも、少しだけ趣向を凝らすと斬新なものになります。
新郎新婦の友人に限らず、新郎新婦のご両親に参加してもらうなどして、会場中を盛り上げてもよいですね。是非、新郎新婦にあった楽しい余興で、素敵な結婚式にしたいものです。 一生の思い出だからこそ、みんなで祝福してあげましょう。
まとめ
結婚式の出し物で誰もがハッピーになる7つのネタ☆
・愛し合う二人は以心伝心!「ジェスチャーゲーム!」
・新婦の温もりを感じてほしい。「新婦の温もりはどれだ!」
・新婦の吐息あてクイズ!
・新婦のアロマ(香り)あてクイズ!
・新郎の新婦に対する理解度をチェック「理解度チェック!天国と地獄」
・子供のころの遊びを余興で!「照れたら負けよっ。にやめっこ」
・新郎が宣言!「YES WE CAN(私たちはできる)」