結婚式はじめ冠婚葬祭すべてに使える袱紗を選ぶ7つのポイント

結婚式はじめ冠婚葬祭すべてに使える袱紗を選ぶ7つのポイント

冠婚葬祭のときに、金封を持っていきますが、その時に使うのが袱紗です。

金封には、普通水引がありますので、そのままカバンにいれてしまうと、ぐちゃぐちゃになってしまうますので、それを防止する目的と、せっかくの袋もしわになったようなものを渡すのは、失礼ですので、そういった礼儀や、心遣いとして使われるようになったものです。

お祝いごとの場合も、葬式の場合も、どちらにも使う袱紗ですので、それぞれに合った袱紗もありますが一つあると、どちらにも使えるものもあります、ではどのように袱紗を選べばよいのでしょうか?



 

結婚式はじめ冠婚葬祭
すべてに使える袱紗を選ぶ7つのポイント

 

1.祝儀、不祝儀で、色が違う


袱紗の色は、いろいろなものが売っていますが、それは、祝儀用、不祝儀用の違いがあります。

祝儀用は、紫、赤、朱、などの赤色系統

不祝儀用は、紫、緑、紺、藍、鼠色

どちらでも使えるのは、紫色ですので、紫色が、外側で、中が白色のものをえらべば、慶弔どちらでも使えるということです。紺色、抑えた緑色でも慶弔使えますが、紫色のものが比較的簡単にみつかるとおもいます。

よく、不祝儀用だけのものなどには、ハスの花の刺繍があったり、祝儀用のもの、にはおめでたい、亀の刺繍があり、赤色のものなども売っています。

 

2.慶弔で包み方が違うので注意


袱紗の包み方は、祝儀、不祝儀によってちがいます。不祝儀の場合、爪のついたものは、爪を、左において、まず右側を折りこみ、下、上、の順にたたみます最後に左側から右へたたんで裏に回して詰めでとめます。祝儀の場合は反対にします。

 

3.台付き袱紗


袱紗に、台がついたものがあり、それを台付き袱紗といいます。慶弔で台の色が違いますので、両面色違いになっています。祝儀用には朱色で、不祝儀には押さえた緑色などの違いになっています。

台のはしに、ひものようなもので、台を固定するスタイルなので、簡単に外すことができます。爪のついたものもありますので、包んで爪で止めると、カバンの中でも、開いたりしなくて、使いやすくこういうタイプをひとつ、社会人になったならば、道具の一つと考えて、お持ちになるのをお勧めします。

香典を渡す場合は、袱紗を広げて、香典の金封を受け取ってもらうようにします。袱紗ごと渡すのは、不幸を渡すという、縁起の悪いものですので、袱紗ごと渡さないようにします。

 

4.台のない袱紗


台のない袱紗で家紋の入った風呂敷のようなものもあります。これを、帛紗(ふくさ)といい、小風呂敷、手帛紗といいます。

これも、慶弔どちらにも使え、先ほどの台つき袱紗の場合と、同じ要領で包み方をします。家紋の入ったものは、最後にかぶせるのに、家紋が見えるように、包みます。

 

5.挟み込むような、袱紗


簡略式の袱紗に、つづれ織りのような素材でできた、金封がちょうど入るくらいのサイズのものがあります。これも、慶弔どちらも使えるものがありますが、それぞれ色違いでグレーの不祝儀用のものや、朱色の祝儀用というようになったものも売られています。

あくまでも、これは、簡略式ですので、金額があまりはらないお香典(1万円くらいまで)には体裁も良いですが、金額が多い場合はつかわれないほうがよいでしょう。

これは、金封を自分で出して、袱紗を台のようにして、金封を上に載せて差し出すようにします。金封の入れる向きが、慶弔で反対になりますので、それがわかりやすいように、刺繍などで柄が施されていたりどちら向けなのかがわかるようになっているものが、ほとんどですが台付き袱紗と同じ方向です。

 

6.掛袱紗について


袱紗はもともと、貴重品などが収納された箱の上にかけられていた風呂敷で、贈答品を運ぶ際に用いられるようになりました。今でも、結納のような時に使われる袱紗に、裏地付きの絹製で、四方に亀房と呼ばれる房のついたおめでたい時につかわれるものがあります。これを掛け袱紗といい、真ん中に家紋が入っています。

これを使う時には、広蓋(ひろぶた)と呼ばれる長方形、または、正方形の縁のある盆で、中央に家紋のはいったようなものに、金封等を載せ上に載せてさしだします。又は切手盆という、家紋入りで塗の長方形の、大きい目の金封がちょうど乗るくらいのサイズのものを使うこともあります。

 

7.どのような時に、袱紗をつかうか


金封を渡すという機会は、日本の社会に居ますと、冠婚葬祭いろいろなときがあります。例えば、結婚、葬式以外にも、入学祝、出産祝いなど、お祝いごとに金封で渡される機会は多くあります。キリスト教の告別式で、ご霊前を渡す場合でも、袱紗を使うようにします。これは、仏事とかの区別がある道具ではないので、大切なものを渡す道具と考えればいいと思います。

水引のかかった、きれいな金封自体、心遣いの行き届いた、立派な日本文化です。それを、そのまま渡すのではなく、袱紗を使うのは、これもまた素晴らしい日本文化です。金封に、水引細工の凝ったものなどが良く売られていますが、それにお祝いのお金を入れて海外のかたに、渡すと、素晴らしいと良く評価されることがあります。

袱紗からおもむろに出して渡されたら、まるでセレモニーのごとく渡されますと、特に海外の方からの日本人としての評価は、何とマナーの良い国民だという風に評価されます。

 

茶道をされると、袱紗は、通常お茶をたてる場合につかうものと、出し袱紗のように、茶器を扱う場合につかわれますが、これも、貴重品を扱う場合の心遣いが、発端ですので、貴重なものを扱うときにきちんとするという、基本的なマナーから、袱紗は存在すると考えれば、扱い方も理解できると思います。

社会人の一つの道具として、慶弔どちらでも使える、台付き袱紗は一つ持たれることを、お勧めします。それぞれのご家庭によれば、掛袱紗のようなものも必要になってきますが、まず日本人としての心遣いの基本的なマナーとして、そつなく袱紗を使えるようにしましょう。

 

まとめ

結婚式はじめ冠婚葬祭すべてに使える袱紗を選ぶ7つのポイント

1.祝儀、不祝儀で、色が違う
2.慶弔で包み方が違うので注意
3.台付き袱紗・・台も、慶弔で色が違うので注意。
4.台のない袱紗・・家紋のあるものは、家紋を最後にかぶせる方向へ
5.挟み込むような、袱紗・・略式であるということを、考えて。
6.掛袱紗について
7.どのような時に、袱紗をつかうか