出産祝いを贈る時期☆相手の状況に配慮したマナーとは

出産祝いを贈る時期☆相手の状況に配慮したマナーとは
出産祝いの時期には十分な配慮が必要ですよね。出産を経験したことが女性なら出産後に安静にしていなくてはいけないこと、体力がもとに戻るのにどのくらいの時間がかかるか、また、新米ママとして子供の世話をするのがどんなに大変かがわかります。

ところが、男性や出産経験がない場合には、実体験から出産祝いを送る時期についてどんな点に配慮していいかわからないのは当然!ただし、一般的に世間で知られているマナーは最低限守らなくはいけません。

せっかく出産というおめでたい事をお祝いしよう、…という気持ちで贈り物をしても、相手に無理をさせたり、不快に思われてしまってはもったいないですよね。

そこで今回は、出産に詳しくない人で安心してお祝いをするために知っておきたい、出産祝いを贈る時期として最適なタイミング、その際に気を配るべきマナーについて6つのポイントをお伝えします。

 

出産祝いを贈る時期☆
相手の状況に配慮したマナーとは

 

母子の健康を確認

出産祝いの時期でまず最初に必ず気を付けなくてはいけないのが、早まってお祝いの準備をしないこと!まだ出産が済んでもいないのに、早めに出産祝いを郵送で贈ってしまうことは絶対にNGです。

【 出産祝いの時期☆母子の健康 】

★ 出産予定日はあくまでも予定日で会って、日にちが前後することが多いですし、もしものことがないとは限りません。

・ 万が一、出産が上手く行かなかった時、自宅に帰宅したら出産祝いが届いていたなんて事態は、マナー以前に相手の気持ちを考慮するとあってはいけないこと。

出産祝いを準備するのは必ず、母子ともに健康で出産を終えたことが確認できた後にしてください。

 

お祝いを渡すベストな時期

【 出産祝いの時期☆ベストなタイミング 】

★ 出産祝いを贈る時期は、出産後7日目のお七夜と呼ばれる日から、1か月後のお宮参りの間がマナーとしてはベスト。

・ ただし、出産後7日経過してもまだ入院しているケースもありますし、退院後すぐにお祝いを自宅に持って伺うのは、相手に慌ただしい思いをさせてしまうので注意!

一方で出産祝いのお返しは、お宮参りの時期には用意しておくことが一般的。そのため、一か月過ぎてお祝いをすると、相手にいちいちお返しを用意させてしまうことになりますので、2週間後くらいが良いのです。

 

病院に行くのはNG

出産後に長く入院しているからと言って、直接病院に行って出産祝いを渡すのは、いくら親しい間柄と言っても控えたほうが無難。

【 出産祝いの時期☆お見舞いは避ける 】

★ お祝いを渡すと言われたら断りずらいものですから、病院に行ってもいいかと聞くこと自体、遠慮すべきです。

・ 出産後の体は体力を回復させることで精いっぱい。帝王切開をしたり、難産だった場合には特にお母さんの体は疲れていますし、化粧や髪型を整える余裕はありません。

いくら出産祝いを贈る時期を早めにしたいと言っても、配慮してあげるのがベターな選択ではないでしょうか。

 

事前の日程調整

出産祝いを贈る時期は、退院していることを前提として出産2週間後程度がベストですが、いくら自分が配慮して時期を決めたとしても、いきなり自宅にお邪魔するのはいけません。

これは出産祝いに限らず、自分が誰かにいきなり自宅を訪ねられたら困るのと同じ!

【 出産祝いの時期☆日程調整 】

★ 赤ちゃんの世話をしながら、家事もこなすのは大変なこと。

・ 前日や当日にいきなり言われても相手に迷惑をかけてしまいますから、お祝いを直接伺って渡すなら、事前に訪問していいかの確認と日程を決めるのがマナーです。

 

里帰り出産の場合

里帰り出産の場合には、出産祝いを贈る時期に悩みますよね。実家に帰っている最中に出産祝いを郵送で送っても受け取れずに、マンションの宅配ボックスに入りっぱなしでは、マナー的に良くありません。

【 出産祝いの時期☆里帰り出産の場合 】

★ そこで、里帰り出産の相手に出産祝いを贈るなら、自宅に帰ってくる時期を確認しておき、郵送にするのがスマート。

・ 実家から自宅に帰ってきたばかりの時期は、家の片付けをしたり、家事になれたりと大変な時期。自宅に直接伺うのが迷惑になることも…。

そんな配慮も必要なので難しいのが、出産祝いの時期なのです。

 

半年以内を過ぎてしまったら

出産祝いの時期は、早すぎるとマナー的に良くありませんが、遅すぎるのも良くありません。ただ、反対にもしお祝いを渡しそびれて1か月以上たってしまったら、なるべく早めに贈るのがマナー。

【 出産祝いの時期☆タイミングを逃した場合 】

★ あまりに間が空いてしまうと、例えそうでなくても「忘れていたのではないか」とか「お祝いをする気持ちがあまりないのでは」と受け取られるかもしれません。

・ なるべく早めに渡すか、もし半年以上過ぎてしまった場合には「遅くなってしまってごめんね」と一言添えて、相手がお返しに気を遣わない程度のプレゼントをしてみてください。

 

いかがでしたでしょうか、出産祝いを贈る時期はとにかく相手への配慮をすることが大切。

一般的なマナーとしては、今回お伝えしたような、母子が健康な状態で退院してから2週間後くらいが目安にはなりますが、お母さんの体調や赤ちゃんの体調、また、相手の自宅の事情などをよく考え、見極めて判断しなければならないのが難しいポイント。

また、出産祝いの時期を決める時には、相手に対しての配慮に加えて旦那さんへの配慮も大切!

旦那さんによっては自宅に来られるのが、あまり気が進まないと思う人もいますし、ベビー用品にこだわる人も…。そのような話を事前によく調べておいて配慮できると、相手に喜ばるお祝いが出来ます。

出産祝いは気持ちを込めて贈るものですし、贈られる側の記憶にも一生残るもの。出産祝いの時期のマナーが守られていなかったがために、相手の夫婦に不快な思いや残念な思いをさせてしまって、その後の関係がぎくしゃくするのはもったいない!

相手への気配りの気持ちを忘れずに考え、喜ばれるタイミングでお祝いをしてください。

まとめ

出産祝いを贈る時期のマナーとは

・出産祝いを送る前に母子の健康を確認する
・母子が退院した日からお宮参りの間がベスト
・出産直後に病院に行くのは控えるべき
・自宅に直接行って渡すなら事前に連絡をする
・里帰り出産の場合には帰宅時期に郵送がスマート
・1か月過ぎてしまったら半年以内にがマナー


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