誰にとっても一生にまたとない機会であるものであり、人生の一大イベントとして強く記憶に残るものである結婚式。本人たちのみならず、周囲の人たちにとってもおめでたいイベントであるこの行事は、それだけにそつなくこなしていきたいものです。
そんな結婚式で頭を悩ませがちなのが、新郎新婦に贈るお祝いのメッセージ。本人と新郎新婦の関係や状況などで適切な内容が変わってくるこのメッセージは、それだけに言葉を選ぶのがなかなか難しいもの。
メッセージに悩んで、結婚式そのものが面倒になってしまうような人も少なくありません。そこでこの記事では、そんなみなさまのために向けて、結婚式の際の適切な文例集をいくつかの項目に分けて紹介いたします。この記事で適切なお祝いのメッセージの書き方を身につけて、是非とも大切な人に向けて贈ってあげてください!
結婚式のお祝いメッセージ☆
新たな人生の門出を祝う文例集
友人や後輩などに贈るメッセージの場合
最初は、友人や後輩などの自分と同じくらいの立場の人に向けたメッセージの例です。このような立場の人に向けてメッセージを贈る時は、堅苦しい台詞や内容は抜きにしたくだけた言い方のメッセージがベストです。親愛の情をわかりやすく示し、心から幸福を祈っているという言葉遣いを選ぶのが良いでしょう。
具体的な文例を上げると、このような感じでしょうか。
おしゃれに決めたいのなら、文章の一部を英語にしたり、英語のメッセージを書くことにチャレンジしてみるというのもオススメです。コツは簡単な文章で、短くピシっと決めること。多くの人に印象深く残るメッセージが書けますよ。
このような短文はたくさん種類があるので、ちょっと調べるだけでも素敵なメッセージがいっぱい出てきますよ。
会社の先輩や親戚の人など、少し形式張って贈る必要のある相手の場合
次は、会社の先輩や年上の親戚の人など、少し距離が遠く敬語を使うような必要がある場合のメッセージの例です。マナーが気になってくるような相手であることが多いので、無難に使われる慣用句などを駆使して書いていくのがいいでしょう。
例文を上げるとこのようになるでしょうか。
目上の人でも形式張った言い方を嫌う人や親戚でも親しい間柄の人の場合にはもう少し柔らかい言い方のほうが好まれやすいので、その辺りには注意が必要です。
メッセージの細かいマナー
メッセージの細かいマナーとして、「インクは黒に近い色」「カードに書くメッセージは片面にのみ書く」「忌み言葉(「別れる」、「亡くなる」、「たびたび」などの離婚や死、再婚を連想させる言葉)は書かない」「句読点は原則として打たない」「カードの正面が封筒の表側を向くように入れる」などがあります。
これらは細かいことですが、一つ一つ注意すれば簡単に回避できることですので、是非気を配ってメッセージを作っていってください。また、結婚式に欠席してしまった場合のメッセージや、結婚式が終わった後のメッセージなどにも注意が必要です。
などの、お詫びの言葉を必ず文中に入れる必要があるので、忘れないようにしていてください!
さて、ここまでで結婚式で新郎新婦に贈るお祝いのメッセージの例文を、パターンごとに分けていくつかご紹介しました。
結婚式とは、ほとんどの人にとって一生に一度のお祝いごとであると同時に、新郎新婦と周囲の人との大切な人間関係を再確認する大切な行事でもあります。そつなく失礼のないメッセージ、熱い思いのこもったメッセージを贈ってあげられるよう、ちょっとだけ努力をしてみてください。きっと新郎新婦の方に感謝されるようなメッセージが生み出せるはずです!
お祝いのメッセージには、短文の中に「結婚を祝う祝福の気持ち」「今後の幸せを祈る気持ち」の二つを入れることが重要ですので、この点は是非お忘れなきようお願いいたします。みなさんが大切な方たちに向けた、素晴らしいメッセージを生み出せることをお祈りしています!