結婚式の乾杯の挨拶で準備不足の私が犯した9つの失敗

結婚式の乾杯の挨拶で準備不足の私が犯した9つの失敗
結婚式の乾杯の挨拶で、景気よく皆で「かんぱ~い!」とやれば、途端に会場全体がお祝いムードに包まれます。ここで美味しい食事と飲み物を楽しみながらあれやこれやと楽しい時間を過ごすのは、とても幸せな気分ですね。

逆に言えば、冒頭の乾杯の挨拶がびしっと決まらなければ、なんとなく締りのないスタートとなってしまいます。

たまに「これは失敗したな!」と思えるような乾杯の挨拶を見かけることがありますが、そんな時は新郎新婦はおろか親族や参列者の皆さまにあとあとまで話のネタにされかねませんし、映像でもきっちり残ることが多いのでもう言い訳も出来ませんね。

結婚式の乾杯の挨拶は、誰でも出来るものではありませんので、指名されるのはある意味名誉なことだとも言えますが、それなりに緊張もするものです。

ここでは準備不足で失敗してしまった結婚式の乾杯の挨拶の事例をいくつか紹介し、併せてそんなことが起きないように注意するポイントにも触れて行きたいと思います。



 

結婚式の乾杯の挨拶で
準備不足の私が犯した9つの失敗

 

その1.行き当たりばったり


以外に多いのが、その場で適当に勢いで乾杯すればなんとかなる、という考え方です。

これは「どうせ緊張するのだし、事前に準備しても頭が真っ白になったら意味が無いから」という理由から来るようですが、間違いなく失敗すると断言できるパターンです。

どのように失敗するかというと、勢いよくマイクの前に立つまでは元気がいいのですが、いざ静まり返った周囲の視線を一身に浴びているのを感じた瞬間、文字通り頭が真っ白になって、口の中は乾ききって何を言っても言葉にはならないというような状況に陥ってしまうのです。

自爆するだけなら自業自得ですが、せっかくの晴れの日を台無しにするようなことはやめましょう。

結婚式の乾杯の挨拶の基本的な流れは、自己紹介 → 祝福の言葉 → 僭越の陳謝 → 乾杯の告知、となります。

 

その2.声が小さい


人生最大のめでたい席である結婚式の乾杯の挨拶の声が小さい、などというのは本当にしょぼいエピソードだといえるでしょう。

しかし統計的なデータはさすがにないでしょうが、何回も結婚式に出席しているとわりと多いな、と感じるものです。私が見た中では、緊張しすぎて①で述べた「自己紹介」がはなから抜けてしまった為に、周囲から「お前誰やねん」といった表情で見られ、それでますます緊張して声がどんどん小さくなっていく人がいました。

か細い声で、半分裏返ったような声で叫んだり、どもって「か・ん・ぱ・い」の音がきちんと出なかったりする人も多いようです。

中にははじめの声が周りに聞こえてなかったことを察してか二回目の乾杯をした人もいましたが、一部の人は最初の乾杯でグラスに口をつけていた人もいたものですから会場全体のあちこちでばらばらに乾杯してしまうという失態もありました。

また挨拶が短すぎて、というかタイミングが悪くて「かんぱ~い」の発声がやけに唐突に感じる場合もあります。もう少し挨拶が続くだろう、と皆が思っている状況で不意をつくように乾杯の発声が出てきて斉唱がそろわなかった、という格好の悪い状況になったのを見たことがあります。

①で触れた「乾杯の告知」が抜けていたことも失敗の原因の一つです。緊張で周囲が見えにくいとは思いますが、司会の人にフォローして頂きながら、グラスが会場全体に行きわたって、皆がこちらに注目している様子ぐらいは冷静に観察できるようになりたいものですね。

 

その3.挨拶が長い


結婚式の乾杯の挨拶は、学生時代の恩師や勤務先の上司にお願いする事が多いと思います。そういったある程度社会的地位のある人に多いのが「話が長い」というやつです。

誰も普段から面と向かってそのことを指摘しないものですから本人も別に悪気があるわけではないのですが、そもそもの趣旨は新郎新婦をお祝いするということですから、自分が長話をして悦に入っているような風景はとても興ざめするものです。

せいぜい1分から長くとも2分くらいが適切でしょう。それ以上長くなると、会場の皆さんのグラスを持つ手も震えだしますし、明らかに「早くしろ」という表情の人も増えてきます。年配の人も多数おられるということに配慮したいものです。

 

その4.うちわのネタを言う


結婚式の乾杯の挨拶は、いくら新郎新婦達と親しい間柄であっても最低限のマナーをわきまえたものであるべきです。

なにか気の利いた事を言って場を盛り上げてやろう、という気持ちは大切ですが、沢山の出席者の全員が不快な思いを抱かないようなテーマの話をチョイスすべきでしょう。

聞いた話ですが、乾杯の挨拶を新郎の叔父がしたときのケースでは、親しい親類しか知らないような話をしていたそうです。

もちろんその話を初めて聞く人にも判るように話せばよいのですが、その時の話は叔父が普段からいつも言っている鉄板ネタだったらしく、どうもいつもと同じ話しぶりになってしまったようでした。

知っている人は「ここでその話?」とシラけてしまうわ、知らない人は「何の話?」とキョトンとするわで失笑まみれだったとのことです。

 

