転勤する人への感謝を寄せ書きで☆気持ちが伝わる7つの文例

転勤する人への感謝を寄せ書きで☆気持ちが伝わる7つの文例
尊敬する上司が異動するとき、部署全体で感謝の気持ちを表すためには『寄せ書き』を贈ることが多いですが、いったいどんなことを書けばいいのか悩んでしまいますよね。

一般的には、感謝の気持ちや、時にはお祝いやねぎらいの言葉をこめて寄せ書きを送ります。寄せ書きは何人かの人で書いていくため、スペース的にもたくさんは書くことができません。

その中でも心に残る、上司が喜ぶメッセージを書くのは至難の業と言えます。かといって、平凡で、ありきたりなメッセージでは、きちんとした感謝の気持ちが伝わらないかもしれません。

もっと感謝の気持ちを伝えたい!という場合は、上司とのエピソードを書き加えるなどの工夫が必要です。

そこで今回は、転勤する人への感謝を寄せ書きに表す方法についてご紹介します。ではご覧ください。

 

転勤する人への感謝を寄せ書きで☆
気持ちが伝わる7つの文例

 

寄せ書きに書く内容

一般的な転勤の場合は、残される側は悲しい気持ちになりますが、転勤するほうにとっては、新しい人生のスタート地点ともいえます。

ですから、今までの感謝の気持ちとともに、相手をお祝いをするメッセージを書いて、寄せ書きを送りましょう。

書く内容としては、「これまでの労をねぎらい、お世話になったことを感謝し、今後の健康・幸せ・がんばりを祈る言葉」が中心となります。

文章は「これまでのこと(過去のこと)」と「これからのこと(未来)」の2つに分けて考えると書きやすくなります。これまでのことなら、「~~~で、ありがとうございました」「~~~お疲れ様でした」といった感じです。

転勤する人が、もしも栄転であるならば、「おめでとう」という言葉を用いてもよいでしょう。

これまで、御世話になったことに感謝するとともに、これから新たな人生を切り開くにあたり「おめでとうございます」とお祝いする言葉を書き添えてもよいでしょう。

難しいことを書く必要はありません。みんなからの素直な感謝の気持ちを表すだけで、充分に素敵な寄せ書きになることでしょう。

 

少しくだけた感じで

手紙や礼状などの場合は、文章の書き出しや使われる言葉などに一般的な社会人として求められるマナーが存在しますが、寄せ書きの場合はこれといった決まりはありません。

「拝啓 ~様」といった形式張った書き方や、時候の挨拶も必要ありません。細かいことは気にせずに、寄せ書きを贈る相手に対する、素直なお祝いの気持ちや、感謝の気持ちをメッセージにして伝えることが大切です。

とはいえ、短い言葉で感謝の気持ちをまとめるのは、なかなか大変ですね。相手に失礼な内容や、気分を害するような事を書くのはマナー違反です。

寄せ書きは、形として残るものですから、相手が喜ぶようなメッセージにすることが基本です。それでも、なかなか良い文章やセリフが浮かばないという時は、まずは、あなたが言われてうれしいことを書いてみましょう。

つきあいの長い方への寄せ書きであれば、お世話になった具体的なエピソードを思い出して、簡単にそのことに触れて書くと、スラスラと書きやすくなります。あまり難しく考えず、喜んでもらえたらいいな、という気持ちで挑戦してみましょう。

 

敬語のマナー・注意点

寄せ書きの書き方に決まりはありませんが、相手が上司の場合は、当然ながら敬語を使うことです。「~でございます」といった堅苦しい口調は要りませんが、「~です」「~ます」といった丁寧語は必ず使いましょう。

同僚の社員や部下の場合は、話し口調や、くだけた会話調の文章でもかまいません。ただし、相手の性格が細かいことを気にしないさっぱりした性格なのか、言葉遣いを気にする人なのかなど、相手の性格に合わせた文章を作りましょう。

せっかく送ったのに、気分を害されたのでは意味がありません。また、寄せ書きの内容は、贈る相手以外にも、コメントを書き込む人も含め、いろいろな人が見る可能性があります。

たとえ親しい人間だけで書く寄せ書きでも、それを見た人が、贈る相手に対しておかしなイメージや、誤解を持つような内容は避けるようにしましょう。

そのほか、寄せ書きに、最初にコメントを書く人は、スペースの配分にも気をつけましょう。全部で何人分のコメント・メッセージが書き込まれるのか確認し、あまり一人で多くのスペースを専有したりまたは狭すぎないようにします。

事前に、全員が書けるように、寄せ書きに線を引いてスペースを確保しておくと安心です。

 

