結婚式の挨拶で、会場が泣いちゃう程感動する7つのお話☆

結婚式の挨拶で、会場が泣いちゃう程感動する7つのお話
結婚式の挨拶って、何を話すの?感動的な内容にしたいけれど、どういったアイディアがいいか分からない。結婚式の挨拶で悩む新郎新婦、ご友人やご両親の方は、多いものです。

今日は巷にある「結婚式の挨拶で感動した7つのエピソード」を紹介します。一体、どんなエピソードが泣かせる程、感動的な挨拶に変わるのでしょうか。

いろいろな立場からのエピソードを紹介しますから、参考にして、ご自身の挨拶へと取り入れてください。ご自身の周りにある愛情たっぷりの思い出話が、素敵な挨拶へと変わるようしっかりと読んでみましょう。アイディアは、あなたご自身の中に一杯詰まっています。

では、ハンカチやティッシュのご用意をして始めましょう!

ご友人エピソード

新郎新婦、どちらとも仲良しのご友人のスピーチです。

~新婦とは昔から仲良しの近所の○○ちゃんとして、一緒に育ってきた仲です。

何をするにも怪我が付きもののお転婆娘でした。新郎の○○君とは、学生時代に知り合い、色々話す内に意気投合。男義溢れる正義感と時折見せる素直な笑顔が魅力の男性です。

そんな二人が知り合い、お互いの良さを引き立て合う存在になるまで、そんなに時間はかからなかったと思います。何をしでかすか分からない○○ちゃんを、大きな器で包む○○君の存在が、僕には眩しく、そして嬉しく映っていました。

そして今日、私の大切な幼馴染の○○ちゃんと、大好きな○○君が結婚する。これ以上幸せな事はありません。心から、おめでとうと言わせて下さい。~

新郎新婦、どちらの事もよく知るご友人のスピーチに、会場中が涙したエピソードです。

 

新郎父親の挨拶

結婚に猛反対していた娘さんの父親のスピーチです。

~私は、まだ二人の結婚を許した訳ではありません。しかし、これまでの30年間、欠かさずお弁当を作ってくれた私の妻を、これから一人占め出来ると思うと、これも、○○を貰ってくれた新郎○○君のお陰かと感謝しなくてはいけません。

結婚当初、私の為だけに作ってくれたお弁当が、いつか娘の為になり、寂しい思いをした事もありました。明日からは、また私の為だけに妻がお弁当を作ってくれると思うと嬉しい気持ちにもなります。

娘が結婚して寂しいと思う気持ちよりも、妻が私の為だけに作ってくれるお弁当や、私との時間を持ってくれる事に喜んでいる自分もいるのです。新郎の○○君、本当にありがとう。そして結婚おめでとう。~

不穏な空気に包まれた会場が、一遍。涙の感動へと繋がる挨拶でした。

 

.出席できない母親からのテープ

これは、やむを得ない事情で結婚式に出席出来なかった母親からのスピーチです。

~○○ちゃん、○○くん、結婚、本当におめでとうございます。

○○ちゃんの花嫁姿が見れず、本当に残念です。さぞかし綺麗な姿でしょう。テープでの挨拶になり、失礼します。

昔から、身体が弱かった○○ちゃん。

それなのに、いつも強がって、たくさんいたずらを仕掛けてきたね。そんな○○ちゃんのいたずらに、困ってはいたものの、内心嬉しく元気に育て!って毎日思っていたよ。

○○ちゃんが結婚すると聞いた時は、ビックリしたけれど、そんな年齢になったんだなぁとしみじみ感じていました。良かったね。そして、新郎の○○君、○○を貰ってくれて、本当にありがとう。

淋しがり屋で勝気な面もあるけれど、根は優しくて、人思いな子です。どうぞ、末永く一緒にいてあげて下さい。

私の身体を心配して、式を早めようとしてくれて、ありがとう。感謝しています。

皆さん、優しい二人を、どうか温かく見守ってください。結婚、本当におめでとう~

参列できなかった母からの素敵なメッセージが、会場を温かく包んだスピーチでした。

 

娘からの手紙

義父へ向けた娘からの挨拶です。

~私の母が33歳の時、今の父と結婚しました。私は当時13歳です。思春期だったのもあり、なかなか打ち解けられない溝みたいな物があったと思います。そんな私を温かく、そして優しく見守ってくれていたのは父でした。

