結婚式のビデオレターは盛り上がる余興の一つですよね。制作するのに時間と手間はかかりますが、その場で披露する余興と違って映像という形で後に残りますから、新郎新婦は持ち帰ってその後も見て楽しむことができるのがメリットです。
また、結婚式のビデオレターは、その場で披露する余興と違って失敗をするリスクがありません。ダンス中に転んだり、歌を歌っている時に歌詞を忘れるなど、一発本番の余興はアクシデントが起こるリスクあります。結婚式で失敗というのは縁起が悪いですから、その点でもビデオレターはおすすめなのです。
しかし、映像の専門家でない限り、ビデオレターのネタを考えるのは難しいものです。そこで、結婚式を盛り上げるビデオレターを作る秘訣をお伝えします。
再現ドラマ
結婚式のビデオレターでは新郎新婦をお祝いする場ですから、二人にスポットを当てて再現ドラマを映像化するのはおすすめです。例え演技がうまくなくても、友達同士で新郎新婦の出会いから告白、初デートを場所や時間帯など細かく再現するのです。
あえて新郎とは全然似てない友人に新郎役を演じてもらったりすると「全然似てないじゃん!」などと笑いが起こって盛り上がります。
懐かしの人インタビュー
結婚式には新郎新婦が日頃から仲良くしたりお世話になっている人が出席していますが、招待しきれなかった人もたくさんいますよね。例えば、小中学校の先生です。新郎新婦からすれば当時はとてもお世話になっていたとしても、今どこに住んでいるのかすらわからないというケースがほとんどです。
両親にインタビュー
結婚式には当然新郎新婦の親が出席していますから、結婚式のビデオレターで両親にコメントもらうなんて思いつきませんよね。しかし、あえて事前に新郎新婦の実家を訪ね、普段着の両親にコメントをもらっておくと、笑いの面でも受けますし、親戚も盛り上がります。
実家周辺の取材
結婚式といえば、生い立ちVTRが中座の時に流れるのが定番です。しかし、あえてその生い立ちVTRとは違った視点で新郎新婦の生い立ちを紹介する映像を結婚式のビデオレターにすると盛り上がります。
近所のおじさんや駄菓子屋のおばあちゃんなど、地域の人にインタビューを入れるとより完成度が高まります。
結婚ソングのVTR
結婚式の余興と言えば、結婚ソングを歌うのが定番ですが、正直出席者からすれば、素人の歌を聞いてもしらけてしまうということってありますよね。そこでおすすめなのが、結婚式のビデオレターとして、結婚ソングに合わせたミュージックビデオを制作する企画です。
友人のメッセージ集
結婚式に招待できる人数は限られています。職場の同僚や学生時代の部活の仲間など、全員を招待できなかったというようなケースでおすすめの結婚式のビデオレターは、友人の写真を映像にまとめたものです。
お伝えしたように、結婚式のビデオレターで盛り上がるのは、懐かしさやサプライズなどのテーマを持った企画です。インタビューしそうだなというような田舎のおばあちゃんなどにシンプルにメッセージをもらっても形式的であまり盛り上がりません。
新郎新婦がまさか結婚式のビデオレターでそこまでできるの!?と驚くくらいの企画ができれば、当日、結婚式は盛り上がります。映画監督ではない素人ですから、多少の素人っぽさはご愛嬌です。むしろ、無難で完成度の高いビデオレターよりも手作り感があったほうがクスッと笑えますし、印象にも残ります。
結婚式のビデオレターを作る時は、なるべく早めに着手しましょう。今回お伝えしたビデオレターを作るコツは、どれも難しいものではありませんが、材料を集めたり、撮影するのに時間がかかるものがほとんどです。直前に妥協をしなくて済むように依頼を受けたら早めに完成させるのも大事なポイントです。
まとめ
感動で盛り上がる結婚式のビデオレターとは
・友人たちで二人のなれそめを再現ドラマする
・懐かしの小中学時代の恩師にコメントもらう
・実家を訪ねてあえて両親にインタビュー
・新郎新婦の実家周辺のレポートVTRにする
・結婚ソングに合わせたオリジナルビデオに
・結婚式に出席してない友人の写真を集める