結婚式のご祝儀額の相場って?立場別7つのアドバイス

結婚式のご祝儀額は、出席する時に悩む項目です。確かに招待されるのはうれしいこと!ですが手ぶらで行くわけにはいきませんよね。

ご祝儀は、もちろん少なすぎるのもヒンシュクを買いますね。けれども、実はあまり高額なのもよくないのです。両親や親族など気のおけない間柄や、よっぽどの年上ならば良いかもしれません。でも、友達などの立場で高額のお祝儀を頂いたら・・・。あなたなら、どう感じるでしょうか?

「ご祝儀は気持ちだよ」なんて言いますが、そうなるとやはり、大体の相場は知っておきたいですよね。前述のように、友人か、親族かによっても、相場は変わってきます。なので、本記事では立場別に、結婚式のご祝儀の相場をご紹介していきましょう。

 

結婚式のご祝儀額はいくらが妥当?
立場別7つのアドバイス

 

ご祝儀を包むときのポイント

ご祝儀を包むときは新札で入れましょう。そして包む金額ですが、偶数だと割れるということで縁起が悪いとされてるのでやめましょう。ただ2万円は「ペア」8万円は「末広がり」という意味で使っても大丈夫なようです。

2万円の場合は1万円札と5千円札2枚で入れるといいでしょう。10万円も例外で使用しても大丈夫です。4万円と9万円は「死」「九」などが連想されてしまうので使わないようにしましょう。

これから立場によって変わる相場についてご紹介しますがもし、自分が結婚したときにご祝儀をもらっていた場合は同じ金額で贈りましょう。

 

兄弟・姉妹の場合には、独身者は5万円、夫婦で出席ならば10万円が目安

そもそも兄弟の場合はご祝儀を出すのか、出さないのかでも悩んでしまうかもしれません。結論から言うと、兄弟だろうとご祝儀をあげた方がいいです。けれども、兄弟で話し合って「兄弟からのご祝儀はいらないね」となるケースは多いでしょう。お互いの結婚式で同じ金額のお祝儀を贈り合うことになるからです。ですから、悩んだ時には思い切って本人と約束事を確認し合う方法も一案でしょう。

ただこの場合、ご祝儀はあげなくても2万円前後のプレゼントを贈るという方が多いですね。一報で、兄弟・姉妹間でご祝儀をあげる場合は、5万円くらいがいいでしょう。もし自分が結婚していて、夫婦で出席する場合には10万が相場のようです。

 

親戚の相場は1人の出席で3万円、夫婦の出席で5万円

いとこや、甥、姪の結婚式の場合は3万円が相場です。夫婦で参加する場合は5万円にしましょう。ただし、もし夫婦と子供で参加するといった場合は、食事がいるのかいらないのかによって相場が変わります。食事がいる場合には、目安として1万プラスで包みましょう。食事がいらない場合は、5千円くらいをプラスして包みます。

ここで、食事がいらない場合には事前に、食事がいらない旨を新郎新婦に伝えることは最低限のマナーです。もちろん、家族で出席する際に子ども席を尋ねられたのならば、子どもの出席の有無や、子ども席が必要かどうかも、ハッキリと早い段階で先方に知らせましょう。

「食事なし」と想定したお祝儀を包んだ時、思いがけず食事が用意されていたならば、ご祝儀が足りなくなってしまいますので、ご注意を。

 

友人ならば、お祝儀は3万円から5万円

友人の場合の相場は3万円になります。特別に仲がいい。親友だと思える場合は5万円包むととても気持ちが伝わると思います。親戚の場合と同様で夫婦で出席の場合は5万円包むといいです。

もし夫婦で出席するくらい仲が良く「5万円じゃ少ないかな?6万だと偶数だから縁起が悪いし7万だとちょっと厳しいな。」といった場合、ご祝儀は5万円贈り、1万円くらいのプレゼントを渡すという方法もあります。

 

会社関係ならば立場や年齢、関係性を考慮して

会社関係の場合でも、3万円が相場になります。ただし夫婦で出席するならば、5万円より7万円がいいでしょう。30代以上になると5万円が相場になり、年齢とともに金額が上がっていくようです。部下なのか、上司なのかで相場は変わってきますが、立場や年齢によってあまり恥ずかしくない金額を贈りましょう。

 

出席できないならば、お祝儀相場の半額のギフトを

結婚式に招待されたけど、都合が合わず欠席しなくてはいけない!そんな時は、相場の半額を目安にプレゼントを贈ると良いでしょう。プレゼントの金額の目安は、出席した場合に出すお祝儀のだいたい半額を目安にチョイスします。

例えば、出席した時のお祝儀が3万円だとしたら、その半額の1万円から2万円となるでしょう。欠席の場合の気持ちの伝え方は、お祝儀でもプレゼントでも大丈夫。ただし、半額とは言え1万5千円だと半端な数字になってしまうので、1万円のご祝儀と5000円分のプレゼントを用意するなどの工夫をすると、より好感を持たれるでしょう。

 

会費制の結婚式ならば

近年の結婚式では、若者を中心に会費制の結婚式や披露宴も増えてきました。ゲストがお祝儀に悩まなくてすむ、便利な方法と言えるでしょう。会員制の結婚式や披露宴では、1万円から1万6千円くらいの会費が多い傾向にあります。

会費制の場合には友人の立場ならばご祝儀を贈るという習慣はなく、新郎新婦が仲の良い友人などの理由で、気持ちを伝えたいならばプレゼントを贈る方法が一般的です。

親戚になるとお祝儀を包むケースもあり、その場合の目安は3万円ですが、必ず包まなければならない訳ではありません。その家族によって様々ですので、周囲の親族と確認し合うと安心ですね。このように、会費制の結婚式は「ご祝儀はいりませんよ」という意味でもあるので、ご祝儀を渡さないからと言って、失礼にあたるということもありません。

 

いかがでしたか。ご祝儀の金額はどの立場でも、とても悩むものです。「ご祝儀は気持ち」と言われているのに「ご祝儀が少なかった」という声がよく聞こえてくるからです。やはりその後の関係性も考えると、失礼のない範囲でご祝儀を贈りたいものですね。

以上が結婚式のお祝儀の相場ですが、立場の他にも地域によっての目安があります。前述した会費制の結婚式は北海道が主流ですし、沖縄の結婚式では大勢が出席するために、お祝儀もさほど多くは包みません。金額を決める前に地域性も考慮に入れてみてください。

最後に、ご祝儀を渡すときに意外と多いのが「お金の入れ忘れ」なんです。わざとなのか忘れてしまったのかわからないから確認もとりづらいですよね。「お金の入れ忘れ」だけは絶対にないようにしっかり確認しましょう。

 

まとめ

結婚式のご祝儀額の相場って?立場別7つのアドバイス

・ご祝儀を包むときのポイント
・兄弟・姉妹の場合には、独身者は5万円、夫婦で出席ならば10万円が目安
・親戚の相場は1人の出席で3万円、夫婦の出席で5万円
・友人ならば、お祝儀は3万円から5万円
・会社関係ならば立場や年齢、関係性を考慮して
・出席できないならば、お祝儀相場の半額のギフトを
・会費制の結婚式ならば


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