お礼状の文面に人柄が表れる!素敵な文例をご紹介

いろいろな場面でお礼状を書く機会があると思いますが皆さん上手に書けていますか?結婚祝いやお歳暮などをもらったらお礼状を出すのがマナーになっています。

お礼を書けばいいと簡単に思っていてもなかなか上手く書けないことが多いのではないでしょうか。お礼状はお祝いなどをいただいてから2,3日以内に出すことがマナーです。

その他にも日々のなかで思いがけないプレゼントや心遣いに、心のこもったお礼を一筆、贈りたい時がありますよね。

いただいてから慌てることがないように言葉遣いや書き方などの基本的なことは、しっかり頭に入れておきましょう。これからお礼状の文面に人柄が表れる!素敵な文例をご紹介するので参考にしてみてください。

 

お礼状の文面に人柄が表れる!
素敵な文例をご紹介

 

内定のお礼

○○株式会社
人事部長 ○○様

(住所)
(学校名)
(名前)

拝啓

厳寒の候、貴社ますますご発展のこととお慶び申し上げます。
この度は内定のご通知を頂きまして、誠にありがとうございます。

4月からは貴社で働き、戦力になれるよう一生懸命に努力してまいります。
どうか今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
取り急ぎ、書面にてお礼申し上げます。

敬具

内定のお礼の場合は採用していただいたお礼や、これから頑張りますということをなるべく手書きで書きます。採用してもらったからと安心しないでお礼状を忘れずに出しましょう。

 

快気祝いのお礼状

拝啓

春暖の候、○○様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
私の入院中は大変ご迷惑をおかけしました。

おかげさまで○月○日に退院することができ、ただいま自宅療養中です。
これから体調を見て仕事に復帰する予定でございます。

まずは退院のご報告とお礼を申し上げます。

敬具

退院してからお見舞いに来ていただいた方に快気祝いを渡します。その時に退院の報告とお礼をしましょう。快気祝いを渡すときは友達を引き寄せるという意味の友引を避けるようにしましょう。

 

会葬のお礼

葬儀に際しましてはご多用中にも拘わらずご会葬いただき誠に有難く厚くお礼申し上げます

尚 生前故人が賜りましたご厚情に対しましても茲に併せて厚くお礼申し上げます

つきましては早速お伺いのうえ御挨拶申し上げるのが本意ではございますが略儀ながら書中をもって御礼にかえさせていただきます

平成○年○月○日
(住所)
(名前)

会葬のお礼の場合は季節の挨拶などは入りません。会葬に来てくれたお礼を書きます。名前のところには喪主の名前を書き、親戚一同と隣に書きます。

 

お中元のお礼

拝啓

猛暑の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

この度はご丁寧なお心遣い誠にありがとうございます。
家族ともども大変喜んでおります。

まだしばらく暑さは続きますが体調にはくれぐれもお気を付けください。
まずは取り急ぎお礼申し上げます。

敬具
(名前)

お中元を頂いたら早めにお礼状を出します。基本的にお返しは必要ないのですが、もし何か品物を送る場合は先にお礼状が届くようにするといいですよ。

 

お歳暮のお礼

拝啓

寒さがひとしお身にしみるころとなりました。
○○様におかれましてはいかがお過ごしでしようか。

さて、毎年結構なお歳暮を頂戴いただきまして、誠に有難く存じます。
家族ともども大変喜んでおります。

まだまだ寒さは続きますが体調にはくれぐれもお気を付けください。
まずは取り急ぎお礼申し上げます。

敬具
(名前)

お歳暮もお中元と同じようにお歳暮が届いたら早めにお礼状を出しましょう。

 

結婚祝いのお礼

拝啓

春分の候、○○様におかれましては益々ご壮健のこととお慶び申し上げます。
先日はお忙しい中私たちの結婚披露宴にご出席いただき誠にありがとうございました。

やっと落ち着いた生活が戻り○○さんと助け合いながら日々過ごしています。
何かと至らない私どもですが今後ともお力添えのほどよろしくお願い申し上げます。

敬具

結婚祝いを頂いた方に出すお礼状です。この分は結婚式に招待してその時にお祝いをもらった例になります。結婚式を終えて二人はどんな風に過ごしているかを書くと喜んでもらえますよ。

 

出産祝い

拝啓

暑さが日ごとに増してまいりましたが、いかがお過ごしですか。
先日は子供の出産のお祝いを頂戴しまして誠にありがとうございました。

出産した日はとても天気が良かったので明るく、温かい子になってほしいという願いをこめて○○と名付けました。

まだまだ育児は始まったばかりですがこれからは二人で○○と明るく賑やかな家庭にしていきたいと思っております。

いただいた○○はとっても素敵で気に入りました。大切に使わせていただきます。
これから暑さが厳しくなってきますがどうかお体を大切になさってください。

敬具

出産祝いを頂いた時は子供の名前や由来、いただいたものの感想やお礼を伝えましょう。

 

いかがでしたか。お礼をする機会は他にもたくさんあります。どのお礼にも言えるのはお礼の気持ちをしっかり伝えるということです。パソコンで作成するより手書き、はがきより便箋がいいということもありますが、なによりお礼をするということが大切です。

最近では何でもメールにする習慣があります。そのため手紙やハガキなどは昔ほど活用しなくなりましたね。そんな今だからこそ、手書きの温かみが相手に伝わりやすい時代でもあります。

前述したようなかしこまったシーンではなくても、ちょっとした時に一筆添えたり、絵ハガキでお礼を送る方法を試してみてください。

あまり難しく考えなくても大丈夫です。もらった時の印象などを素直に伝えてあげると喜んでもらえたと送り主も喜んでくれますよ。

 

まとめ

お礼状の文面に人柄が表れる!素敵な文例をご紹介

・内定のお礼
・快気祝いのお礼
・会葬のお礼
・お中元のお礼
・お歳暮のお礼
・結婚祝い
・出産祝い


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