結婚式の挨拶で新郎がキメる!心に残る素敵なスピーチ術

結婚式の挨拶で新郎がキメる!心に残る素敵なスピーチ術
一世一代の晴れ舞台である結婚式。結婚式は花嫁のものだから、新郎はそんなに出番がないのでは?いえいえ、新郎がビシッと決めなきゃいけない場面があるのです。それが式の最後の新郎挨拶です。

「人前で話すのは苦手だから・・・」「恥ずかしい」「みんな本当に聞いているの?」なんて思って準備もろくにせず大失敗なんてことになったら、せっかく盛り上がっていた結婚式も台無しですし、なにより新郎新婦の印象にも後々まで影響してしまいます。ここで新郎が素敵な挨拶をすることで、結婚式の印象を決めるといっても過言ではありません。大切な結婚式に、みんなの印象に残る素敵なスピーチをしましょう。

何のためのスピーチか意識すること

結婚式の最後に新郎が挨拶するのには意味があります。今日という日を迎えるために、自分を支えてくれた方々にお礼をするためです。自分たちのために時間を作って集まってくれたゲスト、自分を育ててくれた両親や親族、そして一緒に結婚式を作り上げた妻である新婦に対して、感謝の気持ちを伝えましょう。また、結婚式はゴールではなくスタートです。結婚生活に向けての意気込みも合わせて表明すると好印象です。

 

時間は必ず守ること

どんなに素晴らしいスピーチも、時間が守られないと台無しです。式場との打ち合わせ時にタイムスケジュールを確認している筈なので、その時間内に収まるように準備しましょう。話が長すぎても聞き手は飽きてしまいます。

そして一番注意したいのが、挨拶は式の終りがけということです。特に遠方から参加しているゲストは式の終了時間が守られないと、帰宅に際しての電車時間などで迷惑をかけてしまう場合があります。恐らく式場スタッフが都度指示を出してくれます。緊張しているかもしれませんが、指示に耳を傾けましょう。

 

原稿の準備は万全に

話すことを仕事としている人以外は、結婚式という慣れない場では誰もが緊張してしまうものです。また、お酌を受けて酔っている場合もあります。スピーチをアドリブで行うのは非常にリスクが高いです。

できれば事前に原稿を作って練習をしておきましょう。当日は無理に暗記して臨む必要はありません。不安がある場合は原稿を読む形でまったく問題ありません。何を言うのか忘れて頭が真っ白になるよりはいいですよね。

 

感謝の気持ちは平等に伝える

ゲストには主に、会社の上司や同僚、学生時代の友人、親族がいるかと思います。特定の人の話ばかりするのはもちろんNGです。あなたをお祝いするために来てくれたのはどの人も同じです。会社の人には仕事で助けてもらったエピソードを交えたり、親族には小さい頃と今を比べての話をしたりすると、それぞれの人の印象に残るのではないでしょうか。

 

花嫁を立てよう

感謝の気持ちはゲストだけなく、新婦にも伝えましょう。新婦は結婚式の準備を頑張ってきたと思います。無事結婚式当日を迎えることができたことへの感謝を伝えましょう。

また新郎がなぜこの相手との結婚を決めたのかというような新婦とのエピソードなども交えて話したら、きっと新婦の人柄を知らない人からは、「素敵な人なんだな」というように、新婦の印象も上がるかもしれません。やはり結婚式は、花嫁を主役にしてあげましょう。

 

新郎の人柄が見られている

ゲストの中でも特に女性や新婦側の親族は、新郎の立ち振る舞いに興味津々です。スピーチをスマートにこなしたらとても格好良いですよね。そして素敵な旦那様と結婚する新婦の将来に安心することでしょう。スピーチを通じて、みんな新郎の人柄を見ています。話がグダグダだったり、頼りない様子が伺えると、新郎だけでなく新婦の評価も下がってしまうことも意識しましょう。

 

これからの意気込みを伝える

男は結婚して一人前というのは、今もまだ残っている価値観です。特に年配の方は、結婚をしたことで今以上に仕事に精を出したり、一家の大黒柱として頑張る新郎に期待をしているものです。新婦からしても、これから一生を共に歩む新郎が、将来のビジョンもなく頼りないのでは不安でしょうがありません。

そして、新婦の両親は特にその思いが強いことでしょう。一通り感謝の気持ちを伝えたら、これからの意気込みを話しましょう。そしてゲストは今後もお世話になる人達です。これからもよろしくお願いしますという旨を、力強く伝えましょう。

 

新郎の挨拶は、難しいものではありません。スピーチをすることをあまりにも意識しすぎて、一生に一度の結婚式、最中にそればかり考えるのはもったいないですよね。ただ二つ、感謝の気持ちと決意表明を盛り込めば、ゲストにとって印象に残る話ができます。

みんな新郎新婦の門出を祝っているのです。新郎の「これから頑張っていこう!」という気持が伝わることこそが素敵なスピーチなのです。

まとめ

結婚式の挨拶で新郎が心に残る素敵なスピーチをする為に

・何のためのスピーチか意識すること
・時間は必ず守ること
・原稿の準備は万全に
・感謝の気持ちは平等に伝える
・花嫁を立てよう
・新郎の人柄が見られている
・これからの意気込みを伝える


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