急な知らせに悩まない。知っておきたいお悔やみの言葉5つ


お悔やみの言葉を口にしなければいけない事態は、できることなら身近には起こらない方がいいですよね。しかし、命があるということは、誰にも必ずその日はやってきます。そんな時、残された方々は言葉に表すことが出来ないほどの深い悲しみにつつまれていることでしょう。

そんな急な知らせに際し、私たちは可能な限り適切なお悔やみの言葉でご遺族を力づけてあげたり哀しみを和らげてあげたりする立場にあるのですが、それがなかなか難しいものなのです。仕方のないことですが、急な知らせにショックのあまり言葉が詰まってしまい、何も言う事が出来なくて、時間が止まってしまうこともありますよね。

そこで今回は、故人との関係別にふさわしい、知っておきたい5つのお悔やみの言葉についてお伝えします。

 

急な知らせに悩まない。
知っておきたいお悔やみの言葉5つ

 

お悔やみの言葉といえば

『この度は、誠にご愁傷さまでございます。心からお悔やみ申し上げます。』

基本的には、お悔やみの言葉といえばこの言葉に尽きるのですが、どんなご関係にあってもこの言葉だけで通用してしまうことに、少し淋しさを感じる方もいらっしゃるかも知れません。

とは言え、哀しみに暮れるご遺族は、どんなに近しい間柄であっても多くを語りあえるほどの心境ではないケースがほとんどです。その気持ちを汲みつつ、その場はごくごく控えめにお悔やみの言葉をお伝えするのが無難です。

ご遺族と同様、亡くされた方の存在が大きかった方なら、この言葉さえ口に出来ないくらい動揺してしまうのも仕方のないことです。しかし、最低でもこの言葉が咄嗟に口に出来るよう、心掛けておきましょう

 

突然亡くなるといった形のご不幸

『この度は思いがけないことでさぞかしお力落としのこととお察し致します。』『この度のご不幸に胸がつぶれる思いです。ご家族のお辛いお気持ちを思うとお慰めの言葉もありません。』

基本を踏まえた上で、それでもお伝えしたい気持ちがあったり、何かをお伝えすることでご遺族の気持ちを少しでも軽くしてあげられると思うこともありますよね。例えば昨日までは元気だった方が、何らかの理由で突然亡くなるといった形のご不幸だった場合にお伝えするお悔やみの言葉などがそうです。

遺された方にとっては、全く心の準備がない状態でのご不幸ですから、冷静に受けとめるだけのキャパがある方はそれほど多くはない筈です。取り乱してしまうことも致し方ありません。そのお気持ちを察していますという意思表示を織り交ぜたお悔やみの言葉がご遺族の慰めになることでしょう。

 

ご恩を受けた方のご不幸

『ご生前は○○様には大変お世話になりました。何のご恩返しもできないうちにお亡くなりになられ、誠に悔やまれてなりません。』『もっと長生きされて、いろいろなことを教えていただきたかったです。』

一方ならぬご恩を受けた方のご不幸には、ご本人に伝えられなかった深い感謝の思いをお悔やみの言葉と共にご遺族にお伝えすることも良いことです。

亡くなられた方の功績などを伝えられることで、亡くなられた方が立派に生きてこられた証の確認にもなります。

ご遺族は大事な方を亡くした深い哀しみに打ちひしがれるだけではなく、それを誇りに少し前向きに生きる力になることもあるでしょう。公私共にとても大事な存在の方だったと思えることは、心の慰めになります。

 

長く闘病されていた方のご不幸

『お見舞いにも伺えないうちにお亡くなりになられたこと、誠に心残りです。』

必死の闘病も敵わずお亡くなりになったケース、長く闘病していてご家族も心の準備はできていたケース…どちらであってもお辛い気持ちは同じです。

いつも気にとめてはいたけれど、なかなか伺えなかった不義理を詫びる気持ちや、思いのほかお別れが早く来てしまった無念さを伝えたい時にお悔やみの言葉に添えると、ご遺族に自身の気持を伝えることが出来ます。

大事な人を亡くされた哀しみを共有すると共に、闘病中のご家族のご苦労を労う気持ちをお伝えするのには適しています

 

若い方のご不幸

『突然の出来事にさぞかしお嘆きのことでしょう。お悔やみの申し上げようもございません。将来をとても期待されていた方でしたのに、本当に残念でなりません。』

若い方のご不幸に際しては、ご遺族にとっても身近な人々にとっても、まずは『無念』の気持ちが強いものです。それをお悔やみの言葉として口にすることは決してタブーではありません。

それは、なにより亡くなったご本人が感じていることだろうという意味では大切なことなのですが、ここで気を付けたいのはそれを後ろ向きな『無念』として受け止めるのではなく、あくまでも前向きに…その分、遺された者達は悔いのないように生きていこうという目標にするのが大事なのです。

 

いかがですか。以上が急な知らせが舞い込んできても困らないように知っておきたいお悔やみの言葉5つです。お悔やみで何より大事なのは、ご遺族への労わりの気持ちと慎み深い挨拶であることを心がけることです。

当然のことながら哀しみの場ですから、言動は控えめにやや小さめの声で述べるのが基本です。ご遺族同様、思い入れのある方とのお別れですから、上手に言葉できなくても思いは伝わります大切なのは『気持ち』というわけです。

因みにタブーとしては、いくら詳しいことが分からないからといって、死因などアレコレ尋ねたり、忌み言葉(重ね重ねや度々、くれぐれも…など)を口にすることです。それだけは注意して下さい。

また、お悔やみの言葉はご遺族を慰め励ますのが目的ですから、長々と…ではなく手短に簡潔に伝えるのが理想です。

 

まとめ

知っておきたいお悔やみの言葉とは

○この度は、誠にご愁傷さまでございます。心よりご冥福をお祈り申し上げます。
○ご家族のお辛いお気持ちを思うとお慰めの言葉もありません。
○何のご恩返しもできないうちにお亡くなりになられ、誠に悔やまれてなりません。
○お見舞いにも伺えないうちにお亡くなりになられたこと、誠に心残りです。
○将来をとても期待されていた方でしたのに、本当に残念でなりません。


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