結婚式のバック選びはドレス選びと同じくらい重要ですよね。せっかく時間をかけてドレスを選んでもバッグにセンスがないとコーディネートとしておしゃれではなくなってしまいますし、ましてやマナー違反なバック選びをしてしまうと失礼に当たってしまいます。
特に30代以上の大人女子はマナーも抑えつつ、センスあるおしゃれ上級者の風格漂う結婚式のバック選びをしたいものです。とはいえ、数あるパーティバックの中からどんなバックが結婚式にふさわしいのか、大人女子におすすめなのかを判断するのは難しいことでしょう。
そこで今回は、結婚式のバック選びで大人女子が意識したいポイントをバックのタイプ、形、色などの具体的例を挙げてお伝えします。
クラッチタイプ
結婚式のバックで大人女子におすすめなのがクラッチタイプのバックです。しっかりしたハンドル付きは、50代以上のご婦人が持つと上品ですが、年齢が若い人が持つと老けて見えることもあります。
チェーンバックは定番で、デザインによってはセンス良く見せることができますが、種類がたくさんあるので迷いがちです。しかし、クラッチバックは脇に抱えて持つだけでこなれ感がでて、人とは違う大人の雰囲気を演出できるのです。持ち運びに不便だという人は、チェーンがバックの中にしまえるタイプのクラッチがおすすめです。
バッグと靴の色を合わせる
ファッションセンスに自信がないという人でも大丈夫です。どんな人でも「センスが良い」と思われる結婚式のバック選びのコツがあります。それがバックと靴の色を合わせることです。
バックと靴とドレスの色がすべて異なる系統の色や素材だと、コーディネートに統一感がなく「ただ好きなものを身に着けてるだけ」という印象を与えてしまいますが、靴とバックの色を合わせるだけで、統一感が生まれ、大人女子ならではのコーディネートにすることができるのです。
小さめのサイズ
結婚式と言えども、女子は持ち物がたくさんですよね。化粧ポーチや長財布など荷物をすべてバックに入れようと思うとかなり大きなサイズのバックになってしまいます。しかし、結婚式のバックは小さいサイズにした方がおしゃれ度が上がります。
結婚式場にはクロークがありますから、バックに入りきらないものはサブバックに入れて式の間はクロークに預けるというのも大人女子のたしなみです。結婚式のバックには欲張って荷物をたくさん入れようとせず、式に持ち込むバックとそれ以外のバックを分けてしまいましょう。
ビジュー付き黒バック
結婚式に黒色のバックを持っていくことは問題ありませんが、あまりにシンプルな飾りがないものだとお葬式を連想させてしまうため、一工夫が必要です。それが華やかな飾りがついたバックにすることです。
結婚式のバックはアクセサリーのようなものです。パールやレース、ビジューがちりばめられたバックなどを選ぶと大人女子としておしゃれ度が上がります。ここで注意したいのは、動物の革やファーを使ったバックはマナー違反ということです。
夜にビジュー付きバック
夜の結婚式にはビジューが付いたバックを持っていくと華やかになります。一般的に昼間に行う結婚式のバックでビジューが付いたものを選ぶのはマナー違反と言われていますが、夜であればOKです。
むしろ、日の光がない夜にキラキラ光るビジューが付いたバックを持っていくと映えますし、ドレスよりもバックが全身コーディネートのポイントになることもあります。夜にビジュー付きバックを選ぶのは大人女子ならではのおしゃれのコツです。
サブバッグは布製
結婚式は意外と荷物が多くなります。式場まで歩く距離が長いと靴を持っていかなければいけなかったり、化粧直しをするための化粧ポーチを入れたり、季節によっては寒い時に羽織るカーディガンを持っていきたいこともありますよね。
しかし、こんな時にサブバックとして紙袋を持って行ってはいけません。いくらクロークに預けるからといって、結婚式のバックに紙やビニール素材を持つのはNGです。綿やサテンなどの生地製のモノを購入して使いましょう。
結婚式のバック選びはゼロから始めると、どんな色、形、大きさのバックを選ぶべきか迷ってしまいます。しかし、靴の色に合わせようとか、結婚式の時間帯が夜だからビジューが付いた華やかなものにしよう、などと結婚式のシーンや状況に合わせて一つ一つポイントを絞っていくと決めやすくなってきます。
結婚式の服装マナーはお葬式ほど、ガッチリ決まっているわけではありませんが、一方で自由度が高い分、センスが問われます。まさに、結婚式のバック選びは、大人女子のセンスとモラルを問われるポイントになるのです。
しかし、難しく考える必要はありません。今回お伝えした通り、大きさ、色、素材、デザインなど、パーツごとにどんな結婚式バックを選ぼうか決めていけば、決めやすくなります。
まとめ
大人女子が心がけたい結婚式のバック選びのポイントとは
・大人女子はクラッチタイプがこなれ感あり
・バッグの色は靴の色に合わせるとおしゃれ上級者
・バッグのサイズは小さめにして荷物は最小限に
・黒色のバッグは飾りがついた華やかなものに
・夜の結婚式はビジューキラキラが映える
・サブバッグは布製のものを使いクロークに預ける