法事のお布施を渡すときに注意するべき7つのこと

法事のお布施を渡すときに注意するべき7つのこと
法事をお願いするときは、読経をはじめ一連の儀式を行っていただくお寺(すなわち僧侶)にお布施(または御経料)をお渡ししなければいけませんね。その際、守るべきさまざまなマナーがあるのをご存知でしょうか。

金額や封筒にはじまり、押さえておかなければならないポイントは意外にもたくさんあるのです。法事を営むという経験は、人生の中で何度も味わうことではありませんから、これらのルールを知らないことは全く恥ずべきことではありません。

しかし、49日の次は一周忌、三回忌と以降も法事を営んでいく必要がありますから、こうしたマナーはできるだけ早く覚えておいた方がいいでしょう。

本記事では、法事のお布施を渡すときに注意するべき7つのポイントについてご説明していきます。施主として法事を営む予定がある方は、本記事を参考にしてみてください。

 

法事のお布施を渡すときに
注意するべき7つのこと

 

お布施の金額は事前に確認を

法事のお布施は、初回と同じ金額を以降の法事でもお渡ししていくのが一般的です。ですから、初回の法事を予約する際に金額をあらかじめ確認しておくと安心です。

しかし、そういった場合でも「お気持ちだけで結構です」と具体的な金額を提示されないことがしばしばあります。実に日本らしいですね。こうしたときは、お布施の相場について専門の業者に訪ねてみるといいでしょう。

地元の業者であれば、地域ごとの相場なども詳しく教えてもらえるので確実ですね。ご参考までに書いておきますと、3~5万円くらいが平均的なお布施の金額です。

 

納骨・開眼供養のお布施は別に

上では法事に読経していただく場合のみのお布施をご紹介しましたが、他に僧侶に依頼することがある場合には、その都度お布施をお渡しする必要があります。

具体的には、お骨をお墓に収める「納骨式(+卒塔婆供養)」と、お墓を新しく立てた場合に行う「開眼供養・入魂式」などです。本来はその都度僧侶をお呼びして行うものですが、最近では49日法要と合わせて一緒に行うケースが増えています。

その際は、法要のお布施と合算してお渡しすることになります。金額について不安な場合は、地元の専門業者に尋ねるのが確実です。

 

御車代をお渡しすること

お布施のほかにも僧侶にお渡しするお金がありますので、セットで覚えておきましょう。その一つが「御車代」です。お寺で法事を行うのであればこれは不要ですが、自宅など別の場所に来ていただく場合は必要です。

一周忌、三回忌、七回忌…と年数を重ねていくにつれて法事の規模は小さくなっていきますので、それに合わせて自宅での開催も自ずと増えてきます。金額については要確認ですが、5,000~1万円くらいが大体の相場です。

実費ではなく、多めに渡すのが一般的。また、車で僧侶を送り迎えして差し上げる場合は不要です。

 

御膳料をお渡ししましょう

法事が終わった後は、参列者で「お斎(おとき)」という会食を行う、もしくは参列者に折詰を持って帰ってもらうのが慣例になっています。お斎を行う場合は、僧侶もお招きするのが一般的。参加された場合は帰りに引き出物をお渡しします。

そして、このときお斎を辞退される場合は、引き出物のほか「御膳料」としてお金を差し上げることになります。金額は確認していただきたいですが、相場も5,000~2万円程度とさまざま。お斎がない場合御膳料は不要、参列者と同様に折詰・引き出物・酒の小壜をお持ち帰りいただきます。

 

お布施を包む封筒・墨は香典と異なる

お布施を包む封筒や表書きの書き方は、香典袋の場合と全く異なるので注意してください。

まず、封筒にのし袋は使いません。郵便番号の枠がない、市販の白い封筒を使います。二重の封筒は「不幸ごとが二度重なる」として縁起がよくないため避けましょう。

表書きは、上の段に「御布施」「御経料」などと書き、下の段に「○○家」と施主の家の名前を書くか、フルネームを書きます。このとき表書きに使うのは、普通の黒い墨です。香典の際に使う薄墨ではありませんので、気を付けてください。

 

渡すタイミングは帰り際

お布施をお渡しするタイミングは、読経や一連の儀式が終わって僧侶がお帰りになるときです。

このとき、お斎に参加なさるのか等確認しておき、バタバタしないように心がけましょう。ここで、お布施、御車代、御膳料など個別に封筒に入れてお渡しします。

名目が異なるお金ですので、一つの封筒にまとめるのはNGです。また、僧侶にお布施をお渡しするのであれば、別途お寺にお布施をする必要はありません。

お寺にもよりますが、僧侶にお渡しするお布施は個人の懐に入るのではなくお寺の収入になっていますので安心してくださいね。

 

お布施の渡し方はきっちりと

お布施をお渡しするときにもマナーがあります。まず、お布施の封筒は切手盆(なければ小さ目のお盆)に乗せ、封筒の文字の正面を相手方に向けて差し出します。

直接手渡ししたり、床に置いては失礼になります。 その際、次のような簡単な挨拶を述べます。

「本日は、母の一周忌に際し、お心のこもったおつとめをして頂きましてまことにありがとうございました。」

「少しではございますが、お礼でございます。どうぞお納め(お供え)下さい。」

「どうか今後とも宜しくお願い申し上げます。」

お礼の気持ちを簡単にお伝えできれば十分ですので、あまり難しく考える必要はありません。

 

いかがでしたか。

お布施ひとつとっても、気を付けるべきポイントがいろいろありますね。しかし、お布施の金額などは地域やお寺の規模によって異なってきますので、地元の専門業者や親戚の方に尋ねていただければ安心かと思われます。

特に、一度の法事で開眼供養や納骨式など複数のことを行う場合は特に注意です。初めは誰も分からないことだらけです。最低限のマナーについては気を付けながら、不明な点についてはその都度確認するようにしましょう。

 

まとめ

法事のお布施を渡すときに注意するべき7つのこと

・お布施の金額は事前に確認を
・納骨・開眼供養のお布施は別に
・御車代をお渡しすること
・御膳料をお渡ししましょう
・お布施を包む封筒・墨は香典と異なる
・渡すタイミングは帰り際
・お布施の渡し方はきっちりと


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