結婚式の挨拶を新郎がする演出は、最近もっとも多い式のプログラムですよね。ただ、新郎新婦にとって式に向かってこなす事柄は、挨拶だけではありません。式場や料理、ドレスにブーケ、招待状に引き出物と、準備は次から次へとすることだらけ!
こんな準備をしていると、数ヶ月なんてあっという間に過ぎ去ってしまいます。さて準備も終わり後は式の日を待つばかり…。そんな時まで忘れがちなのが、結婚式の挨拶を新郎がするプログラムなのです!
結婚式での新郎の挨拶、ゲストとしてはあまり印象深いものではないかもしれません。けれども、結婚式の挨拶を新郎から直々にすることは、とても大切な意味合いを持ちます。
結婚式の挨拶で新郎は、感謝や自分たちの豊富など、語るべきことはたくさん!そんな結婚式の挨拶、新郎がグダグダだったり定型文そのままだったりでは…。後々後悔してしまうかもしれませんよね。
そこで今回は、記念の日を晴れ晴れしくするためにも、結婚式での挨拶、新郎が押えたい基本構成をお伝えします。
結婚式の挨拶を新郎がする時☆
押さえるべき基本構成
出席してくれたゲストへの感謝の気持ち
結婚式の挨拶で新郎が冒頭部分に必ず入れたいのは、来てくれたゲストへの感謝の気持ちです。結婚式場の雰囲気や、集まってくれたゲストや年齢層に合わせて新郎からの感謝の言葉を考えてください。
【 結婚式の挨拶、新郎の言葉① 】
★ 格式高い会場や親族や年齢層の高いゲストを集めている式の場合
・ あまりカジュアルな結婚式の挨拶を新郎がすると、雰囲気に合わず違和感がありますので、その日の天候によって、多少のアレンジを入れるパターンがおすすめ!
会場や参列するゲストの層を想像し、より気持ちにそって感謝の気持ちを伝えられるように、内容を決められるとベストです!
新郎新婦のふたりの出逢いのエピソード
結婚式の挨拶、新郎が伝える中盤部分では、2人のエピソードや、両親への気持ちを出席してくれたゲストにも伝えるようにすると、好感度大!
【 結婚式の挨拶、新郎の言葉② 】
★ 2人がどんなきっかけで知り合い、式をすることに至ったのかを交えるのがコツ。
・ 両親へどんな気持ちでいるのかなどを、結婚式の挨拶で新郎が言葉にすると、共感と感動を得られるかもしれません!
また式を前に入籍している新郎新婦なら、いつどこで入籍したかなどを、結婚式の挨拶で新郎の口から、ゲストに報告するのも一案です。授かり婚や、晩婚などのケースでも、結婚式の挨拶が新郎から直々に伝える、良い機会なのです。
ふたりから両親への気持ちを伝える
結婚式の挨拶で新郎から、新婦の両親に向けたメッセージや、エピソードを織り込むのも感動的!
【 結婚式の挨拶、新郎の言葉③ 】
① 新婦のご両親には…
・ 新婦の家に挨拶に行った時のご両親の反応や、これからどんな風に新婦を守っていきたいと思っているかなど、自分の決意をご両親に伝えてはいかがでしょうか。
② 自分の両親には…
・ 若い頃にやんちゃをして迷惑をかけてしまったこと、2人のような夫婦になれるよう、頑張りたいことなど、ふだん言えない気持ちを、結婚式の挨拶で新郎から伝えるにも、良いチャンス!
気持ちが入り過ぎないよう、出来上がった内容は、第三者にも確認してもらうこともポイントです。
結婚式の挨拶で新郎が伝える「締め」
結婚式の挨拶で新郎が最後に伝える言葉は、これからの2人の抱負や決意などを、ゲストのみなさんに伝えて締めるのが理想的。ゲストに2人の抱負やゲストに伝えることで、2人の門出を見守っているまわりのみんなは、ホッとするはず。
【 結婚式の挨拶、新郎の言葉④ 】
・ 2人がこれからどんな夫婦になっていきたいのか。
・ どういう決意で、夫婦として暮らしていくのか…。
などなどを、結婚式の挨拶で新郎伝えられれば安心!
最後には「これからも2人を見守って指導して下さい」という気持ちを、しっかりと伝えればバッチリです。
結婚式の挨拶、新郎が伝える時間の目安
結婚式の挨拶、新郎が伝える時間があまり長すぎても、ゲストに言葉が残らないもの。もちろん自分の式ですから、長くても問題はないのですが、ゲストを飽きさせてしまっては、本末転倒!
【 結婚式の挨拶、新郎の言葉⑤ 】
★ 結婚式の挨拶で新郎が話す時間は、3分くらいにまとめると、ゲストも集中できます!
・ 文章を考えたら、それを実際に声を出して読み上げてみて、時間が3分に収まるかどうかをしっかり確認することもポイントです。
練習は十分にしておくのが成功の秘訣
結婚式の挨拶で新郎がスムーズに話す秘訣は、やはり事前にしっかり練習しておくこと!自分が普通に読み上げるペースが早すぎないか、もっとゆっくり読み上げた方がいいか、などなどを意識して、新婦や家族に聞いてもらって確認すると安心です。
【 結婚式の挨拶、新郎の言葉⑥ 】
★ 一人暮らしならスマートフォンに録音して、自分で聞いてみる!という方法もあります。
・ 出来れば暗記してスムーズに言えるくらいまで、しっかりと事前練習できればバッチリ!
2人で確認しあうなら、本番用に少し「内緒」の文を準備しても、新婦を感動させられるかもしれません。
緊張してしまうならカンペを用意
結婚式の挨拶で新郎が緊張してしまう心配があるのなら、暗記するくらい練習を!とはいいました。…が、大切なのはアナウンサーのように、流暢に挨拶を読み上げる、ということではありません!自分の気持ちをきちんと自分の言葉で気持ちを込めて読む、ということが一番大切なこと、なのです。
【 結婚式の挨拶、新郎の言葉⑦ 】
★ もしも人前が苦手であるなら、カンペを用意して、「読み上げさせて頂きます」とことわりを入れて読み上げるのも、良いアイデア!
・ 緊張が伝わるスピーチになっても、好感が持てます。
さらに、どんなに暗記して練習しても、当日頭が真っ白になってしまうことも!カンペをポケットに忍ばせおくだけでも、緊張が和らぎます。
いかがでしたでしょうか、結婚式で新郎が挨拶をする時に大切なことは、自分の気持ちを自分の言葉で伝えること!インターネットや本で、新郎の挨拶の定型文なら、すぐに見つけることはできます。
でも、そのままその言葉で結婚式の挨拶を新郎が読み上げるのは、ゲストの心に残る挨拶になるのでしょうか。たとえ、どんなにたどたどしくなってしまっても、涙で言葉に詰まってしまっても、正直な言葉が、ゲストの心に残るのです。
そう考えると、結婚式の挨拶で新郎が意識すべきは、上手に読むことではないのかもしれません。定例文を参考にしながらも、結婚式の挨拶で新郎は、自分の言葉を伝えられるよう、アレンジしたいもの。
スマートではなくても、結婚式の挨拶で新郎から本当の気持ちを素直に伝えて、ステキな時間にしちゃいましょう!
まとめ
新郎の挨拶のポイントとは
・まずは、ゲストへの感謝の気持ちを伝える
・ゲストに、2人の出会いのエピソードを伝える
・両親への思いをこの機会に伝える
・これからの2人の抱負をゲストに伝える
・時間は3分が目安。長過ぎると心に残らない
・練習をしっかりして、周囲に確認してもらう