親しい友人や同僚へ贈るメッセージ

親しい友人や同僚へ贈るメッセージの例文としては、

①「○○さんがいたから楽しかった。」

これは、「楽しかった」だけですと、いたってシンプルなメッセージになってしまいますが、○○さんと名前が入っていることで、親近感が沸きますね。

さらに詳しく、具体例を挙げたメッセージにしてみましょう。

たとえば、

②「○○さん、いつも相談にのってくれてありがとう。バリバリと仕事をこなす姿、隣で見ていてカッコいいなぁ、、、とずっと思っていたよ。○○さんがいなくなってしまうのはとても寂しいけど、これからも仲良くしてくれたら嬉しいです。」

などと書くと、感情がこもっているメッセージに喜んでもらえることでしょう。

敬語をあえて使わずに書くのも、親しみが沸いてよいですね。ただし、少しながすぎるかもしれませんので、書くスペースが充分にある場合はお勧めです。

また、手短に、

③「名残惜しくはありますが、涙をのんで応援します。新たなる旅立ちに幸あれ!」

でも分かりやすく感謝の気持ちが充分に伝わります。

 

先輩・上司へ送るメッセージ

先輩・上司に送る寄せ書きでは、感謝の気持ちをきちんと表さなければなりません。

例えば、

④「いつも暖かく、そして時には厳しくご指導いただきありがとうございました。今の私があるのは○○さんのおかげです。どうかこれからもお体にお気をつけて、今後も変わらぬお付き合いをお願いいたします。」

というのは、オーソドックスに感謝の気持ちを伝えるメッセージです。

⑤「○○さんには社会人としての心構えからうまい酒の飲み方まで人生のイロハを教えて頂きました。人生の師として今後ともよろしくご指導ご鞭撻のほど、よろしくおねがいします。」

これは、具体的でいいですね。

⑥「(イベント)で~~を一緒に企画し、やりとげた時の感動は今でも鮮明に覚えています。良い思い出を本当にありがとうございました。」

というのも、思い出を共有できていいですね。

もしも、寄せ書きだけでは、感謝の気持ちを語りつくせないと言う場合は、寄せ書きと別に、手紙を添えてもいいでしょう。

 

上司とあなただけが分かるエピソードを書いても大丈夫か?

例えば、ある会社との大事な取引。あなたがしたミスを上司が相手先に謝罪し、なんとか取引が成立した、といったことがあったとしましょう。この時のことを寄せ書きに書くことで『あなたと上司だけ』が知るエピソードが蘇ります。

⑦「○○との件、未だに感謝してもしきれません。あなたのようになりたいです!」

いかがでしょう?状況を知らない人は、2人の間に何があったんだろう不思議に思いますね。

寄せ書きは新しい職場や上司の家庭などで飾られることがあります。すると意外と本人以外の人も読んでいるのです。寄せ書きに上のようなメッセージが書いてあったら「○○との件ってどんなことなんですか?」などと質問されるかもしれません。

周囲の人に詮索されたり、誤解されるようなメッセージは、なるべく控えるようにしましょう。

 

あまり親しくない人へのメッセージ

会社勤めをしていると、困ったことに、あまり親しくなかったり、話したことがない、面識がない人にも寄せ書きをすることがあるでしょう。

特にエピソードもなく、相手の人柄も分からないといという場合は、いくら考えても書くことが思いつかず、大変ですね。このような場合には、「今度、ぜひ飲みに行きましょう」、「これからは縁がありましたら、是非お話しましょう」などと、これを機に親睦を深める提案をするのはどうでしょう?

今後も交流したいと思う人には、「これからもよろしく」といった意味合いのことを書きましょう。もしかしたら、寄せ書きをがきっかけで、親しくなる可能性もあります。

「もっと話がしたかったのに残念です」、「もっと一緒にお仕事をしたかったのに残念です」というように、寂しがってみせるのも、言われて嫌な気持ちにはなりません。

「お疲れ様でした」だけでは、味気ない印象を受けますので、相手のことがよく分からないとしても、プラスαの言葉を付け加えることで、喜ばれるメッセージになります。

 

さて、転勤する人への感謝を寄せ書きで表現する方法はお分かりいただけましたか。相手が上司だったり、先輩や友人、時にはあまり親しくない人に書く場合など、いろいろなパターンがありますよね。

どの場合でも転勤は、見送る立場からみれば、お別れの時であり、とても悲しい気持ちになりますが、転勤する相手にとっては、新たな人生の幕開けであるといえます。

ですから、その門出をお祝いするためにも、寄せ書きで、今まで一緒に過ごせた感謝の気持ちを伝えたり、新生活への応援のメッセージを添えることが大切です。

きっと、あなたからのうれしいメッセージが、相手を勇気づけ、新たな旅立ちを後押ししてくれるパワーとなるでしょう。短い言葉にあなたの思いを込めて、素敵な寄せ書きをプレゼントして下さいね。

まとめ

転勤する人への感謝を寄せ書きで、気持ちを伝える文例のポイントは

・寄せ書きに書く内容を決める
・少しくだけた感じで書く
・敬語のマナー・注意点を守る
・ 親しい友人や同僚へ贈るメッセージはストレートに
・先輩・上司へ送るメッセージには感謝の気持ちを


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