結婚式の謝辞で感動☆花婿が贈りたいメッセージとは


結婚式で謝辞を式の最後に述べるのは、花婿の大きな役目。直前まで、結婚式の謝辞で述べる言葉を考えている花婿さんも、多くいますよね。それ位、本人にとっては緊張するのが、結婚式の謝辞なのです。

結婚式の謝辞をどう述べるかによって、最後に残る全体の印象も変わります。結婚式の謝辞では、参列者、式場スタッフに向けて述べるのが一般的ですが、そこに両親や花嫁に向けた言葉があると、より一層感動に包まれます。

特に両親に向けたメッセージは、新郎から述べるシーンもそんなに多くありませんので、結婚式の謝辞で感謝の気持ちを伝えることは、サプライズにもなる絶好の機会ですよね。

そこで今回は、結婚式の謝辞で感動してもらえるようなメッセージを、花婿向けにお伝えします。

 

結婚式の謝辞で感動☆
花婿が贈りたいメッセージとは

 

結婚式の謝辞で伝える基本内容

結婚式の謝辞では、基本的に以下の3つに分類して伝えます。

【 結婚式の謝辞の構成 】

★ 過去⇒現在⇒未来

・ 「過去」の内容では、花嫁との出会い、関係者の支えがあってここまで来られたことや、周囲へのお礼を述べます。

・ 「現在」の内容では、結婚式、披露宴へ参列してくれた方へのお礼を。

・ 「未来」の内容では、これから2人で目指すものや豊富などを伝えます。

また、結婚式の謝辞は花婿の言葉で述べるため、ついつい花婿の関係者に向けたものとなりがち。花嫁の関係者への配慮も忘れないように伝えるのがポイント!また、特定の人物の名を挙げるのもマナー違反です。

 

両親へ感謝の気持ち

どんな場面でも、子から親へのメッセージは心に響くものです。「普段は、親に素直な気持ちを伝えられない…。」というあなたも、結婚式という絶好の場を借りて、感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。

【 結婚式の謝辞:両親へ 】

★ 結婚式の謝辞で両親に向けたメッセージを述べる場合は、個人的感情が入りすぎて長くなりすぎないように注意が必要です。

・ またこの時も、花嫁の両親に対する配慮もあると、より一層温かみのある言葉になるのです!

 

花嫁に感謝の気持ち

結婚式の謝辞で、花嫁に向けたメッセージを述べるのはいかがでしょうか。結婚式の謝辞は花婿が考えるものであり、特に花嫁と細かく打ち合わせをするものではありません。

【 結婚式の謝辞:花嫁へ 】

★ 普通の謝辞と思いきや、最後に花婿から花嫁に向けたメッセージがあると、突然のサプライズに花嫁の感動は計り知れないものになるかもしれません。

・ それに、主役の2人がラブラブなら、周りの空気も和やかになります☆

 

結婚式で述べる謝辞の例文

これまでお伝えしたことを踏まえ、結婚式で述べる謝辞の例文をいくつかお伝えします。

【 例文:一般的な結婚式の謝辞 】

本日はお忙しい中、また寒い中、私たちの挙式・披露宴にご出席いただきまして、誠にありがとうございます。

○○さんと出会い、この日を迎えるまでにたくさんの思い出を作り、今日、これからの人生を共に歩むことを皆様の前で約束しました。この日を迎えられたことは、今日ここにいる皆様のおかげです。

喧嘩をすることもあったけれど、私たちを支えてくれた友達、社会人としての厳しさと仕事の楽しさを教えてくれた上司や仲間、いつも温かく見守ってくれた親族の方々、ありがとうございました。

また、皆様から祝福の言葉や激励をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

私たちは今日から夫婦となり、これから待ち受ける困難も共に乗り越えて行きます。幾度となく立ちはだかる壁にぶち当たることと思いますが、温かく見守っていただき、時には厳しくご指導いただければ幸いです。

これからも、変わらぬご指導・ご鞭撻をよろしくお願いします。

本日は誠にありがとうございました。

【 例文:両親へのメッセージ 】

両親にはたくさんの心配と迷惑をかけました。

反抗期で口を利かない時期もあったけれど、ここまで立派に育ててくれたこと、本当に感謝しています。

○○さんのお父さん、お母さん、○○さんという素敵な女性と結婚させていただき、ありがとうございます。

これからは2人で力を合わせて頑張っていきますので、よろしくお願いします。

また、必ず○○さんを幸せにします!

【 例文:花嫁へのメッセージ 】

○○さん、今日から僕達は夫婦となりました。

2人で過ごす時間は楽しいことばかりではないだろうけど、どんな時でも僕は○○さんを一生支えていきます。

辛い時には一緒に泣き、楽しい時には思いっきり一緒に笑う、どんなことも共に乗り越えて行きましょう!

 

結婚式の謝辞で避けたい言葉

結婚式はお祝いごとだけに、そんな場でタブーとされる言葉があります。それは「忌み言葉」。このお祝いごとにおける忌み言葉、日常的に使う言葉がたくさんあるので、特に注意した言葉選びが必要です!

【 結婚式の謝辞で避ける「忌み言葉」 】

★ 例えば、「別々」や「重ね重ね」も、“別れる”や”同じことを繰り返す”というような意味になるためタブーです。他にも以下の言葉があります。

【 お祝いの場面における忌み言葉(一部) 】

★ 別れる、切れる、終わる、割れる、破れる、飽きる、捨てる、冷える、再び、ますます、散る など…。

他にも挙げだすとキリがないぐらいです。結婚式の謝辞で述べる言葉を考えた後に、一度忌み言葉を使用していないか、チェックしておいてください。

 

いかがでしたでしょうか。結婚式の謝辞は、述べる内容によって感動したり和やかな笑いがあったり、様々なシーンにすることができます。基本的なマナーをしっかり理解すれば、ある程度のユニークな「遊び」も、加えられますよね。

花嫁とのエピソードや両親との思い出は、その時思いついたアドリブでも構いません。ただ、結婚式の謝辞ではタブーとされる言葉もありますので、やはり事前にどんなことを結婚式の謝辞で述べるのか、ある程度整理し、練習しておくほうが安心!

挙式・披露宴と長時間で参列者も疲れていることでしょうから、ダラダラとした内容にならないよう、2~3分にまとめれば、ゲストも集中して挨拶を聞いてくれるはず。

ゲストにとっても、一生の思い出に残る結婚式になるよう、あなたのオリジナルの言葉で、最後にみんなをグッと引きつけるような、素敵な結婚式の謝辞にしちゃいましょう!

まとめ

感動する結婚式の謝辞

・大きく、過去、現在、未来に分けた構成が基本
・お世話になった方々への感謝の気持ちを忘れずに
・両親に向けたメッセージを述べる
・花嫁に向けたメッセージを述べる
・忌み言葉は使わない


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