新郎新婦による謝辞、ここに気をつけたい7つの常識

新郎新婦による謝辞、ここに気をつけたい7つの常識

結婚披露宴のお開きの挨拶を「謝辞(しゃじ)」といいます。

結婚式の謝辞は2つあり、1つは両家を代表して行う挨拶で「両家代表謝辞」といい、一般的には新郎の父親が行うことが多いものです。(新郎父が不在の場合は、新婦父・新郎母・新郎おじ等が行うこともあります)

そして、2つ目は、その後の新郎(や新婦)本人からの謝辞になります。一般的には、新郎のみが行うことが多いものですが、現代の結婚式では、あくまでも主催者は「新郎新婦の2人」という考え方から、新婦も謝辞を述べる場合もあります。

ここでは「新郎新婦による謝辞、ここに気をつけたい7つの常識」と題し、謝辞の際に心掛けておきたい7つのポイントをご紹介しましょう。



 

新郎新婦による謝辞、
ここに気をつけたい7つの常識

 

時間は1~3分以内にしましょう


謝辞は「1~2分、長くても3分以内」を目安にしましょう。

実際、時々、目にするのは「両家代表謝辞」が長くなってしまった場合、その後に続く「新郎謝辞」も長々と続いてしまう・・・という現象です。

仮に親の代表謝辞が長くなってしまっても合わせる必要はありませんので、自身はスマートにまとめましょう。

中には、お開き予定時刻が少し過ぎた時点で帰ってしまうゲストもいます。お招きしている方々の為にも、定刻でお開き出来るようにしたいものです。

 

日頃のクセに気をつけましょう:①名前の呼びすて・あだ名


新郎新婦がお互いの日頃の呼び方やあだ名を、謝辞の中でそのまま言わないように気をつけましょう。

特に「新婦(妻)が新郎(夫)を人前で呼びすてにする」のは、新郎側の親の立場からすると不愉快なものと心得ておきましょう。新婦としては気をつけたいものです。

また、同様に、独立したことをお披露目する結婚披露宴の場で、自分自身の親のことを「パパ・ママ」と呼んでしまうのも、実は失笑ものです。極力、「父・母」としたいものです。

 

日頃のクセに気をつけましょう:②話し言葉


そして、もう一つ気をつけたいのは「日頃の話し言葉のクセ」です。

「ヤバイ」「~みたいな」「超ウケる」「ムズい(難しい)」「オニ〇〇(鬼残業 等)」・・・と言った言葉も謝辞の時には慎みましょう。

大人は、公の場と私的な場で話す言葉を使い分けるものです。言葉を使い分けられない姿は、隣りで一緒に整列している親にも恥をかかせる事になります。

せっかくの晴れの日に親に悲しい思いをさせたくありませんものね。また、語尾を伸ばすクセのある場合も気をつけたほうが良いでしょう。

 

日頃のクセに気をつけましょう:③姿勢・仕草


緊張している時は、日頃の姿勢や仕草がうっかり出てしまうものです。

事前にスピーチの練習をする時に、お互いにチェックし合ったり、ビデオで録画してみると良いかもしれません。

悪い例としては「腕組みしながらマイクを持つ」「休めのポーズで話す」「マイク持っていないほうの手がしきりに小刻みに動いている」「親の謝辞の間に爪を噛んでいる」等々・・・あとで当日のビデオを見て後悔しても遅いので、出来れば事前に自分のクセをチェックしておきましょう。

 

まずはお礼を述べましょう


謝辞=ゲストへのお礼です。結婚式には、皆さん、それぞれに事情がある中で出席しています。海外や遠方からの方・妊婦さん・高齢の方、時には車イスや医療器具を装着しながら出席の方もいます。

また、スピーチや余興をつとめてくれた方々も、それぞれに時間をかけて案を練ったり練習して披露してくれたものです。

是非、主催者の立場として、そういった皆様へ、まず、お礼を述べましょう。少し照れ臭いかもしれませんが素直な言葉ほど心にも響くものです。

 

今後の抱負を述べましょう


結婚披露宴は新郎新婦の二人が独立して新たに世帯を構える、そのことをお披露目する場です。

謝辞では、今後、どのような家庭を築いてゆきたいか、2人でどんな未来を目指していきたいか・・・そんな抱負を一言入れてみましょう。

また、相手の親へのメッセージを入れるのも良いでしょう。(例「〇〇さんのことは私が必ず幸せにしますので安心して下さい」等)謝辞の終盤にこの「抱負」を入れると、未来に向けて広がりのある結びとなるでしょう。

 

締めくくりの言葉だけは覚えておきましょう


時々、堂々めぐりに陥って、なかなか締めくくれないケースがあります。他はアドリブでも、念の為、締めくくりの言葉だけは覚えておくと良いでしょう。

以下、ご参考まで・・・「結びにあたり、まだまだ未熟な2人でございますので、皆様方におかれましては、今後とも更なるご指導ご鞭撻(べんたつ)の程、宜しくお願い申し上げます。

甚だ簡単ではございますが、これをもちまして私どもからの御礼のご挨拶とさせて頂きます。本日は誠にありがとうございました・・・!」

 

いかがでしたか。「新郎新婦による謝辞、ここに気をつけたい7つの常識」と題して、結婚披露宴でのお開きの挨拶:謝辞について、7つのポイントをご紹介しました。

しかしながら、当日は必ず、その日・その時に感じている気持ちがあります。目を潤ませた家族や懐かしい友人たちの表情を見たら、きっと、こみ上げてくる思いがあります。

基本的に「感謝の思い」を伝えるものであれば、ここでの7つのポイントも頭の片隅においておきながら、是非、「その時の気持ち」をシンプルに伝えてみて下さい。

少々のハプニングくらいは大丈夫です!「周到で流暢な謝辞」も素晴らしいものですが、「あなたらしい謝辞」は、きっと、皆さんの心に響く素敵なメッセージとなるでしょう。

 

まとめ

新郎新婦による謝辞、ここに気をつけたい7つの常識

・時間は1~3分以内にしましょう
・日頃のクセに気をつけましょう①名前の呼びすて・あだ名
・日頃のクセに気をつけましょう②話し言葉
・日頃のクセに気をつけましょう③姿勢・仕草
・まずはお礼を述べましょう
・今後の抱負を述べましょう
・締めくくりの言葉だけは覚えておきましょう