お葬式マナー、前日チェック!押さえるべき7つのマナー

お葬式マナー、前日チェック!押さえるべき7つのマナー
お葬式のマナーはわかりにくい部分も多々ありますが、訃報はある日突然飛び込んでくるものですよね。親族や職場の関係者などの突然の不幸で「急にお葬式に行かなけらばならなくなった」という経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

このようなことを見越して、喪服や持参するバッグ・靴など一式をまとめているなら準備も比較的スムーズに行えるかもしれませんが、そうではないと「お葬式マナーを確認しなければ…」「何を揃えたらいいんだっけ?」と慌てることもありますよね。

そこで今回は、お葬式でのマナーを踏まえて、前日にチェックしておきたい7つの項目をお伝えします。「これはNG」というお葬式のマナーや、職場や出先から葬儀会場に直行しなけらばならない場合の準備についてもお話を進めます。

急いで通夜や葬儀に参列する前に、一読して参考にしてください。



 

お葬式マナー、前日チェック!
押さえるべき7つのマナー

 

お葬式の会場と開始時間を確認


当たり前と思われるかもしれませんが、通夜や葬儀の開始に遅れることのないようにするのが基本的なお葬式のマナーです。ただし、交通機関の遅れや重要な用件があったために到着が遅くなる場合は「不可抗力」ですので、失礼には当たりません。

【 お葬式マナー:事前に場所を確認 】

■ 特に会場は初めて行く場所が多いことには意識して、あらかじめ地図でルートや、公共交通機関の時刻表などを調べておくと、余裕を持って行動できます。

・ これらはネットや、スマホのアプリを利用すればすぐにわかるので、早めに確認をしておけば安心です。

 

お葬式の形式を確認


お葬式が、どのような形式(宗教)で執り行われるか、を確認しておくのも大切です。日本では、多くの場合お葬式は仏式で行われますが、他にも神道やキリスト教式の場合もあるからです。

【 お葬式マナー:形式を確認 】

■ 何故これを確認する必要があるのかと言いますと、お葬式に持参する香典を入れる不祝儀袋が、形式によって変わるからです。

・ あらかじめ形式がわかっていれば、それに沿った不祝儀袋を使うことができます(詳細は次の項でお伝えします)。

他にも、形式が神道とキリスト教の場合は数珠は不要となりますので、合わせて覚えておくことをおすすめします。

 

お葬式に持参する香典を準備


香典は実は、うっかり不祝儀袋に現金を入れ忘れた、というお葬式のマナー違反が発生しやすいのです。なるべく早めに確認をしつつ準備をしておきたい項目です。

【 お葬式マナー:香典の準備 】

■ 金額は故人が親族の場合10,000円、故人が職場の方や近所の方、友人・知人などの場合は5,000円を目安に用意します。

新札ではない紙幣を用いるのがお葬式のマナーとされていますが、新札しか用意できなくても縦半分に「折り目」をつければOKです。

 

香典を入れる不祝儀袋は…


【 お葬式マナー:不祝儀袋の種類 】

■ 仏式→

・ 黒白または双銀の結び切りの水引で、表書きは「御霊前」「御香料」など。蓮の花の模様が入った袋でも可。

■ 神式→

・ 黒白または双銀・双白の結び切りの水引で、表書きは「御榊料」「御玉串料」「御霊前」など。

■ キリスト教式→

・ 水引は不要で、白無地や百合の花や十字架の模様が入った専用の封筒を用いる。表書きは「御花料」「御霊前」など。

以上となりますが、もしも形式が不明ならば、黒白の結び切りの水引の不祝儀袋を用意し「御霊前」の表書きをすれば失礼に当たりません。ただし蓮の花の模様が入った袋は仏式専用のものですので、使用を避けておきます。

 

香典を持ち歩くための袱紗(ふくさ)


