【シーン別】遺族に伝えるお悔やみの言葉6選

【シーン別】遺族に伝えるお悔やみの言葉6選
お悔やみの言葉とは、故人の死を悼み、そして悲しんでいる遺族をいたわる為に重要なものです。ですが、突然の訃報で遺族に何と言葉をかけたら良いのかわからず、戸惑ったことがあるのではないでしょうか。

お通夜や葬儀で深い悲しみを感じている遺族へのお悔みの言葉は、まさに「かける言葉も見つからない」状態になるかもしれません。自分自身も悲しみを感じ動揺してしまうと頭が真っ白になってしまうでしょう。だからと言って遺族に会ったのに何も言わないで帰るなんてことはできませんよね。実はお悔やみの言葉には定番の言い回しやフレーズがあるのをご存知でしょうか。あまりにも気を遣いすぎて逆に無神経な言葉などを言ってしまわないように、定番の言葉や最低限のマナーは覚えておきたいものです。

そこで今回は、シーン別で知っておきたい遺族に伝えるお悔やみの言葉6選をお伝えします。



 

【シーン別】
遺族に伝えるお悔やみの言葉6選

 

定番のお悔やみの言葉


故人がどのような方であったか、どのように亡くなられたかでも色々なマナーがありますが、お通夜や葬儀で悲しみの気持ちを表す定番のフレーズが「お悔み申し上げます」「この度はご愁傷さまです」です。他に「この度は急なことで、心からお悔み申し上げます」は手紙でも使える言葉なので覚えておくと便利です。

また、香典や供え物を渡すときに無言なのも気まずいですよね。その際は「心ばかりですが、ご霊前にお供えください」と渡しましょう。

 

病気で亡くなったときのお悔やみの言葉


先ほどお伝えした定番の言葉とともに「お見舞いにうかがった時は元気そうにしていらっしゃったのに、残念でなりません」など伝えるのも良いでしょう。また、生前お見舞いに行けなかったときは言い訳などせずに「入院中とは伺っておりましたが、すぐに退院されると信じてお見舞いに伺わず、大変失礼いたしました」と伝えましょう。

 

事故や急死の場合、親族にかけるお悔やみの言葉


突然の死で悲しんでいる親族が目の前にいたら・・・何て言葉をかけたらよいかわからなくなりますよね。遺族は大変なショックを受けているに違いありません。そのような場合は「心中お察しします」とだけ伝えましょう。深い悲しみの場面では多く語らなくてもよいのです。また「本当に急なことでしたね」でも良いでしょう。もし何か言葉をかけるとしたら遺族の心情に対して細心の配慮をして下さい。そして、故人の最期の様子などは絶対に遺族に聞かないようにしましょう。

 

長寿で亡くなられた場合のお悔やみの言葉


長生きされて亡くなられた場合は「ご長寿とはいえ残念です」と伝えましょう。故人に対して、もっと生きていて欲しかったという気持ちはしっかり伝えるのが良いでしょう。良く聞くかもしれませんが「大往生されて」「天寿をまっとうされて」は不快に思う方もいるので言わないようにして下さい。なぜなら、お通夜やお葬式に来ている人の中には高齢の方がいるはずです。そのような方の気持ちにも配慮しなければならないからです。

 

遺族への言葉


遺族を思いやる言葉としてよく使われるフレーズに「私でお役に立てることがあれば、遠慮なくおっしゃって下さい」があります。お通夜や葬儀は多くの人が訪れてくるので、親族は悲しい思いをしながら忙しく大変な思いをされています。そんな遺族を思いやる言葉をかけると、とてもありがたいと思ってくれるはずですよ。

また、子供に先立たれたり、夫婦の一方が亡くなったりして独りぼっちになってしまうと、大変な喪失感と共に生きる気力がなくなってしまう場合があります。そのような遺族には「本当にお身体を大事にして下さい」と伝えてあげましょう。自分を気にしてくれる人がいるということわかってもらい、少しでも生きる気力が出れば良いですね。より細やかな配慮をして遺族の心をいたわり励ましましょう。

 

宗教によっては言わない方が良い言葉


「ご冥福をお祈り致します」は「冥福」という言葉が仏式用語なため、他の宗教の方が不快に感じることもあるので使用は控える方が無難です。おまけに仏教でも浄土真宗は「冥福」を使いません。良く聞く言葉なので言ってしまいがちですが、マナー違反を避けるために控える方が良いでしょう。更に仏教用語に「成仏」「往生」「冥土」「他界」「極楽」「供養」があるので気を付けて下さいね。

次に、キリスト教徒の場合ですが、一般的な「お悔やみを申し上げます」「ご愁傷様でございます」などの故人の死を悲しむお悔やみの言葉は言いません。なぜならキリスト教では、死は永遠の命のはじまりとされているからです。キリスト教の場合は「安らかな眠りにつかれますよう、心よりお祈り申し上げます」と伝えましょう

 

いかがでしたか。弔問や手紙で遺族に伝えるお悔やみの言葉についてお伝えしました。遺族の心情に配慮をしてお悔やみの言葉を伝えるのはもちろん、マナーにも気を付けなければなりません。不幸を連想させる言葉や、重ね言葉などの忌み言葉も結婚式と同様で使ってはならないとされています。また生死についての直接的な表現(死ぬ、事故死、自殺、生きているなど)も遺族のことを思いやり、使わないように気を付けましょう

そして、お悔やみの言葉を述べるときは、少し小さめの声で心を込めて遺族に伝えましょう。ただ、家族葬のような気心の知れた人たちが集まっている場合は、あまり一般的なお悔やみの言葉ばかり述べても不自然です。その場合は自然な言葉でも構いません。また、遺族と面識がない場合はお悔みの言葉と共に自分の名前と故人との関係性も伝えた方が良いでしょう。

遺族の気持ちを慮り、その時々で適切なお悔やみの言葉が出てくるよう、頭に入れておきたいものですね。

まとめ

悲しんでいる遺族へのお悔やみの言葉とは

・「お悔み申し上げます」「この度はご愁傷さまです」は定番フレーズ
・生前お見舞いに行けなかった場合でも言い訳しない
・あまりにもショックを受けている遺族には長く語らない
・長寿でも「大往生されて」「天寿をまっとうされて」は言わない
・悲しみの中で忙しく大変な遺族の心をいたわり、励まそう
・宗教によって使わない言葉があるので把握すること