接客マナーは、そのまま集客率アップにつながります。お客様がお店に入るときのポイントとは一体何なのか、気になりますよね。置いてあるもの、お店の雰囲気、店員の態度や接客マナー。
入る対象はそれぞれですが、どんなに雰囲気のいいお店でも店員の接客マナーが悪ければとても残念です。店員の接客マナーが悪いと「ちょっと入りづらいな」という印象を与えたり、お客様にとっては、そのお店を「リピートしよう」と思う気持ちが、欠けたりしてしまいます。
また外から見たときに無表情の店員がいるお店と、笑顔の店員がいるお店、どちらが入りやすいでしょうか?笑顔の店員がいるお店を選ぶ人が多いですよね。
しかし接客マナーの基準はあくまでお客様にありますから、自己満足ではいけません。お客様一人一人に合った接客マナーで、最高のおもてなしができればいいものです。
いろんなジャンルのお店がありますが、接客マナーにおいては共通することばかり。そこで今回は、お客様が集まる、自然と入るお店に共通した接客マナーのポイントを解説します。
接客マナーを徹底して集客を!
入りたくなるお店のポイント
接客の基本:挨拶と笑顔が大切
接客マナーの基本とも言える挨拶は、やはり大切な要素です。
【 お客様が集まる、挨拶のポイント 】
★ お客様はお店に足を踏み入れたその瞬間から、店員の「いらっしゃいませ」を聞いています。
・ 特に意識しているわけではないのに、その一言が聞こえないだけでお店の印象が下がります。
また、言い方ひとつでも印象は変わります。ただなんとなく言ったのでは、気持ちがこもっていないことは、すぐにバレてしまいます。お店に入った瞬間に、その店舗の印象が決まってしまうのです。
★ もちろん「ありがとうございました」の一言も同じように受け止められ、店舗の最終的評価の要素になります。
挨拶と同じぐらい大切なのが笑顔です。
【 お客様が集まる、笑顔のポイント 】
★ お客様と顔を合わせて会話するのですから、相手の顔を見て笑顔で対応できなければなりません。
・ 仮にイヤなことを言われたとしても気持を表情に出してはいけません。
笑顔で対応されて気分を悪くする人はいません。元気に明るく笑顔で対応できれば、お客様は気持よく利用できます。
いい印象を与えることでリピートに繋がったり、外から素敵な店員の対応が目に入れば、「このお店に入ってみようかな」と思ってくれるお客様もいるかもしれません。その店舗のことを知らないお客様にも興味を持ってもらうことが大切です。
お客様が集まる身だしなみ
いろんな業種がありますが、身だしなみはどの業種でもよく言われる接客マナーの一つです。
例えばサラリーマンがお客様と大切な商談に臨むとします。サラリーマンと聞けば、思い浮かべるのはカチッと決まったスーツ姿ですよね。
【 サラリーマンで見る、身だしなみタブー 】
・ スーツのズボンからワイシャツが出ていたらどうですか。
・ さらにシャツがしわしわだったら?
・ 寝癖がついていたら?
とてもじゃありませんが、そんな格好で商談に臨むなんて「本気なの?」と言いたくなります。
【 基本的な身だしなみのタブー 】
★ 例えば飲食店で、女性店員が長い髪を振り乱していたらどうですか?
・ 食べ物に髪の毛が混入するかもしれませんし、食べ物に髪の毛が触れてしまう可能性もあります。
お客様は気になります。そしてどちらの例も「この人で信用できるのだろうか」と思われてしまうのではないでしょうか。
社会では、人は見た目で判断されてしまうことが多いのです。そして忘れてはいけないのが、その人の印象が会社や店舗の印象につながるということです。
★ お客様と接するときには失礼のないよう、身だしなみを整えるのがマナーです。
清潔感のある店舗で集客
接客マナーと、店舗の清潔感に関係はあるのかと疑問に思うかもしれませんが、きれいな店舗の方がより入りたい気持ちにさせます。
【 店内環境のタブー 】
★ 入った店舗にずっとゴミが落ちていたらどうですか。
・ 何も言わなくても、不快に思う人は多くいます。一日に訪れるお客様の数だけ評価もありますから、やはり常にきれいな状態を保っておく必要があります。
お客様の期待以上の対応をしよう
お客様が店員に求めている接客マナーとは何なのでしょうか。
【 こんな例で考えてください 】
★ 本屋にやってきたお客様に「なにか小説が欲しい」と言われたとき、売れ筋やジャンル、作家等いろいろな切り口で提案ができればお客様の選択の幅も広がります。
・ それによりお客様がベストな一冊を選ぶことができれば、お客様満足度も向上しますし、リピートにつながる可能性もあります。
そしてリピーターが再度自分を頼ってくれれば嬉しいものです。お客様との信頼関係も築けるかもしれません。
★ つまりお客様は期待以上の対応をされることでより一層満足感を得るのです。
何か一つでも得意分野を作りエキスパートになれれば、自分自身も自信を持って対応することができるはずです。ご満足いただけたお客様から評価をいただければ口コミやSNSを通して拡散し、集客率アップにも十分繋がります。
いかがでしたでしょうか。早速実践できることもたくさんあるのではないでしょうか。前述の接客マナー以外にも経験を積めば身につくこともあるはずですので、日々の積み重ねが大切です。
慣れてきた頃に油断しがちですが、その頃にこそもう一度接客マナーについて思い返し、意識を下げないようにするのもポイントです。
お客様がいるから接客が成り立つのです。お客様との信頼関係が築けると接客も楽しくなり、やりがいも感じられます。接客マナーに対するモチベーションが全店員高ければ、その店舗自体の評価向上にもつながります。
そして、結果思わず入りたくなるお店となるのです。
思わず入りたくなるお店とはどんなお店なのか。そう、それは店員の接客マナーの徹底により作り出されるのです。どんな業種にも共通する接客マナー。接客マナーを徹底し、集客率アップにつなげましょう!
まとめ
接客マナーから集客を得るには
・接客の基本 挨拶と笑顔が大切
・身だしなみを整えて失礼のない接客で、好印象を得る
・清潔感のある店舗には、お客様が集まる
・目指せエキスパート!で、お客様の期待以上の対応が実現