初めてのお通夜参列。社会人なら身につけたい5つのマナー

初めてのお通夜参列。社会人なら身につけたい5つのマナー
お通夜のマナーってどんなことがあるの?急なことだからわからない!という方も多いですよね。もちろん前もってわからないのがお通夜やお葬式。初めてお通夜に参列となると困ってしまうことでしょう。

本来お通夜は、遺族や知人が集まり、終夜を徹して線香をたき、故人との別れを惜しむ儀式とされていました。近年は、告別式に出席できない人にも、故人との別れができるように半通夜というもが増えてきています。お通夜のマナーを知って、慌てることなく故人のお悔やみを心より伝え、お見送りをしましょう。

そこで今回は、不祝儀袋とはどんなものなのか、服装やお通夜の金額の相場、受付のマナーやお焼香の仕方など、初めての急なお通夜に参列する時に、社会人なら必ず知っておきたいお通夜のマナーをお伝えします。

 

初めてのお通夜参列。
社会人なら身につけたい5つのマナー

 

不祝儀袋の表書きのマナー

お通夜に参列する場合、お悔やみの気持ちとして不祝儀袋に香典を包んで持参するのがマナーになります。不祝儀袋は白と黒の水引という紙紐が付いているものを選びましょう関西では、白と黄色の所もあります

仏教の表書きは、「御霊前」、「御香料」と書きます。「御霊前」は、宗教がわからない時でも使用できます。あらかじめ、印刷されているものを使うと便利です。お通夜のマナーとしては、悲しみを表す意味で薄墨を使います。中央より下には中心に名前を書きます。

不祝儀袋にはお金を入れる中袋、中包みがあり、表に漢数字で金額を書きます。裏に名前と住所を書きます。包む金額が1万円以内なら中袋がなくてもよいですが、それ以上なら中袋があるものを使いましょう

 

香典の金額相場

香典の金額相場は、故人が両親の場合、参列者が20代なら3万~10万円、30、40代なら5万から10万円となります。兄弟が故人の場合は、参列者が20代なら3万円~5万、30、40代なら5万円です。親しい友人、上司が故人の場合、参列者が20代なら5千円~1万円、30、40代なら1万円~3万円が相場となっています。

香典は新札ではなく、使い古したお札を使用することがお通夜のマナーになります。「取り急ぎ用意してきました」という意味です。

不祝儀袋は袱紗(ふくさ)に包んで持参します。袋状になっていて、そのまま入れるだけのものもあります。大切なものを汚さないようにという配慮の意味合いもあります。袱紗の色は紫、寒色系がお通夜のマナーとしてふさわしいでしょう。ない時は、ハンカチで代用してもかまいません。

 

服装、小物のマナー

お通夜の服装は以前は平服がマナーとされていましたが、現在は喪服が一般的とされています。男性は黒の礼服です。女性は、黒のスーツや、ひざより下の丈のスカートかワンピースが好ましいです。ネクタイやストッキング、靴やパンプス、バッグは黒に統一します。光るものやアクセサリーは、結婚指輪以外は付けないようにします。

また、動物の素材を使ったものは避けましょう。殺傷をイメージさせるものは、お通夜のマナーとして、ふさわしくはありません。大きな金具を使ったベルトや冬の毛皮のコートも避けましょう。濃い派手なメイクより薄いメイクをするのが、お通夜のマナーです。

 

お通夜の受付のマナー

まずは受付で係りの方に不祝儀袋を渡します。この際、お通夜のマナーとして、挨拶の言葉を忘れずに伝えましょう。

「この度は突然のことでご愁傷様です。お悔やみ申し上げます。」

「この度はまことにお気の毒様でした。心中お察しします。」

深く頭を下げながら受付の方に伝えます。ハキハキというのではなく、静かに最後の「申し上げます」は口を濁すようにします。悲しくて声にならない気持ちです、ということを表します。「ご愁傷様です」は相手の不幸に同情する気持ちを表しています。「お察しします」は相手思いやる気持ちを表しています。粛々と執り行なわれるお通夜では、私語を慎み、大声で話すのは控えるのがマナーです。

 

お焼香の仕方

お通夜のマナーで一番緊張するのがお焼香の場面と言えるでしょう。

お焼香は、親指、人差し指、中指でお香をつまみ、おでこあたりに近づけて、お香の隣の灰のほうに入れます。これを一回として宗派で決められた回数を行います。もし相手の宗派が分からない場合、自分の宗派に合わせてお焼香してもマナー違反ではありません

ご遺体の前に祭壇があり、その前に、お焼香の台が置いてあります。順番はまず、遺族の方に一礼、お焼香の前に立ち、遺影に一礼します。お焼香を宗派の回数をして、数珠を両手で挟み、合掌します。また、遺影、遺族に一礼して終了です。

お焼香もお通夜のマナーとして大事な儀式ですから覚えておきましょう。

 

いかがでしたでしょうか。お通夜のマナーは宗派によっても違いがあります。キリスト教では「御霊前」ではなく、「お花料」と書きます。最近はシティホールでお通夜、お葬式を行うことが増えてきていますから、事前にスタッフの方に聞いておくと間違いがありません。

通夜の後には、軽い食事をしながら故人の思い出話をしたりする「通夜ぶるまい」があります。もし、お誘いを受けたら断らずに、お受けしましょう。こうした通夜ぶるまいでのマナーは宴会ではないので決して騒がないこと。お通夜であることを念頭に置き、相応しい態度を心掛けましょう。

お通夜のマナーを知っておくことで、急なことにも慌てず対応できます。ご遺族の気持ちも考えて、行動やふるまいにも気を配ることも心得ておきましょう。

まとめ

初めてのお通夜参列で、身につけておきたいこととは

・不祝儀袋の種類の選び方と書き方がある
・お通夜の不祝儀の金額相場、20代、30代40代の違いと袱紗の作法
・お通夜にふさわしい服装、小物の選び方
・お通夜の受付での挨拶の言葉
・お焼香の作法、立ち振る舞い


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