その5.乾杯にふさわしくない人選


結婚式の乾杯の挨拶をするのは、それなりの立場にある年長者であることが多いものです。披露宴とは名前の通り、新郎新婦を取り巻く人たちへの二人の結婚のお披露目ですから、たんなる友人同士のパーティとは違います。

とはいうものの最近では親しい友人などが乾杯の挨拶をすることも多くなっているようです。きちんと役割をわきまえて立派な挨拶が出来ればそれでもいいかと思いますが、なかにはとんでもない無茶をする場合もあるようです。

なんでもかんでも古くからのしきたりなどを覆すのがいい事のように勘違いしているひとも多いようで、乾杯の挨拶を頼むほうも引き受ける方もろくに考えもしなければ準備もしないまま当日を迎えたために、まったく不謹慎な言動を披露してしまい、親族たちから大ひんしゅくだった、とうこともあるようです。

 

その6.乾杯の酒の種類


結婚式の乾杯といえば、シャンパンやスパークリングワインが定番のようです。見た目も綺麗で華やかでお祝いムード満点ですから、盛り上がることは間違いないですね。

しかしながら個性を出そうとするあまり、聞いたことのないようなマイナーな酒を出された事がある、というのを聞いたことがあります。

まず、めったにない事でしょうから経験された方も少ないと思いますが、そこに出席した人はみな驚いたようです。しかし、これを失敗というのはちょっと酷な言い方かもしれません。

もしかしたら信仰の関係や他国・異文化でのしきたりのようなものが関係しているのかもしれませんが、何も知らない人が、式の冒頭から見たこともない酒で乾杯されると、果たして喜んで口をつけてくれるのだろうか、という心配がよぎります。

 

その7.乾杯のドタキャン


知人の知人の話なので直接は知りませんが、もうこれは最悪としかいいようのない事態だと思います。結婚式の乾杯の挨拶を新郎の上司に頼んだそうです。

その勤務先は年中無休の店舗だったらしいのですが、結婚式当日はなんとか従業員のシフトを調整するからということで引き受けて頂いたそうです。ところが式当日の直前になって急に、店長からやっぱり行けなくなった、と言われたそうなのです。

そんなことは前代未聞のことなので、急きょ代役を探し回ってなんとか当日は大きなトラブルもなく無事すんだとのことだったそうですが、あきれて物が言えませんよねえ。

しかしこの話の教訓としては、もし乾杯の挨拶をお願いした人が非常な高齢者だったり持病などをもっている場合は悪気は無くとも、体調不良などで欠席する可能性もあるということを教えてくれます。

 

その8.恩師の場合


結婚式の乾杯の挨拶を、学生時代の恩師に依頼する事はよくありますね。彼らはどうしても未熟な学生時代のことをよく知っている人物だけについつい若いころの失敗談などを披露するような傾向があるような気もします。

本人はもちろんなんの悪気も無く「こんなに可愛い奴なんですよ」ということを言いたいのかもしれませんが、ちょっとその場にふさわしからぬ話題の選び方ですね。もっともやめてほしいのは昔の恋人の話をされた時ですね。

あくまで人によるという前提ですが、ずっと研究に没頭しているような教授たちには世間の常識からすこし逸脱しているような人がいるのは確かです。

 

その9.上司・先輩の場合


もっとも乾杯の挨拶をすることが多いと思われるのが、新郎の勤務先の上司ではないでしょうか。さすがにビジネスの世界できちんと仕事の実績を上げているような人物であれば、冠婚葬祭の基本もばっちり押さえているでしょうから、安心して任せられるというものです。

しかし時々、へんに上司ぶった顔を見せたがる人もいるので気になることもあります。多いのが、仕事上の失敗談をそれとなく匂わせるような話をすることです。

新郎新婦をくさすような言動はタブーだということはよくわきまえているので露骨には言いませんが、あとで同僚などに聞くと「あの話は○○を遠回しに非難している」とか「いつもの説教をアレンジしただけ」というような事を聞くこともしばしばです。

一方、先輩というと、勤務先とか学生時代の先輩などが思い浮かびます。後輩おもいのやさしい先輩ならしっかりきめてくれるでしょうが、それほど仲が良いわけでもないが行きがかり上、頼まざるをえないという場合もあるかもしれません。

実は腹の中では嫌われていた、というようなときは最悪ですね。そのような立ち入った人間関係までは不明ですが、一度、社内恋愛のことでやたら暴露じみた話をしているのを聞いたことがあります。

会社関係者などは一部怪訝な顔をしていた人もいました。なんだか、普段に面と向かって言えないようなことを、何を勘違いしたのか盛り上がると思い込んでついしゃべってしまったような感じでした。

 

いかがだったでしょうか。

結婚式の乾杯の挨拶というと、もうそれをお願いする時点で相手を信頼してますよ、という思いが存分に込められたものだと言えますね。

引き受けた方はその思いをしっかり受け止めて「この人に頼んで良かった」と思ってもらえるような挨拶をしたいものです。

まさか事前に挨拶の内容を教えろ、とは言いにくいものですから、信頼を裏切るような事だけは避けたいものです。以上にご紹介した数々の失敗例を参考にして頂いて、楽しく思い出に残る結婚式としたいものです。

 

まとめ

結婚式の乾杯の挨拶で準備不足の私が犯した9つの失敗

その1.行き当たりばったり
その2.声が小さい
その3.挨拶が長い
その4.うちわのネタを言う
その5.乾杯にふさわしくない人選
その6.乾杯の酒の種類
その7.乾杯のドタキャン
その8.恩師の場合
その9.上司・先輩の場合