レディーファーストは海外の常識☆すぐにできる7つの心得


レディーファーストは海外では常識ですよね。日本では、男性を女性が立てるという文化が古くからあります。

そのため、男性が堂々としていて、それに合わせられる女性が大和撫子だとされる風潮もありますが、そのような行動を海外でとると、男性側が紳士的でない、マナー違反だと思われることがあるのです。

また、紳士的な行動をとりたい気持ちはやまやまでも、いきなりレディファーストの行動をとるのは、わざとらしくて照れくさいと感じる男性もいるもの。

しかし、このような照れは、なぜレディーファーストな行動をとるのが紳士的なのか、という理由を知れば、納得することができますよね。

そこで今回は、海外では常識のレディーファーストについて、すぐに誰でも実践できるようになるために、知っておくべき心得を7つお伝えします。

 

レディーファーストは海外の常識☆
すぐにできる7つの心得

 

ドアで先を譲る

コンビニやデパート、会社のエントランスなどの大きなドアの所で、向こうから来た女性と同時になってしまう事があります。

【 レディーファースト:ドアを譲る 】

★ このような時、日本人はお互いに「どうぞ」と言って譲り合うことが多いですが、レディーファーストの観点から言えば、女性を優先させるべきです。

・ 先に行こうとして一瞬でも足がでると、相手も気づいて譲ろうとするため、向こうから女性がきたと思ったら、笑顔で先を譲るのがスマート。

笑顔で誘導することで、女性も気持ちよく先に行くことができるのです。

 

後ろの女性への配慮

海外では、地下鉄に入るときにドアがある場合があります。混雑時には次から次への人が通る光景が日常的に見受けられます。

【 レディーファースト:地下鉄のドア 】

★ このような時には、後ろに女性がいることを確認したら、ドアを開けておいてあげるのがレディーファーストの常識。

・ 重いドアを開けるには力がいりますよね。女性は男性よりも力が弱いことが一般的ですから、ドアは開けておいてあげるのです。

日本では、自分の分だけしかドアを開けない男性がたくさんいますが、後ろにいるのが例え知らない女性であっても、海外ではその女性が入るまでドアを開けておいたままにするのが当然!

 

車道側を歩く

女性と二人で歩道を歩いている時にも、忘れてはいけないレディファーストがあります。

【 レディーファースト:歩道 】

★ それは車道側に男性が立つということ。

・ 男性は女性が守るという心得から、自動車が走る危険性の高い車道側に女性を歩かせるのはレディーファーストに反します。

また、歩道と車道が分かれていない道を歩く時には、常に自転車や自動車の往来を気にして、必要に応じて女性をエスコートしてあげることも大切です。

 

荷物を持つ

一緒に買い物に行ったときに、女性が自分のために買い物をしたとします。このような時、女性が好きで買い物をしたのだから、それを持ってあげる必要はないと考える男性はいけません。レディファーストの考え方では、女性は男性が守ってあげるべき存在です。

【 レディーファースト:荷物 】

★ そこで、女性が重い荷物を持っていたら、それが自分に関係があろうとなかろうとさりげなく手を差し出して「持つよ」と言ってあげるのが紳士的。

・ 女性が気を遣って拒んだら「男子なんだから持たせてよ」などと、少し茶化して言えば、女性も頼みやすくなるのではないでしょうか。

 

注文は男性が

おとなしくてあまり積極的でない男性は、レストランでの注文やタクシーで、行先を運転手さんに伝えるのを、女性に任せてしまうことが多々ありますが、このようなエスコートは、レディファーストの考え方からすると、男性がリードするのが常識!

【 レディーファースト:注文 】

★ レストランでは、女性に何を注文するか聞いて、自分が取りまとめて店員さんに注文をします。

・ 店員を女性に呼ばせることすら、レディファーストでは非常識!

女性に呼ばせないように、自分が率先して行動するよう、心がけなくてはいけません。

 

階段やエスカレーター

ドアがあるときは、男性がドアを開けて先に入り、女性が入るまでドアを押さえてあげるのがレディーファーストですが、階段やエスカレーターを女性と二人で昇降する時には、必ずしも男性が先、後と共通しているわけではありません。

【 レディーファースト:エスカレーター 】

★ 階段やエスカレーターを昇る時は、男性が後ろ、つまり下側に立ちます。

・ 逆に降りる時には、男性が先、つまり下側に立ちます。

これは、もし女性が転倒した時に、下側に男性がいれば、支えて助けてあげることができるためです。

 

さり気ない気遣い

長時間一緒に時間を過ごしている時は、トイレのタイミングなどを気遣うのも、レディーファーストの心得の一つ。女性からは言い出せないこともありますから、女性の顔色や表情を気にかけてあげるべきなのです。

【 レディーファースト:気遣い 】

★ 例えば、本当は苦手な食べものなのに断りずらくて、無理やり食べている女性がいたりしたら、どうしますか?

・ 箸の進み具合や顔の表情から読み取って、他の物を注文するよう促したりするのもレディファーストな気遣いです。

 

いかがでしたでしょうか、レディファーストは、文化的には欧米のものですし、日本人も必ずしも習わないといけない、というものではありません。

しかし、海外でレストランに行ったり、街を歩く時には、レディファーストなふるまいができていないと、常識がない男性だと思われてしまいますから、日頃から振る舞いを身に付けておいた方がいいのです。

日本でも、レディーファーストな振る舞いができる男性とできない男性とでは、女性が受ける好感度が大きく異なってきます。さらりと自然にレディーファーストな言動ができる男性は、女性からすると頼もしいと感じますし、信頼することができます。

海外で恥をかかないためだけではなく、周囲の女性に気配りができる男性なるという意味でも、レディーファーストの心得は男性にとって大切なものなのです。

まとめ

すぐにできるレディーファーストなふるまい

・ドアで女性と同時になった時はサッと先を譲る
・後ろから来た女性に気づいたらドアを開けとく
・並んで歩いている時に自動車が走っている方に回る
・重い荷物を女性が持っていたらさりげなく持つ
・レストランやタクシーでは女性に注文をさせない
・階段やエスカレーターでは男性が下側に立つ
・トイレのタイミングなど女性の立場になって気配り


連記事