結婚式はとってもおめでたいイベントで、招待されると嬉しくなりますよね。なにを着て行こうかな?どんなお料理が出るかな?誰が他に集まるのかな?ととっても楽しみな気持ちでいっぱいになりますね。
でも、そんな嬉しい楽しい結婚式でも、招待状の中に「友人代表のスピーチをお願いします」なんていう付箋が入っていたとしたら?
いったいどんなことを話したらいいの?!と嬉しい楽しい結婚式の招待だったのに、急にドキドキしてしまいますよね。友人代表の挨拶は、実は結婚式ではかなり重要なポジションになるのです。
厳粛でかしこまった結婚式から、食事をしながらのお祝いの宴にしていく序章でもあります。その役割を果たしつつ、印象的で感動的なスピーチにするためには思いつきで話そう!というのはNGです。そんな会場を湧かせるスピーチの例文を7つ、お教えします!
潔いほどのおめでとうの気持ちを込めて
スピーチは、もちろん下手よりも上手な方がいいのは当然ですよね。でも、上手なスピーチ=会場が湧く素晴らしいスピーチ、とは限らないものなのです。
来賓の挨拶は、形式的であっても格式あるものが求められると思いますが、友人スピーチは違います。
用意していた文章を忘れてしまって、ただただおめでとうの気持ちを込めて伝える「結婚、本当におめでとう!」という一言でも、会場は感動の渦に包まれます。大切なのは、気持ちです。
2人の思い出話は新郎新婦に向かって
「○○ちゃん、覚えてる?2人でいつも、あちこち節約しながら旅行に行ったよね。しっかり者の○○ちゃんは、いつも私が困っていると助けてくれたよね」
というように、2人の思い出のエピソードを話す時は、会場のゲストに向かってではなく、高砂にいる友人に向かって語りかけるようにゆっくりと話すのがコツ。
会場のゲストにも2人の仲の良さや一緒に過ごした時間がしっかり伝わります。ちょっとおちゃめなエピソードも入れて会場を沸かせましょう。
手紙を書いて気持ちを込めて読みあげる
「いままで手紙なんて書いたことなかったけれど、今日は初めて手紙を書いてきました」結婚式のスピーチは、慣れていないと内容をきちんと覚えていられずに間違ってしまったり、上手に読めるように気にするがあまり、気持ちが込められなかったりするものです。
カンペを見るよりは、手紙を読む、と前置きして読めば好感度もアップします。最後に手紙を高砂に持って行き手渡しすれば、会場のゲストから大きな拍手がもらえるはず。
本当はこの結婚には反対していたけれど
「本当は、この結婚には反対でした」この言葉に会場は違う意味で湧いてしまうかもしれません。
でもこの言葉を言った後に「いままでずっと2人一緒にいたのに結婚してしまうなんてと思ったのですが、ステキなご主人の人柄に触れて、本当にいい人と出会えたんだと確信しました」というように結婚を祝福するように続ければ、会場のゲストもあなたのスピーチに引き込まれます。
最後に満面の笑顔で「結婚、本当におめでとう!」と大きな声で言うのを忘れずに。
自分しか知らないエピソードを伝える
結婚式での友人のスピーチには、あなたしか知らないエピソードで新郎新婦の人柄をゲストに伝えるという役割もあります。
困っている時に助けられたこと、悲しんでいる時に黙ってそばにいてくれたことを実際のエピソードで話せば、会場のゲストに新郎新婦の人柄がしっかり伝わります。
明るい楽しいエピソードでは会場も笑い声で湧いて、会場の雰囲気も賑やかに明るくなりますよね。これぞ!というエピソードをスピーチで紹介しましょう。
友人だからこそ言える成長のストーリー
「こいつは本当に昔からやんちゃで落ち着きのないヤツでした」スピーチでこういう話し出しをするとゲストは「え?」と思います。
でもそこから新婦と出会ってどういう風に成長していったのか、というストーリーを話すために必要なスパイスなのです。
話す内容はあまりおちゃらけずに結婚式に見合うものにするのがコツです。ただ単に笑いで会場を沸かすのではなく、しっかりした内容で話せばゲストのハートをガッチリと掴めます。
結婚式のゲストに拍手を沢山してもらう
スピーチの例文とはちょっと違いますが、スピーチの終わりに使うと会場がうんと湧くコツです。
「本日はこのようなお祝いの席に出席させて頂き、感動の気持ちでいっぱいです。同じ気持のみなさん、拍手をお願い致します!」
「また、新郎新婦が幸せになるよう応援する!というみなさん、拍手をお願いします!」
拍手はどんどん大きくなっていき、会場が必ず湧くスピーチになります。盛り上がりが最高潮の時に、きちんと挨拶をして結びましょう。
結婚式で会場を湧かせる友人のスピーチはあなたにしか出来ない役割がありますよね。結婚式のスピーチは、本当にドキドキしてしまうもの。
でも、結婚式でのスピーチはとてもおめでたいことですから、これは絶対に辞退してはいけません。内容はもちろん大切ですが、招待してくれた友人にとっては、あなたがスピーチをしてくれることが一番のお祝いなのです。
大切な友人に心から喜んでもらえるように、友人を代表して新郎新婦の人柄をしっかりゲストに伝えられる、ステキなスピーチを考えあげたいですよね。