結婚式の席札とはゲストの席の位置を表したものです。通常机の上に置かれており、一人一人の名前が記入されています。この席札、名前を確認したら役割が終わる訳ではありません。
結婚式のマナーとして、ゲストは自身の席札を持ち帰ることを知っていますか？このように、席札はゲストの目に必ず触れるものであることから、席の案内だけでなく、ゲストへの贈り物としての側面も持っています。
だからこそ、丁寧なものを用意したいですね。席札は、大変手作りしやすいアイテムでもあります。式場の雰囲気や結婚式のテーマに合わせて作成するのがオススメですし、ちょっとした工夫で同じ席札が見違えるようにお洒落になります。ぜひ、こだわり溢れる素敵な席札を作ってみませんか。
結婚式は席札を手作りで☆
こだわり＆お洒落なアイテム紹介
メッセージカード型
席札の裏側などに、ゲストへのメッセージを記入するものです。一から席札を作成することが難しい場合にオススメです。席札は式場が用意してくれる場合があります。その際は準備時間を想定して早めに受け取れるようにし、新郎新婦で協力してメッセージを書き込みます。ゲストひとりひとりに宛てた直筆メッセージは心温まりますね。
プレゼントと一緒に
席札は持ち帰るものなので、持ち帰った後に家でも使えるものにしましょう。たとえば、花の種のプレゼントはどうでしょうか。その袋に名前を入れてもかわいいですね。また、小さなキャンドルに名前を添えるのはどうでしょう。直接文字が書けない場合は、ラッピングをしたタグやリボンに名前を入れると、その後インテリアとして使えますね。
テーブルコーディネートと一緒に
机の上に用意されている、お皿やグラスに引っかけたり、代用したりする方法はどうでしょうか。グラスに引っかけるタイプでは、蝶の形の紙を使うとまるでグラスに蝶がとまっているようです。また代用する方法では、コースターなどを席札に見たてる方法があります。きちんとした素材で作った場合、自分の名前入りコースターとしてお土産にもなりますね。
お菓子に印字する
お菓子づくりが得意な新婦さん向けです。たとえばクッキーを焼いて、そこに名前を印字したりデコレーションしたりしてみてはどうでしょう。新婦の焼いたクッキーと聞いたら、みんな驚きますよね。ゲストはきっと食べるのがもったいないに違いありません。さらにおいしいクッキーだったら、忘れられない味になりますね。
身近なものをアレンジ
１００円均一は席札作成に使えるアイテムがいっぱいです。予算をかけずにお洒落なものが作れます。たとえば、木でできた小さなクリップ。これで席札を挟むだけでおしゃれなスタンドにできます。
似た方法として、ワインのコルクに切れ込みを入れて、札を立たせる方法もあります。参加人数によっては、自分で飲んだ分を集めておくのはどうでしょう。また、ハンドメイド商品売り場に必ずあるリボンやレース、ビーズで席札を飾ってみましょう。大きさや色で様々な表情が出せます。
植物を使う
花や葉を使う方法です。花はさりげない飾りとしても使えますし、花を中心にしてその上に名前の書かれたカードを置くだけでも素敵ですね。また、ブーケにして花を束ねるものに名前を書く方法もあます。
肉厚がある青々とした葉になら、直接マジックで書いてしまいましょう。プチサイズのサボテンの鉢を使ってもかわいいですね。植物を使うと、ナチュラルな感じが出せ、大きさによってはテーブルを華やかに演出できます。
日本伝統のものを作る
だれでもできるものでオススメなのが、折り鶴です。既製の席札の飾りとしてもよいですし、何羽かつなげて一番下に名前を書いた札をつるす方法はどうでしょう。新郎新婦二人で協力してゲストの人数分折るのもまた楽しみですし、広げたところにメッセージが書いてあったりするとゲストにとても喜ばれますね。特に和装をする場合は雰囲気にぴったりです。また、着物の色に合わせた色で折ってみるのはどうでしょう。
いかがでしたでしょうか。
結婚式前はやることが沢山あって忙しいのが正直なところだと思います。しかし、そんな準備期間あってこその当日です。準備にかけられる時間を考えつつも、できる範囲で手作りすることをオススメします。
なぜなら、手作りをしている時間は、ゲスト一人一人とのこれまでの思い出などを今一度考えられる機会になるからです。人生の節目である結婚式を前に、そんな時間を作ることは価値あることだと思いませんか。
席札を受け取ったゲストも新郎新婦とのこれまでの思い出を胸に式に足を運んでいるものです。心のこもった席札はゲストに喜んでもらえることでしょう。おもてなしや感謝の気持ちを伝えるものとして、ぜひこだわってみませんか。
まとめ
結婚式は席札を手作りで☆こだわり＆お洒落なアイテム紹介
・メッセージカード型
・プレゼントと一緒に
・テーブルコーディネートと一緒に
・お菓子に印字する
・身近なものをアレンジ
・植物を使う
・日本伝統のものを作る