何不自由なく過ごせるよう、朝早くから働き、夜は家族との時間を持とうと早く帰宅してくれる、そんな父に、少しずつ心許せる関係になっていきました。

それから4年後のことです。母が交通事故でいなくなってしまいました。父はまだ29歳。私がいると足かせになり、本当にどうなるのかと思いました。

でも父は、母がいる時と変わらず、これからも一緒に暮らすのが当然みたいな態度でいてくれたのです。本当に、本当に嬉しかった。私のお父さんは、お父さんだけです。

今まで本当にありがとう。これからもお父さんの子供でいさせてください。~

血の繋がりがない親子関係ながら、父と娘の絆が感じられる、感涙の挨拶でした。

 

父から娘へ

父から娘へ向けた挨拶です。

~本日は、お忙しい中○○と○○の結婚披露宴にお集まりいただき、誠にありがとうございました。一言、ご挨拶させていただきます。

娘○○は、しわくちゃの顔で生まれてきました。立とうとしては、転び、転んでは立とうとする娘に、手を貸したくなる思いで見守ってきました。

体の半分はあるんじゃないかと思うランドセルを背負い、満面の笑顔で進んだ小学校。少し大きめの制服を選んだ中学校や高校時代、卒業する頃には、ちょうど良いサイズになっていました。いつしか、私の服と一緒に洗うことを拒否しだした娘。

働き出し、最初の給料で買ってくれた時計は、今でも宝物です。そんな娘が、緊張した面持ちで、○○君を連れてきました。照れ笑いする娘の笑顔が、若かりし頃の嫁に似ていて、嬉しかった。

○○、本当におめでとう。○○君としっかり手を繋いで歩いていってください。ありがとうございました。~

子を持つ親の気持ち、懐かしい子供の成長が思い出される、素敵な挨拶でした。

 

息子から母へ

一人で育ててくれた母親へ息子からのメッセージです。

~子供の頃、僕の家は母子家庭で、すごく貧乏でした。ゲームを持っている友人が、本当にうらやましくて、何度も母に「買って」と頼んでは断られ、父がいない事が原因だと、母を責めたりもしました。

「貧乏の家に生まれてきた僕は、なんて不幸なんだ」と母に悪態ついた事もありました。その時の悲しそうな母の目は、今でも忘れられません。

中学生になり、新聞配達でお金を貯めるようになりました。最初に貯めたお金で買ったもの、それは母へのハンドクリーム。そして今回、結婚する事を伝えに言った時に見せてくれたのは、さび付いたハンドクリームの缶でした。

大事そうに取ってあった缶を見た瞬間、私は母の深い愛情を痛感したのです。お金がなくて誰よりも辛かったのは、母だったと思います。きつく当たって、ごめんなさい。産んでくれて、本当にありがとう。~

子供を思う母親の愛は絶大なものです。そんな気持ちが伝わる感動的なエピソードでした。

 

父から娘へ

父から娘へ向けた挨拶です。

~○○、今日の晴れ姿、かぁちゃんにも見せてあげたかったなぁ。今までで一番綺麗だぞ。新郎の○○くん、本当にありがとう。

かぁちゃんがいなくなった時、お前も小さくて、弟の○○も小さくて、どうしたらいいか分からない日々が続いたな。そんな時、仕事で忙しく、お前たちを実家に預けていたことを覚えているか。会えない間、お前は弟にこう言ったんだってなぁ。

「もうママには会えないけど、お姉ちゃんがいるでしょ?本当はパパだって、とっても悲しいの。でもパパは男の子だから泣いたりしないんだよ。○○も男の子なんだから、泣いてちゃダメだよ。」

「今日から、お姉ちゃんが、パパと○○のママになるからね。大丈夫だよ」

娘のお前が、私の代わりに家族を守ろうとしてくれていた。

自分の不甲斐なさに、ハッとさせられたよ。支えてくれて、ありがとう。

新郎の○○君、○○を末永くよろしくお願いします。~

家族愛の大きさが感じられる、とっても素敵な挨拶でした。

 

涙なしでは読めないエピソードばかりでしたね。これは決して特異なエピソードではありません。皆さんのご家族の間にもあるエピソードです。

見渡してみれば、ご両親の愛情や絆、たくさんの思い出が、そこら中に溢れています。結婚式という場は、ご両親とお子さんの成長を振り返る、とてもいい機会になりますから、思い出話を元にあなただけの挨拶文にしてみると良いでしょう。

折角の機会ですから、参列してくださった方へのお礼だけではなく、愛情が感じられる素敵なエピソードを加えて、挨拶にしてください。


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