箸のマナー使い方の注意点!知らないと恥ずかしい7つの事

お箸のマナー、あなたは大丈夫ですか?

毎日食事をする時に使うことも多く、お箸を使わない日はない!といっても過言じゃありませんよね。お箸は私達が食事をする回数のうち、一番多く手にする道具なのかもしれません。

そんなお箸のマナー、言われなくてもちゃんと出来る!大丈夫!っていう方もいるかもしれませんが・・・実は知らないうちにマナー違反、していませんか?

子供なら「仕方がないな」で済ましてもらえることでも、大人がしてしまったら「マナーがなってない人だな」と思われてしまうかもしれません。

食事をする機会がある度にそんなことを思われてしまったら・・・大変なことですね!お箸の国、日本人ならばせめて知識としてきちんとお箸のマナーを知っておくべきではないでしょうか。

そんないざというときに恥ずかしい思いをしないで済むお箸のマナーをご紹介します!

 

箸のマナー使い方の注意点!
知らないと恥ずかしい7つの事

 

 

まずはお箸の正しい持ち方を知ろう

お箸のマナーの基本の「き」の字ですが、まずは正しいお箸の持ち方を練習しましょう。

どんなにお箸のマナーを守っていても、お箸が正しく使えないようでは、既にアウト。人前でお箸を使って食事をする機会というのは本当に多いもの。

せめてきれいなお箸の持ち方が出来れば、お箸のマナーの最初の関門はクリアです。

まずは正しいお箸の持ち方ができているかどうかチェックしてみましょう。

もしも出来なければ練習を今すぐに始めましょう!

 

やってしまいがちな「迷い箸」

次はどれを食べようかな~とお箸を食卓の上にだしてウロウロ・・・これを迷い箸といいます。

気持ちはとてもわかりますし、ついついやってしまいがちなマナー違反ですが、食卓の上にお箸を出して悩んでいるととても食いしん坊に見えますし、いやしくも見えてしまいます。

悩んでしまうのが悪いことではありませんので、迷ったらお箸は手元に置いたままいくらでも迷いましょう。

どれを取るか決めてから、食卓の上にお箸を出すようにしましょう。

 

食べ方が汚く見えてしまう「涙箸」

涙箸は、お箸の先からしずくがポタポタとたれてしまう様子を言います。

汁物や、汁気の多いものをお箸で取った後は、この状態になりやすいので注意が必要です。

汁気を十分におとしてから、次の動作を始めるようにしましょう。

食べ方が汚らしく見えてしまうというのもありますが、気遣いのない、がさつな性格に見えてしまうことも。

食事をする時には、箸の先にも注意を払って食べるようにしましょう。

そうすれば自然と美しい食べ方が出来るようになります。

 

いろんな意味でマナー違反「寄せ箸」

遠くにあるお皿を箸で引き寄せたり、手前にあるお皿を箸で遠くに押しやったりすることを寄せ箸といいます。

お箸は食べるための道具なのに、手元に引き寄せたりするために使うことはマナー違反です。丁寧に食事をしていれば、こういう箸の使い方はしないでしょう。

また、お皿をテーブルの上で引きずる形になるので、お皿の底でテーブルに傷を付けてしまいかねません。

寄せ箸はいろんな意味でマナー違反、絶対にしないように気をつけましょう。

 

食事終了の合図になる「渡し箸」

意味を知らずにやってしまいがちなマナー違反ですが、お箸をお茶碗の縁に渡して乗せる箸はマナー違反です。

これは渡し箸といって、食事が終わったという合図、すなわち「ごちそうさまでした」の意味になります。

食事中にこの渡し箸をすると「あれ?もうごちそうさま?美味しくなかったかな」と勘違いされてしまうことも。

お箸はお茶碗の縁に渡さず、箸置きを使いましょう。箸置きがなければ箸袋を折って箸置き代わりに使ったり工夫をしましょう。

 

いやしく見えてしまう「ねぶり箸」

次はどれを食べようかな・・・と箸をぺろり。

子供がやったらかわいいかもしれませんが、大人がやったら・・・これもアウト。

ねぶり箸といって、とてもいやしん坊に見えてしまいます。

何かをつまんで食べた時はもちろん仕方ないのですが、何もつまんでいないお箸を舐める行為はマナー違反です。

本人は無意識でやっているのかもしれませんが、周りから見たらとても気持ちがいい行為とは言えません。無意識でやってしまっている人こそ、注意してやめるように心がけましょう。

 

食べ方にもマナーがある「重ね箸」

見ていて汚らしいというものではありませんが、同じお皿に何度も何度も続けてお箸をのばすことを重ね箸といって、これもやはりマナー違反です。

お料理は、どれも均等に箸をのばして食べるのがマナー。

一つのお皿だけを食べて空っぽにしてから次のお皿・・・という食べ方はマナー違反なのです。

好きなものだけたべて、好きじゃないものを後回しにしたり、残したりしてるのかなと思われてしまいます。どれもきちんと均等に食べるのが、作ってくれた人への思いやりです。

 

いかがでしょうか。お箸のマナーは一緒に食事をする人や作ってくれた人に配慮することでしたよね。

食事はもちろん、美味しく食べたいもの。

でも、自分だけが美味しく食べて、周りの人が気持ちが悪いな~とか、汚らしいな~と思われてしまったり、作り手の方が残念な気持ちになってしまっては、せっかくの食事が台無しになってしまいます。

お箸のマナーは食事の食べ方だけでなく、その場の雰囲気をも作る大切なものです。

まずは日々の食事からお箸のマナー守れるように心がけて、いつかは一緒にいる人が惚れ惚れするようなお箸のマナーで食事が出来るようになりたいですね。

 

まとめ

箸のマナー使い方の注意点!知らないと恥ずかしい7つの事

・まずはお箸の正しい持ち方を知ろう
・やってしまいがちな「迷い箸」
・食べ方が汚く見えてしまう「涙箸」
・いろんな意味でマナー違反「寄せ箸」
・食事終了の合図になる「渡し橋」
・いやしく見えてしまう「ねぶり箸」
・食べ方にもマナーがある「重ね箸」


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