なお、香典をそのままバッグから出して渡したり、汚れを防ぐために不祝儀袋が包装されていたビニール袋に入れて持参することはお葬式のマナー違反。

【 お葬式マナー:袱紗を準備 】

■ 香典は、弔事用の袱紗(ふくさ)に包んで持参します。

・ もしも袱紗を持っていなければ、100均ショップなどで入手することも可能ではありますが、上質なものとは言い難いため、長く使えるものを普段から準備しておくことをおすすめします。

紫色の袱紗であれば、慶弔両方に使うことができるので、便利です。

 

当日の服装を確認


お通夜や葬儀には基本的に喪服で参列します。

【 お葬式マナー:お通夜の服装 】

■ お通夜に参列する場合、以前は喪服を着ていくと「まるで準備していたようだ」と解釈されることもあったようです。

・ ただし最近では葬儀スタイルなどに変化があったこともあり、お通夜が故人との最後の挨拶となる方が増えたため、ブラックフォーマルで参列することが一般的となりました。

弔事用ではなくても、地味で華やかな飾りのない黒のスーツならお葬式のマナー違反にはなりません。

【 お葬式マナー:お通夜の服装の基本 】

■ 男性ならばブラックスーツではなくても、ダークなビジネススーツを着用し、シャツを白、ネクタイを黒または地味なものにすればOKです。

■ 女性も黒のアンサンブルやワンピース、スーツ(パンツスーツでも可)を準備します。黒いストッキングも忘れずに。

なお、バッグや靴などの小物も黒で統一しますが、目立つ飾りのあるもの、光沢のあるもの、爬虫類などの革のものは避けます。このように、お葬式の前日に服装について確認しておけば、何かと安心です。

 

職場や出先から会場に直行する場合


自宅からお葬式に向かう場合は、多少余裕をもって準備ができますが、職場や出先から会場に直行する場合は以下のものを準備し、忘れずに持って行きます。

【 職場や出先から直行する時の準備 】

・服装はなるべく黒のスーツ、ダークスーツなどにしておく。靴やバッグも地味な黒いものを。

・男性の場合は、白いシャツや黒いネクタイ、黒い靴下を準備しておき、会場に向かう前に着用する。

・女性の場合は、ジャケットの下に着る黒いブラウスなどのインナー、黒いストッキングなどを適宜準備し、会場に向かう前に着用する。

・長い髪の方は黒いヘアゴム、バレッタなどを準備し、会場に向かう前に髪をまとめる。

・荷物が多い場合は、黒無地のエコバッグを準備してまとめると良い。

他にも香典など、忘れ物のないように確認をしておきますが、できるだけ荷物がコンパクトになるよう工夫をしておきたいところです。

 

前日にチェックしておきたい、お葬式の7つのマナーのお話はいかがでしたでしょうか。時間がないからと言って、お葬式当日になってから葬儀に向かう準備をしてしまうと、「あれがない」「これがない」と慌てることになりがちです。

また、前日にチェックを行ったとしても、ふと「何かが準備できていない」ことに気づくことが、あるかもしれません。

それは私たちがお葬式に慣れていないということもあるかもしれませんが、やはりなるべく早い段階でチェックをしつつ、お葬式への準備をしておく方が、忘れ物やミスにも早く気づくことができます。

そして何よりも、お葬式のマナー違反をしてしまうことを、防ぐことができます。お葬式は故人との最後のお別れの場です。故人や遺族に弔意や敬意を示すためにもお葬式のマナーを守り、きちんとお別れができるよう心がけましょう。

まとめ

お葬式マナーのチェック項目

・時間に遅れないよう、会場までの道をチェックする
・できうる限り「お葬式の形式」を確認する
・事前に香典と不祝儀袋を準備し、すぐ持参できる状態にする
・それぞれの宗旨宗派に合わせた不祝儀袋が望ましい
・香典を持ち歩くための、袱紗を準備する
・お通夜でも最近では、告別式と同じ喪服で問題ない
・出先から向かう場合は、チェック事項をまとめておく