結婚式の乾杯の挨拶、短くても会場を盛り上げる7つの文例☆


人生の晴れの門出である「結婚式」。その席に招待されるということは、それだけ新郎新婦にとって大切な人だということですよね。

そのうえ、乾杯の挨拶を依頼されたとしたら、新郎新婦はもちろん、両家にとっても大切なゲストという意味合いですから、ぜひ気持ちよく引きうけてあげたいものです。

しかし、挨拶は緊張するし、そう度々機会がめぐってくるものでもありません。豪華な食事を前に、お祝いの気持ちが伝わるスピーチと「乾杯」の発声のバランスは難しいものです。

そこで「結婚式の乾杯の挨拶、短くても会場を盛り上げる7つの方法」をご紹介します。結婚式当日までに、この7つのポイントを押さえて準備しておけば、きっと緊張をほぐすことができるはずです。

挨拶のつぼや実際に使える文例も紹介していますので、どうぞ最後まで読んでみて、皆さんの素敵な「乾杯!!」に役立てて下さいね。

 

結婚式の乾杯の挨拶、
短くても会場を盛り上げる7つの文例☆

 

乾杯の目的を知っておこう

乾杯の挨拶は、その名の通り乾杯することが目的です。乾杯の行為はお互いにその祝いの席にいることを慶び、「杯を乾す(ほす)」飲み干すという意味があります。

そこで求められていることは、これから始まる披露宴の「スマートなスタート」です。

会場を元気づけることが何より求められていますから、最後の「乾杯」の発声の前にその旨をひと言入れると、会場の全員での元気な発声につながりやすいですね。

「皆様と、新郎新婦の前途が洋々であることを祈念して、声高らかに明るく乾杯のご発声をお願い致します。」などです。

 

発声のタイミング

短い挨拶でも上手な乾杯とは、どのようなものでしょうか。そのひとつは会場の出席者が、いっせいにタイミングを合わせて「乾杯!」と、発声できるということです。

そのために、乾杯のきっかけフレーズを必ず入れましょう。例えば「それでは、乾杯の音頭を取らせて頂きます」「皆様ご唱和ください」などです。

このようなフレーズは、司会者も「皆様グラスをご用意ください」などの間合いを入れやすくなり、タイミングを合わせるのに効果的です。「これから乾杯しますよ!」という合図を出すことで、雰囲気の良い乾杯になります。

 

忌み言葉を避けること

お祝いの席ですから、挨拶の種類に関わらず使ってはいけない「忌み言葉」は避けましょう。基本的なものを具体的にあげてみます。「終わる・別れる・切れる・重ね重ね・離れる・ではまた」などです。

またスピーチを添える場合、新郎新婦の以前の恋愛関係の暴露話や下ネタ系は避けましょう。誰がどのように話しても、この内容に品位はありません。

形は様々でも結婚式はフォーマルな場所です。招待客の一人でも不愉快な思いをさせる可能性があることはやめておきましょう。

 

短いことを先にアピールしておこう

乾杯の挨拶、もしくは乾杯スピーチですから、「乾杯は挨拶ではない」と考えてもオッケーです。「これが終われば食事のスタート」と思っている人も多いでしょう。

そこを逆手に取り、短さをアピールして会場を盛り上げましょう。例えばこのようなイメージです。

決まり文句のお祝いの言葉を述べた後、「乾杯の挨拶は短ければ短いほど、お二人の幸せは長ければ長いほど喜ばれますので、早速乾杯に進みましょう。」

少ない言葉数でも、大きな声で元気に明るく話せば、会場全体で同じように元気で明るい「乾杯」の発声につながり盛り上がりますよ

 

ヒアリング向きの言葉

比翼恋理(ひよくれんり)、鴛鴦の契り(えんおうのちぎり)、琴瑟相和(きんしつそうわ)、これらの言葉はすべて夫婦の仲睦まじい姿、愛情の深さを表しています。

新郎新婦への花向けの言葉として、ふさわしいものばかりです。しかしこのような言葉を、短い乾杯の挨拶に使うのはあまりお勧めしません。「スピーチは耳で聞くもの=ヒアリング」です。

聞いてからすぐにイメージがわくほうがいいのです。「幸せなお二人姿は、見ている私まで幸せな気持ちになります。」のように、ストレートなものほど良く伝わります。

乾杯の挨拶では、読んで映える言葉ではなく、聞いて心に響く言葉を選びましょう。

 

かぶらない内容の挨拶にしよう

欲張って詰め込みすぎると、「まとまりがなくなる」のが挨拶です。さらりとまとまりのある内容にするためには「挨拶は1分が妥当な長さ」と言う意見もあります。

そのため、自己紹介も司会者から紹介があるものなので、省いても良いとも考えられます。「ただいまご紹介にあずかりました、~です。」これだけで、良いのです。新郎新婦との関係を話そうとすれば、長くなります。

乾杯の挨拶に必要なのは、二人への花向けの言葉と気持ちですからね。

 

エピソードではなくメッセージを贈ろう

短くても会場が盛り上がる乾杯の挨拶に欠かせないもの、それは「エピソードではなくメッセージを語る」ということです。

どんなに短くまとめようとしても、エピソードを語ろうとすると、状況説明が必要になりますから3分でも終わらないことになりかねません。

メッセージなら自分のお祝いの気持ちを言うだけですから、手短にまとめられます。「今日の晴れ晴れとした空は、お二人のこれからの将来のように澄み渡り、どこまでも続いているようでした」など、天気のネタを入れるだけでも十分です。

 

いかがでしたでしょうか。

「乾杯の挨拶」はとても喜ばしく、名誉な役割です。決まり文句を並べるだけでは、自分の思いが伝わらないのではないかと考える皆さんに、ぜひ活用して欲しい「結婚式の乾杯の挨拶、短くても会場を盛り上げる7つの文例☆」をご紹介しました。

乾杯のスピーチは各スピーチの中でも、1番短いのが特徴です。短くても濃い内容であれば、会場を盛り上げることができます。

ここにご紹介した7つの文例を活用すれば、初めて頼まれた、突然頼まれた、気の利いた挨拶をしたい、そんな皆さんにも安心して結婚式に臨んでもらえるはずです。

あとはお祝いの気持ちを込めて、明るく元気に「乾杯!」で、きっと会場は盛り上がりますよ。

 

まとめ

結婚式の乾杯の挨拶、短くても会場を盛り上げる7つの文例☆

・乾杯の目的を知っておこう
・発声のタイミング
・忌み言葉を避けること
・短いことを先にアピールしておこう
・ヒアリング向きの言葉
・かぶらない内容の挨拶にしよう
・エピソードではなくメッセージを贈ろう


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