お通夜の服装、女性の装い注意すべき7つのこと

お通夜の服装、女性の装い注意すべき7つのこと
女性はいつでもオシャレに気を配りたいもの。それはお悔やみの席でも同じですよね。でも突然のお通夜で「これでいいかな」と思ってしたことが、故人や遺族に失礼な服装であってはお悔やみの気持ちも伝わりません。

女性はオシャレに気を配りつつ、お悔やみの席にふさわしい服装をしなければなりませんが、きちんとマナーを知っておかないと大きな恥をかいてしまうことになりかねません。

そんなことにならないための、お通夜の服装で気をつけなくてはならない女性の装いのポイントを7つお教えします。

 

お通夜の服装、
女性の装い注意すべき7つのこと

 

お通夜は半喪服、葬儀・告別式は略式の喪服で

お通夜の時の服装は半喪服で、と昔から言われていますが、現在は訃報からお通夜まで日にちがあることも多いので、お通夜であっても略式の喪服で参列することも多くなっています。

女性の半喪服はグレーや地味な色のワンピースやスーツが好ましい服装ですが、訃報からお通夜まで時間がない場合は地味な服装であれば失礼にはなりません。

また葬儀・告別式は略式の喪服で参列しますが、女性は黒いワンピースやスーツを着用します。略式の喪服として用意していなくても、肌の露出の少ないものを選べば問題ありません。

喪服以外の持ち物は地味な色目の物を選んで持っていくようにしましょう。

 

略式喪服は10年着られることを考えて選ぼう

喪服を持っていないのであれば、ぜひ1着用意しておくことをオススメします。色々なデザインがありますが、デザインによってイメージが変わるので、喪服とはいえ自分に似合うデザインのものを選ぶようにしましょう。

喪服は10年を目安に買い換えるものと考えて、10年は着られるデザインを考えてみましょう。

ボレロ等のタイプは若々しい印象なので、結婚後に揃えるのであればオーソドックスなテーラードデザインのものを選べば長く着られるでしょう。

刺繍やサテンのリボン等も許されますが、お別れのための服ということを忘れないようにしましょう。

 

バッグや靴、アクセサリーも喪服に合わせて

バッグや靴は光沢のあるエナメル素材のものやデザインが派手なもの、ショルダーバッグは避けましょう。本来、革やファー素材は殺生を意味するのでNGですが、光沢がないものであれば問題ありません。

あえて喪服用に用意するのなら、黒い布製のバッグや靴を選べばパーフェクトです。

アクセサリーは白や黒の真珠、黒珊瑚などが無難ですが、二連のネックレスはNGなので注意が必要です。

婚指輪以外の指輪は外しますが、結婚指輪にキラキラ光る石等がついていれば、手の平側に回して式の最中は見えないようにすれば大丈夫です。

 

ヘアスタイルや化粧にもきちんと気を配って

女性の化粧は派手でもしなくてもマナー違反になるので、ベースメイクをしっかりし、眉毛とアイメイクはナチュラルに見えるものにし、色のついた口紅はしません。

髪の毛は結べる長さであれば一つに束ねるかまとめ、ヘアアクセサリーは黒にし、派手にならないデザインを選びましょう。

親族であれば、髪の毛があまりにも茶色いものは、スプレーで一時的に黒く染めるなどの配慮が必要です。マニキュアは透明やベージュ等目立たないものは大丈夫、でもデザインネイル等目立つものなら残念ですが落としましょう。

 

コートやマフラーなどはどんなものを選ぶ?

冬場であれば、もちろんコートは着用しても大丈夫ですが、訪問する時と同じように受付前に脱ぐようにしましょう。外のテントなど、屋外での参列の場合は焼香の時以外はコートを着用したままでも問題ありません。

コートは、可能であれば地味な色目の物を着るようにし、殺生を意味する革や毛皮等の素材は避け、ワンポイントでも使っていないものを着用しましょう。

マフラーや手袋も同様で、革や毛皮のついたものは身につけず、ウール等の素材のものを選ぶのがポイントです。

 

香典を包むための袱紗はひとつは用意して

服装ではありませんが、身に付けるものとして袱紗もひとつ用意しておくようにしましょう。故人の霊前に供える香典をむき出して持ってきたり、まして売っていたままのビニール袋に入れて持ってくることは大変な失礼にあたります。

失礼にならず、スマートに受付をするためにも、香典は袱紗に包んで持っていくようにしましょう。

袱紗には色々な色や柄のものがありますが、ひとつ用意するのならば、慶事と弔事のどちらでも使える紫色一色のものを用意しましょう。袱紗はひとつ用意しておけば、ずっと使うことが出来るのでぜひ揃えていて欲しいアイテムです。

 

服装に迷ったら偲ぶ気持ちを忘れないように

女性がお通夜の服装で迷ったら、自分がなにをしにどこへ行くのかということをもう一度考えてみれば答えはわかります。デザインが派手であったり、肌の露出が多い服装は、喪に服す気持ちには相反するものです。

色目は極力抑え、デザインも派手ではなく、気品のある物を選ぶようにすれば、服装が問題になることはありません。

お通夜は、故人の遺族や近親者が、静かに故人に寄り添い、偲びながらお別れの夜を過ごすもの、ということを忘れないようにしましょう。

 

いかがでしょうか。

お通夜の服装で女性が注意したいことは偲ぶ気持ちだということがわかりましたよね。お通夜の席でも女性らしい装いやオシャレはしたいものですが、ヘアアクセや生地、色など、細かく言い悪いを言い出せばキリがありません。

ひとつひとつのいい悪いだけでなく、基本的なマナーや偲ぶ気持ちで判断すれば、お通夜の服装の失敗を減らせます。

そのような女性らしい配慮でもお悔やみの気持ちは伝わるものです。大切なお通夜の席で服装で失敗してしまわないように、ぜひポイントをおさえておきましょう。

 

まとめ

お通夜の服装、女性の装い注意すべき7つのこと

・お通夜でも訃報から日数があれば略式の喪服で
・略式の喪服を買う時は10年後も着られるもの
・バッグや靴、アクセサリーは光るものは避けて
・ヘアスタイルは清潔に、メイクはナチュラルで
・マフラーや手袋も革やファー素材は避けるべき
・香典をスマートに出せる袱紗もひとつ用意して
・判断に迷ってしまったら偲ぶ気持ちで判断して


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